～治療院か病院か　得意不得意～

現代医療も万能ではありません。苦手な分野があります。一つは検査に異常が出てこないが患者さんが訴える症状。不定愁訴と言われるものです。主だったものでは肩コリや慢性腰痛。レントゲンやＭＲＩ、ＣＴを撮っても異常が見つからない（画像所見が出ない）が、本人は苦痛を訴える。近年やっと整形外科領域で肩コリにきちんと向き合う流れになってきましたし、慢性腰痛の大部分は画像所見が無く心理的影響が大きいと認めてきました。 また、現在医療では手の施しようがない疾患や原因が良く分からない疾患。末期癌、不妊症など。
鍼灸で癌が治るとは言いませんが、症状を緩和して生活の質を上げる効果があります。不妊症は最終的にどうようなメカニズムで受精卵が胎内で定着するか完全には解明されていないため、いつも不妊治療が成功するとは限らない状況です。鍼灸では患者さん本来の力を高めると考え治療を行います。
他にも薬を飲みたくない、話を聞いてくれない、待ち時間が長くて疲れてしまう、など病院・現代医療に対する不満がある患者さんに対して、治療院がベターな選択の場合があるでしょう。

患者さんにとって何がベストなのかは実際には分かりませんが、来て頂いて良かったと思えるよう勉強しています。

甲野　功

電話　　　：070-6529-3668

メール　　：kouno.teate@gmail.com

ＬＩＮＥ　：@qee9465q

ご連絡お待ちしております。

院長の考えについて書いたブログはこちら→詳しくはこちらへ