開院時間

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mail:kouno.teate@gmail.com

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~鍼を打つ時の思い~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 鍼を打つ様子
鍼を打つ様子 気持ちによって効果が変わる

 

鍼灸師として駆け出しのころ、鍼をしても効果が出る場合とそうでない場合があり悩んだ時期がありました


元々鍼を打たれるのが苦手な私は鍼を打つことも好きではありませんでした。

恥ずかしながら、当時は鍼の練習や勉強に熱心ではなく、必要に迫られ鍼を打っている状況。


先輩鍼灸師よりも効果が出せないのは技術の差だから理解できますが、自分自身の鍼で差が出てしまうのは何故かと腑に落ちませんでした

 

あるとき、常連の患者さんがぎっくり腰になりました。その患者さんは少し癖がある方で、担当するスタッフを基本的に固定していて、私が先輩スタッフから直々に引き継いだ患者さんでした。

3日後に温泉旅行があるからそれまでに治したいと言っています。当然温泉も入りたいと。


ぎっくり腰をした直後は、温めると痛みが増すので温泉は勧められません。3日で治せるだろうか、と悩みました。


そこで早く治すために鍼を勧めました。

 

患者さんは鍼が嫌いで前任の先輩スタッフにもまず鍼をさせなかった。新入りの私に鍼を打たせるのはもちろん抵抗があり、露骨に嫌な顔をしました。

こちらとしても鍼の料金を払わせて無理に鍼をして効かなかったら問題になりますし、冷やして電気をかけるだけにすれば穏便に済むことでしょう。

しかし旅行先が箱根と聞いて、箱根が大好きな私としては是非旅行を楽しんでもらいたいという思いが強くなり、治しますから鍼をしましょう!と言いました。

結果は鍼を打った私が驚くほど効果が出て、旅行に行き温泉にも浸かることができました。
鍼の効果があったのかは正直わかりません。たまたま自己治癒力が治したのかもしれません。


ただ“本気で治す”という気持ちを込めた鍼は、そこまで思わないそれよりも効果が出ることがその後の経験上分かってきました

他の治療方法もそうですが、特に鍼を打つときには、「思い」というものを大事にしています。

甲野 功

 

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