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~正直経営~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 つばめグリル
つばめグリルのハンブルグステーキ

 

少し前のこと。気になっていた「つばめグリル」のハンブルグステーキを食べてきました。

 

ある情報番組で「つばめグリル」が正直経営をキーワードに紹介されていて、とても共感できました。そこで看板メニュー、ハンブルグステーキを味わってみようと思い、出張治療の帰りに新宿の店舗に入りました。
アルミホイルをナイフとフォークで破るスタイル。美味しかったです。平日の13時過ぎでしたが店内は結構な賑わいで、会社員にお年寄りと幅広い年齢層のお客がいました。

 

「つばめグリル」は銀座が発祥の老舗レストラン。ハンバーグのことを敢えてハンブルグと呼んでいます。番組では正直経営というワードでまとめていました。正直者は馬鹿をみる、という言葉がありますが正直に仕事をしてきて成長してきた企業でした。

 

まず料理人として正直であること。
当初は材料を作り置きしてハンブルグ(ハンバーグ)を出していたそうです。そうすることで忙しいランチ時に回転数を上げることができるので売り上げが伸ばせます。

実際のところ肉の挽きたて作りたての方が美味しいので、美味しい料理を提供したいという気持ちに正直になろうと作り方を変えたそうです。今は店内で肉を挽いているそうです。また、品質をこだわるためセントラルキッチンを都心部に置き、そこから鮮度を保てる距離にしか店舗を展開しないとのこと。

もちろん値段は高くなりますが、美味しいものを出したいという気持ちに正直になった結果だといいます。

 

経営者としも正直に
経営者としては従業員にたくさんの給料をあげたいという気持ちに正直になるように、店舗を増やして利益が大きくなるようにしてきました。個人商店ではやはり限界があるというわけです。ただしチェーン展開して、毎年何店舗を出店するようなやり方をしません。従業員に十分な給料を渡すことが目的であり、多店舗展開でより儲けようという考えではないそうです。

 

このような経営に至ったのは、下手なことをすると銀座の仲間に合わせる顔が無いからだといいます。

銀座で商売を営む若旦那集の集まりがあり、横の結束が強いのだとか。銀座という日本屈指の場所で商売するということは、ブランドを守る意味でも襟を正さないといけないし、周りの経営者の厳しい目があるようなのです。

 

この正直経営という理念が、私はとても気に入りました。

 

 

正直であるということ、嘘をつかないこと、本当のことを言わない。

どれも微妙にニュアンスが違いますが、とにかく嘘をつくというのはいけません。正直経営とまでいかないまでも、嘘をつくことはしてはいけないと、治療院経営者として心に決めています。

 

現代は嘘がすぐにばれてしまう時代です
ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、ブログ。様々なSNSで個人が情報や意見を発信できる時代。ばれないだろうとタカをくくっていてもすぐにばれてしまいます。それならば誇張せず、本当のことを出していこうと思います。少なくとも嘘をつくことはしない。そう決めています。

 

ホームページを全て自分で作るのも、着飾った自分の言葉でなければ嘘になるからです。マーケティングに長けた業者が作ればもっと集客できるかもしれませんが、それは借り物、飾り物に過ぎません。よかれと思ってしても、業界内では非常識だったり、法律に抵触したりすることがあります。何より私自身のポリシーに反することだと、それは正直とは言えません

 

今まで何件か雑誌の記事掲載の依頼がありました。
誰でも知っている有名情報誌や女性誌です。大体が「今度ゴッドハンド治療院の特集をしますので掲載しませんか?掲載料は○万円です。」といったもの。


まず誰がゴッドハンドなのでしょう。私はゴッドハンドなるものは存在しないと考えていますし、それほど実績がある方は自らそのようなことを言いません。常に技術の研鑽に余念がなく果てしない頂を目指して日々努力していますから。

もしも私に30人くらい信者の患者がいてその方たちが神様の様だと信奉してくれるならまだ知らず、そのような状況にない私がゴッドハンドなど厚顔無恥もいいところです。
そして記者が実際に治療を受けて感銘を受けて記事にするならまだ分かりますが、ホームページを少し見ただけで、どうですかというのはいかがなものでしょう。


同業者からはやればいいのにという意見もありますが、雑誌の作ったストーリーにこちらからお金を出して乗っかっても、それは私にとって嘘になります。一時的にたくさんの集客ができたとしても、それは雑誌のストーリーに乗っかった人が来るわけで、実際のギャップがあったときに失望してマイナスの印象になりかねません。

何より自分に正直でいないと後が苦しくなるでしょう

 

誰かの下で働いているとき、多かれ少なかれ自分に嘘をついていました。患者さんにも職場の方針や決まりによって嘘をつくことがありました。社会人ならば当たり前だと言われれば仕方ありませんが、そういった環境が息苦しくなっていました。
目先の利益に囚われて心身のバランスを崩すよりも、正直に仕事をして何十年も安定して続けられる環境に自分を置くほうが長い目で見て良いことではないでしょうか。

 

患者さんに対しても、自分自身にも正直であることが長く続ける秘訣だと考えています。

 

甲野 功

 

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