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~スポーツマッサージ~

ついにリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開幕しましたね。早々に日本人金メダル獲得に、大いに今後も期待できそうです。

 

スポーツトレーナーを目指すために、これから、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、柔道整復師、理学療法士などの国家資格を取得しようとする人がいるのではないでしょうか。AT(アスレチックトレーナー)はあくまで民間資格ですので、国家資格取得し解剖学、生理学、運動学、病理学など幅広い知識をしっかり身につけることは大切でしょう。

 

スポーツトレーナー業には、テーピング、整復、RICE処置といった外傷対応や筋疲労を取るリラクゼーション処置、(主に鍼灸師の立場ですが)薬剤使用に制限がある選手の疾病処置などがあるでしょう。
場合によっては栄養管理、コーチング、メンタルケア、までこなす人もいるかもしれません。

 

一般的なスポーツトレーナーに必要な技術としてスポーツマッサージがあります。鍼や灸、アイスやオイル・パウダー、電気器具、高酸素カプセルなど器具、器材を使うにしても、徒手で筋肉を触り、関節を動かす行為は最低限必要なことだと思います。

 

学生時代にスポーツトレーナーをしている先生に、最初にスポーツマッサージについて習ったときに、スポーツマッサージで一番大切なことは何か習いました。それは意外なものでした。

後に後輩の柔道整復師に問題として出したときの回答は

・競技の専門知識

・筋骨格系の理解

・手技技術

などでしたが、全て当たっていません。確かにそれらは、どれも大事ですよね。先生の答えはこうでした。

 

スポーツマッサージで一番重要なことは
時間の管理
だそうです。


最初に聞いたときは私も、それ?と納得できなかったものです。

 

スポーツマッサージには行う時間帯によって大きく3つに分けられます。
競技前競技中競技後です。

 

競技前スポーツマッサージは競技が始まる前のウォームアップに関連するもので、十分なパフォーマンスを出せるようにします。興奮しすぎたり緊張したりしている場合には敢えて力が抜けるように意識しますし、反対に疲労が溜まって力が出せない、上手く体が動かない場合には疲労を取って動ける状態にしようとします。

 

競技中スポーツマッサージは、競技の合間にできる限りパフォーマンスを維持もしくは向上を目指して行います。

 

競技後スポーツマッサージはクールダウン、疲労を次に残さない、といった目的で行います。

 

この3つの中で一番重要なものが競技中スポーツマッサージです。
当然競技真っ最中ですから些細な判断ミスや失敗が結果に直結する可能性が高いわけですから。
その競技中は、必ず時間との戦いになるのです。予選と予選の間や競技のインターバルタイムで、どれだけけのことができるのか。競技前も時間の制約がありますが、競技中の緊張度・重要度には叶いません。触り方一つでトップアスリートほどパフォーマンスに差が出ると言われいます。


また、そのような状態で鍼や器具を使っている暇はありません(状況によってはあるでしょうが、特殊な例ではないでしょうか)。素早く的確に刺激を与えます。

例えば、ボクシングのラウンドインターバル1分間。例えば、準決勝敗退後の3位決定戦までの間。例えば、サッカーの前半後半の間。


時間の差はあれど、この間に何をするのかは状況次第です。
とにかく疲労を取るのか。筋肉の固さを取るのか。身体を触ることで気持ちを落ち着かせるのか。腕の見せ所でしょう。そして、どれだけ技術があっても制限時間内で終わらせなければいけません。十分な時間があれば効果が出せるというのでは、現場で役に立たないのです。

 

私の場合は競技ダンスでしか、大会帯同トレーナー活動をしたことがありません。競技ダンスでも最初の方の予選は時間がかなり空くので体が寝てしまわないように気を付けますし、大会半ばでは疲労を取ることと身体を鼓舞させることを区切って行います。準決勝から決勝まではあっという間なのでフロアーサイドでとにかく足の疲れを取ることに専念する。こんな流れで行います。

 

時間管理というポイントがスポーツマッサージにはあるのです
オリンピック中継を観るときは、コーチやお付きのトレーナーの動きにも注目してしまいます。

 

甲野 功

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