治療時間

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住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202

~ゼネラリストとスペシャリスト~

経営コンサルタントや転職サイトなどで見かける言葉でスペシャリストとゼネラリストというものがあります。
医療分野では、スペシャリストとは専門医を指し、ゼネラリストとは総合診療医を指します。プライマリ・ケアの分野で話題になることも。

今の時代「医師です」と自己紹介されれば、次に「何科のお医者ですか?」と聞くことが普通でしょう。かつての町医者と言われる全体をみる医師よりも専門医の方が一般的に認知されています。

広く深く細分化された現代医療にとって幅広く全体を診ることは困難であり、それでいて重要です。最初にどの科に行けばいいのか分かりづらいという難点があると言われています。
例えば腰痛ひとつとっても原因は運動器なのか神経なのか。場合によれば悪性腫瘍、内臓疾患が原因の場合もあります。さらに慢性腰痛の多くは心因性と言われる時代です。

こういった症状に対してまず総合診療医、ゼネラリストが診て適切と思われる科を紹介することが求められてきました。専門医ばかりで総合診療医がいないと近年言われており、「“医療チーム”はあっても“チーム医療”はない」、これは海外の医師が日本の医師を揶揄する言葉だそうです。

私は医師ではないけれど治療家としてゼネラリストでありたいと思っています。

例えば“鍼灸専門”、“腰痛治療専門”、と謳う治療院とするとターゲットが絞れて集客しやすいと一般に言われます。
もちろんそういった治療院は、鍼灸しかやりません、腰痛しか対処できません、というわけではないと思いますが、入口は限定されていると思います。

適応かどうかの判断、治療手段の選択を適切に判断することは大切です。最低限、医療機関に送るか否かは判断できなければいけませんし(整骨院をしているわけでないのに柔道整復師を持っている一番の意義がここにあると思います)。


方法においても、手技療法だけでも多くの技法があり、鍼灸に至っては千差万別、多種多様。適応疾患も技術も膨大にあります。その全てを習得するのは不可能であろうが、可能な限り知っておいて引き出しに持っておく準備が必要ですし、それがいざというとき患者さんの役に立つのではないでしょうか。

限界がないと思って挑戦、努力をしないと本当の自分の限界は分からないと考えています。頭と体が動くうちにできる限り多くを学び、実際には到達することなどできないかもしれませんが、治療のゼネラリストを目指しています

甲野 功