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~マッサージの話 弱いマッサージは難しい~

※この記事では手技療法全般という意味でマッサージという言葉を使います

弱い刺激で行うマッサージはとても難しく、マッサージの真髄なのではないでしょうか

私がマッサージを習った当初、とにかく強く押せるようになることが優先されました。体重移動、押す方向、押す場所など技術が必要ですが、何より強い位圧に耐えられる指を作らなければなりません。マッサージを受ける相手に「効かないな」と思われないように。


もともと腕力が無い私は、当時握力が左右それぞれ17kgしかありませんでした。それが鍛えたこともありますが、利き手50kgまで増えました。
とにかく強く押せなければ話にならないと必死に鍛えたものです。代償は当然ありまして、毎朝親指が痛くて氷水で冷やしていたものです。それから耐えられる指ができてきて、押し方や押す場所が分かってくると、痛くなることは無くなりました。

ある程度経験を積むと、あるとき言われた言葉が現実味を帯びてきます。


弱いマッサージが難しい。そして大切。


強く押すのはある意味簡単単純。指がダメなら肘を使えばいいし、棒や消しゴムを仕込んで背中腰を押すという裏技も教わりました。しかし、弱い刺激で効果を出し満足させる方がはるかに難しく大切なことだというのです。

ここ数年でベビーマッサージ、美容、リンパ浮腫療法らの講習を受けたときに、力を入れすぎてしまうことに気付いたのです。もう無意識に圧を掛けてしまっていました。
本人は全く強くしている気は無いのに、力が入りすぎと注意される。技術の未熟さを知りました。臨床に出て10年も経っているのに。

弱い力(正確には繊細な圧)でマッサージを心掛けるようになったのは本当にここ最近です。つい先日も妊婦さんの下腿浮腫に対して行った際に、方法を変えたら今までの手の使い方をするより効果が高い結果になりました。

弱い刺激でも効果があるマッサージをしっかりできるようになりたいものです。

甲野 功

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