開院時間

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~新宿区推し~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 近所に咲いた紫陽花
近所に咲いた紫陽花

 

生まれも育ちも東京新宿区。結婚して子供が生まれ、そして開業。ずっと新宿区にいて、腰を据えて子育ても商売もしていくことになります。年々、地元新宿区に愛着がわき、新宿区の魅力をアピールしなければと思っています

 

あるとき、北海道夕張市のことをテレビ番組で見て衝撃を受けました。夕張市は唯一財政破綻をした自治体だと知っていましたが、実情をよく分かっていませんでした。夕張市の現状に大いに危機感を持ちました。


人口減少、過疎化が進み、インフラが保つことができない。

広大な北海道にありながら、一軒家を去って集合住宅に移住せざるおえない。

水道、ガス、電気といったライフラインを維持できないために、高齢者世帯を一つの場所に集めて出費を抑える。
市長は元東京都職員の若者。誰も市長に立候補しないから。よそから来た若者が再建を託さざるおえない状況。


市長は、夕張市はこれから人口減少する地方自治体の未来の姿です、と話していました。
また、北海道出身の芸能人が夕張市にお金を落とそうと、大量消費をしようとしたものの、商店がどこも開いていなくて買い物しようにもできなかった、というエピソードも別の番組で知りました。

 

よく記事やニュースでは


少子化・人口減少は労働人口が足りなくなる、だから何とかしよう

 

という論調ですが、本当に怖いのは全ての活動が縮小することです。

人がたくさん居るから消費が生まれ、商店ができ、企業がサービスをするわけです。海外の新興国はみな人口が増加している国ばかり。機械によって労働生産性を高めても、消費する人間がいなければ地域は廃れる一方です。

 

新宿区で開業するにあたって、地元だから勝手が分かるとか、地域密着とか、いう以前に、”住民が多いから”開業したわけです。人が少ない場所ではチャンスは減るので、開業は避けたでしょう。商店街や繁華街、一等地と言われる場所は人の往来があるから商売に有利ということ。


新宿区は子供の数も増えていることを踏まえて開業しました

 

人は不便なところには集まりません。

 

保育園の認可が降りなかったことがニュースになるのは、保育園に子供を入れたい家庭にとって保育園に入れなければ引っ越しを考えないといけないからです。私も保育園に子供を通わせる子育て世代真っただ中なのでしみじみ思いますが、入ることができる保育園、評判の良い保育園がないならば、住民票を移してもおかなしくないと考えます。


現在は共働き世帯がどんどん増えて、お父さんが満員電車に揺られて出勤し、妻子は郊外の一軒家でのびのび暮らすというスタイルが減ってきています。東京では狭くても都心に住んで職場の近くに生活拠点を構えることが増えてきています(住職接近)。


子供の声がうるさいと保育園を遠ざけていけば、子育て世代も遠ざかり、どんどん若い人が減って消費が落ち込み、企業も撤退していくことでしょう。そうなれば税収は減るので自治体のサービスは下がり益々住民は減っていきます。

 

新宿区は中学生まで子供の医療が原則無料です。図書館の設備も良いですし、公園も整備されています。
それができるのも人口が多くて栄えているからに他なりません。新宿副都心に居を構える大企業が税金を納めてくれる。母校の東京理科大学はもちろん、早稲田大学、慶応大学(医学部)、学習院大学、東京医科大学などの学校があるから常に若い人が集まり消費が生まれる。神楽坂、新大久保などの観光地に、歌舞伎町や新宿二丁目、荒木町といった繁華街が、よそから人を呼び込んでお金を落としてくれる。栄えているからこそ子供のために回せるわけです。

 

これから東京オリンピックを控え益々、人が集まることでしょう。しかし、10年20年先を考えてみて、人口が維持できるのでしょうか。
今のうちから、微力ながら新宿区に住みたい、来たいと終えるような取り組みをしたいと思います。

 

それが開業治療院が生き残る道になると思うので。

 

甲野 功

 

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