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~31回卒論発表会~

本日、母校の東京医療専門学校に出向いて卒業論文発表会を聴いてきました。


正式には、『第31回鍼灸マッサージ教員養成科卒業論文発表会』といいます。

 

私は30期卒業生で、今回の発表は32期の生徒によるもの。前回、縁が合って足を運びましたが、想像以上に勉強になり、楽しく、刺激になったため、今年も時間を作り参加したしだいです。

 

発表する卒業生とはほとんど面識がありませんが、優秀な人が多いと耳にしています。

 

他の論文発表会と異なるのは、事前に抄録が手に入るので予習をじっくりできること、自分自身が通ってきた道なのでどれくらいの実験規模であるか予測がつくこと、去年からの流れがあるということです。

 

抄録が手に入ることで、あらかじめ用語を調べておくことができますから、いきなり発表を聴いてもとまどうことがありません。

 

教員養成科とはいえ学生が行う実験なので、使える資材や環境は大学研究レベルとはいきません。その制約の中でどのような工夫をしたのかを知ることができます。

 

私の代もそうでしたが、前年の先輩方の発表を聴いて更なる研究を進めてみよう、自分ならばこうしよう、と研究テーマが出てくるので連続で聴くことでより意義のあるものになります。

 

今年も特殊環境での症例報告や実地調査、実験、自らを被験者としたものなど多岐に渡った15題でした。なかなかお目にかかれない症例や実験は聴くだけで価値がありました。

 

その中でいくつか気になったポイントを挙げます。


●新しい治療方法
火龍筒連続吸角法という聞いたことのない治療方法が紹介されていました。2015年に完成したというから知らないわけです。ネパール棒灸もそうでしたが、既存の方法に手技を入れた複合刺激によるものでした。今まであったものを組み合わせる、これもイノベーションと言えるでしょう。


●最近のキーワード
LGBTに対する医療面接の研究発表があり、去年に続いて性的マイノリティーの研究発表。今後の治療業界も避けては通れないと感じました。


●視力に対するアプローチ
鍼をすることで視力が良くなるという研究はこれまでたくさんありました。この発表ではコントラストや奥行知覚、斜視といったより深い見方をしていました。ある意味ありきたりのテーマを掘り下げて研究するということに気付かされました。

 

発表を聴いて、場合によっては質問をして、大いに勉強となり刺激となりました。そして、普段会わない先生方と話をする機会を得て有意義な時間を過ごしました。

 

閉会の辞で校長が話をするのですが、東京医療専門学校として春からの来年度1年をどうしていくのかを語ります。
鍼灸専門学校最古参がどのように動いていくのかは、ある意味鍼灸界の流れに関わるので気にして聞いています。

 

甲野 功