治療時間

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~読書~

子どもの頃、母親によく言われました。

 

「全然本を読まないわね。よく読まずにいられるわね。もっと本を読みなさい。」

 

私は小さい頃は本よりマンガの方が圧倒的に好きで、マンガばかり読んでいました。活字だけの本に比べて絵と文字のあるマンガの方が表現力は上なのだ!と思っていました。
そしてある世代より上になるとマンガを読むことができないことを知りました。吹き出しの文字と擬音と絵を同時に処理できないため、どのように読んだらいいのか分からないというのです。


なあんだ活字の方が偉いと言っているけれどマンガを読むことができないから本を読めというのだな、と内心思っていたものです。

 

そして、現在の私は月に10冊くらい本を買って読む生活になりました

個人的な見解では、マンガも表現の違いでしかなく、小説と同じと考えて読書に入れてしまいますし、雑誌・ムック本も同じ範疇に入れています。最近はマンガで分かるビジネス本も増えてマンガと実用書が合わさったものもあります。

小中学生の頃では考えられないくらい本を読むようになりました。何故そうなったかと言えば、必要に迫られたからです。
購入する本のほとんどが経営、自己啓発、経済、マーケティングなどの実用書。マンガにしても「キングダム」、「ワンピース」、「進撃の巨人」といった世間で大ヒットしている作品とわずかな個人的に好きなもの。どれも治療院経営にプラスになりそうなものばかり。
開業して、何もしないと誰も来ないわけで、暇な時間がたくさんあります。その間にどうしたらいいのか独学で勉強する必要があるため実用書を読むのです。


専門学校では経営や集客の方法は教えてくれませんから、自分で学び、試さないといけません(教員養成科では開業手法の授業がありましたが、それだけでは到底足りません)。企業経営者の考え方、経済の仕組み、インターネットの活用方法など本から学んでいます。機会ロスとかピケティとか経営戦略などの言葉は本を読んで得ました。

 

しかし、個人治療院という業態は一般企業向けの本では当てはまらないことも多いのでアレンジが必要です。気になって買ってはみたものの、ほとんど役に立たないと残念な気持ちになった本も少なくありません。


また様々な本を読んでみて誇大表現が多いこともよく分かりました。「必ず成功する」「他の本には無い本当に役に立つノウハウ」「実用的でない書物がありふれているが本書はそれらと一線を画す」などなど。このような記述をたくさん見てきて絶対的に有効な方法は無いのだなと実感しました。


自分に合うこと、できること、自分の理念と合致することを取捨選択していきながら治療院経営を進めています。

 

そして本は資産だと知りました。
値段の割に自分次第でいくらでもコストパフォーマンスを上げられます。1500円が何倍もの効果になりうるのです。
さらに、この本は意味が無かったなと思ったらすぐに古本屋で売却してわずかなリターンを得るようにします。そのため可能な限りブックカバーを付けてもらい、綺麗に扱い、必要ないと判断したら即売却という癖がつきました。基本的に実用書は2回読んでから残すか売るか判断します。残すと決めた本の方がぞんざいに扱っています。

 

インターネットが普及した現在、活字不況と言われています。ネット見れば大概のことが知ることができる時代です。それでも現物として本を手に取り読むことが大切だからまだまだ本屋が残っているのでしょう。


今なら母親の気持ちが分かります。読んでいない本が無くなると焦ってきて、また買わなければという気持ちになります。

 

甲野 功