治療時間

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~白衣のマジック~

仕事柄、白衣を着ます。白衣といっても普段着ているのは青ですが。なお大学病院では上下白です。

 

白衣にもドクターウェア(長いコートのようなタイプ)、ケーシー(普段私が着用している短い半そでタイプ)、スクラブ(首元がVネックになっている半そでタイプ)などがあります。
どのタイプにしても白衣は職業性、専門性を出すのため着るだけで印象をかえる効果があります

 

 

高校生のときにドクターウェアの長白衣を初めて袖を通して、賢くなったような、大人になったような気分になりました。クラスメイトも変に浮足立っていたものです。
学ランやカバンなどの高校時代の物は全て処分したのですが、この長白衣は捨てられず残しておき、約20年後に再び教員養成科で袖を通すことになりました。

 

東京理科大に進むと化学科の生徒は当然のようにいつも長白衣を着ています。そもそもこの白衣は薬品から身を守るためのもの。応用物科の私には必要なかったため、大学で長白衣を着ることはありません。
化学科の常識で白衣は洗ってはいけません。付着した薬品に水や洗剤がどのような反応をするのか分からないからです。そのため、恐ろしく汚い白衣を着ている化学科生徒は、実験を重ねた証であり、どこか誇らしげでした(そのように見えた)。

 

 

ケーシータイプは最も頻繁に使う白衣であり、整体専門学校からどれくらい着潰したかわかりません。仕事のユニホームであり、ケーシー白衣を着ることで気持ちを切り替えます。
銀座のホステスさんは職場で着るドレスは心の鎧と表現するそうで、プライベートから気持ちを切り離しプロフェッショナルとして振る舞うため、またお客に舐められないための武装具なのだとか。
ケーシー白衣にも同じ効果を感じます。

 

また、患者さんの多くは白衣を脱いだ私服なると、外で会っても気づかなくなります。白衣はそれだけ強烈な印象になるようです。

 

そして、白衣は実年齢を上に見せる効果があります。鍼灸整骨院で勤務しているときの話ですが、その職場では年齢を公表することが禁止されていました。スタッフが若いと若輩者に治療ができるか、と偏見を受けることがあるからでした。


そのため私も年齢を患者さんに話していませんでした。


当時、結婚が決まり、患者さんに報告していたときのこと。私は31歳で妻は29歳でした。患者さんに「奥さんはいくつなの?」と聞かれて、「29です」と答えたところ、「先生、ずいぶん若い子掴まえたのね!」と驚かれました。2歳しか違わないのに。一体何歳だと思われていたのでしょう。


女子高校生には、「EXILEのHIROさんくらいだと思った」、とも言われました。まだ34歳の頃に。その頃のHIROさん40歳超えてましたよ。


大学生の患者さんに電車の中で会ったので挨拶をしたら、二度見をされた上で「若い、、、」と絶句される始末。

 

白衣によってもたらされる効果があり、業界内では白衣マジックとよんでいます。

 

甲野 功