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~鍼の話 円皮鍼~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 円皮鍼
円皮鍼

 

「円皮鍼」というものをご存知でしょうか?鍼の一種なのですが、皮膚に貼ることで長時間鍼刺激を与えられるものなのです。

写真は一般的な円皮鍼である、セイリン社製のパイオネックス(品名)です。クリップと比較するとかなり小さいものだと分かると思います。


先に小さな棘のような鍼が付いており、シールと台が一体化してツボに張るタイプの鍼です。鍼といっても直径0.20mm長さ1mm程度(0.3~1.2mmくらい)の本当に短く小さいものです。写真でもほとんど分からないくらいです。
刺さっていても感覚はほとんどなく、そのまま日常生活を送ることができます。また皮膚に刺さないタイプの円皮鍼もあります。

あじさい鍼灸マッサージ治療院 セイリン社製円皮鍼(パイオネックス)
セイリン社製円皮鍼(パイオネックス)


円皮鍼の利点は長時間刺激を持続できることなので、慢性的な症状に有効であることです。肩コリがひどくいつも円皮鍼を肩に貼っている患者さんに出会うことも少なくありません。また我々の仕事では手を酷使することがあるので、手や腕に貼っていることがあります。

そして基本的に貼ったままで運動が可能であるため、運動選手が愛用していることがあります。有名な例としてはソチオリンピックフィギアスケート金メダリストの羽生選手が円皮鍼を貼って競技していました。

※ただしコンタクトスポーツや水泳など剥がれる可能性がある種目では使用を控えた方がよい場合があります。)

 

私が専門にしている競技ダンスにでも、この円皮鍼をして競技会に出る選手がいますし、過去に私が診た選手では大会に貼って出場させたケースもあります。ラテン種目ですと肌を露出するのとドーランといって身体の色を濃くみせる化粧をするので難しいことが多いのですが、スタンダード種目では有利に使えます。特に首(ネック)を傷めやすいパートナーさんが首や肩に貼っている姿を大会会場で目にすることがあります。私は鍼灸師ですから目ざとく見つけますが、ほとんどの人はその存在は気付くことが無いことでしょう。

競技ダンスには適した種類の鍼でなのです、円皮鍼は

また少し変わった例では車酔い、船酔いに対して手首にある「内関」というツボ(経穴)に円皮鍼を貼っておくと予防になると言われています。写真は自分の内関に円皮鍼を貼ったものです。

他にも喘息対策として「天突」という鎖骨の間に入れることもあります。

鍼が体内に残ることがないよう設計されていますが、剥がれかけたときに皮膚を引っ掻いて傷つける可能性があること。不衛生な状態になるとシールが付いた部分がかぶれて痒みがでる可能性があること。これらが円皮鍼のリスクとなります。
よってセイリン社は貼っている期間は24時間以内とし、入浴前に剥がすように注意をしています。

円皮鍼は鍼治療の一つの方法として、とても効果があるものだと考えています。刺激が強く速効性のある毫鍼(一般的な長い鍼)に対して刺激が弱いが持続効果がある円皮鍼といったところでしょうか

甲野 功

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