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~経営戦略~

マンガ経営戦略全史 三谷宏治 PHP研究所
マンガ経営戦略全史 三谷宏治 PHP研究所

 

私がいま、購入して読む書籍の多くはマーケティングや経営戦略に関するものです。

 

独立開業することにより、規模は小さいながらも経営者となったわけで、これからどのように治療院を動かしていくのか、未来を決めていかなければならない状況に置かれました。


雇われているときは、お膳立てをしてもらう立場にあり、治療業務に専念していれば良かったわけです。もっと言えば環境に文句を言いながら働いても毎日が進んでいきました
給料が安い、

拘束時間が長い、

職場が遠い、

同僚が気に食わない、

色々細かい仕事が余計、

などなど。

患者さんが帰ったあとにスタッフ同士で愚痴をこぼしていたものでした。そういうことができていたのも、オーナーや親会社が職場を作り、雇用を生んでくれたおかげであり、誰かが作ってくれた枠の中で働いていたに過ぎません


独立するということは環境から何から一から作るということです。治療院、組織を作り上げる人間の大変さが分かっていなかったのです。

 

従業員時代は毎月、給料が振り込まれることが当たり前でした。今は毎月コンスタントに患者さんが来てくれることは当たり前ではありません。至極当然の現実を、雇われているときと今では認識が違っていました。


現場を任されていたときに、患者さんが激減して暇な時間がたくさんありました。何とかしければいけないと施策を打っていましたが、最低限の給料が保証された上でのことでした。
独立した身には、患者さんが来ないというのはすなわち無収入ということ。頭で考えていたのと実際のこととてでは雲泥の差。仕事をやらされている環境から、自ら仕事を生み出す環境に変わる。


そのことを分かっていなかった私は開業して数カ月して悩み苦しむようになります。従業員とは次元の違う大変さに、「オーナー院長が給料をたくさん持っていくのは当然だ」と思いました。

 

臨床の現場に立って13年、専門学校は4つ通い、国家資格を4つ取得しました。反面、現場の経験に比べて経営者の経験は初めてのことで、ど素人もいいところ。何をしたらいいのか外部から学ぶ必要がありました。


そのために経営の本をたくさん読みましたし、これからも読んでいきます。

 

高校から理系に進み、東京理科大学を出た私にとって、根本に技術者・研究者・職人の気質があります。営業・経営・マーケティングといったものは、とても遠い存在でした。
沢山の本を読むと4CだとかPDCAサイクルだとかSWOT分類だとかロジカルシンキングだとか、色々横文字が出てきます。馴染みのない用語ばかりで戸惑いました。

どの本にも「この方法で上手くいく!」と断言していますが、方法が似ているようで違います。

 

一体何をしたら一人治療院の業態に適しているのか分からなくなってきました。

 

そんな中、今年出会った本が「マンガ 経営戦略全史」。
この本を読むことで今まであやふやだったことが綺麗につながりました。

 

そもそも経営戦略とは欧米で始まったものであるため、横文字が多いのが当然。日本語では的確な訳が見つからない例が多い。約100年の間に、市場環境の変化によって幾多の経営戦略が生まれてきたということ。今まで読んできた実用書は多数ある経営戦略の手法のどれかを筆者が採用して本にまとめているということ。
ある経営戦略手法が生まれた背景とその後の結果が、時系列で紹介されています。その時代の企業は何を考え、何をしてきたのかが、大まかに分かってきました。

 

私は個人事業主であり企業ではないので当てはまらないことも多いのですが、主体となって経済活動をすることには変わりがないため、参考になることがあります。


間違いなく言えることは、時代の変化は加速度的に速くなり、過去の成功例が通用しなくなっていくこと。こうすれば儲かるという絶対的ノウハウは存在しないし、存在したとしてもあっという間に通用しなくなる。だから日々試行錯誤(トライ&エラー)をしていくしかないようです。

 

最低限の、常識レベルの、知識と用語と概念を知ったうえで5年後10年後20年後を見据えてやっていきます。全てのことを自ら決定できることが、私の業態での利点であり、欠点。
経営戦略という壁を乗り越えられたら大きな成長があるのだと感じています

 

甲野 功

 

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