治療時間

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~あのときいてくれたら良かった人になる~

昨日は東部日本学生競技ダンス選手権大会を見て来ました。今年の東部ブロック上位学校となるⅠ部校と夏の全日本学生選抜の出場校、出場選手を決める大きな大会です。

 

昨年、久しぶりにⅠ部校に返り咲いた母校、ALL東京理科大学舞踏研究部が今年もⅠ部校に残れるか重要な1日でした。

 

OBとしての応援とは別に、自分の本業に関することがありました。

金曜日の深夜、理科大の後輩から足が痛いので土曜日(つまり大会前日)に診てもらえないかという連絡が入っていました。希望来院時間とこちらの都合がちょうど合ったので受け付けました。


後輩は、右足の親指の付け根が腫れており、全力で踊るのに支障があるとのこと。研究室が忙しいので医療機関に行く暇がなかった。部活の先輩に、直前でもうちに来てできる限りのことをしてもらうべき、とアドバイスをされたそうです。

 

疲労骨折ではなさそうだったので、全身の調整と腫れがひくようにオイルで流しました。

 

そして日曜日の大会当日。
後輩は、最上級生として団体成績を出すために上位を狙うのはもちろん、これまで大きな入賞がなかったため個人成績も残したいと気合を入れて挑みました。私も途中、会場で足のマッサージや足骨のアライメントを整えることを行いました。他にも本人が準備をしていたこともあり、ほぼ全力で踊れてたようです。
結果、後輩にとって初めて大大会入賞を果たすことができました。私の戦前予想は、入賞はかなり厳しいかな(最終予選に残れるかどうか)と思っていたので、とても驚き、そして嬉しい出来事でした。

 

予期せぬアクシデントに見舞われたとき、頼ってもらえるのはとても嬉しいものです。
特に競技ダンスはケガが少ないスポーツで、柔道やサッカーのようなメジャースポーツに比べれば大ケガをすることは稀です。そのため身体を鍛えることはしても、身体をメンテナンスをする習慣があまり根付いていないように思います。


私自身、学生の現役時代には、そのことを気にもとめていませんでした。どこかが痛くてもそのうち治るでしょう、と甘く考えていましたし、実際に治りました。この仕事に就いて学習することで考えが甘かったことを知りました。

 

また、個人的に悔しい思い出があります。私が大学4年生の冬。現役最後の一番重要な大会である全日本学生競技ダンス選手権(通称、冬全)の直前に、練習前のストレッチで大腿後面を肉離れしたことです。それまで大きな故障をした経験が無かった私は足を引きずりながら帰宅し、どうしたらいいのか途方にくれました。結局、自然治癒に任せて体が不完全のまま引退大会に臨みました。

 

あのとき、身近に相談できる人がいたら。


当時は考えもしませんでしたが、終わってしばらくしたときに頭をよぎります。

 

私の仕事や行動の原理に、あのときいてくれたら良かった人になる、というものがあります。
弱小時代を過ごした大学ダンス部。もっと成績を出す指導をしてくれる先輩が欲しかった。ケガをしたときに助けてくれる人が周りに欲しかった。
終わってから思い返してみて、あのときの困難を解決してくれる、助けてくれる人、そんな存在に自分がなりたいと考えています。

 

治療院のコースが多いのも、一人で色々しくれる治療家がいるといいなと思っているからです。娘が産まれて、小さな子供を連れていると入れる店が限られる、だからうちは赤ちゃん連れも可にする
あのときいてくれたら良かった人、あったらよかった場所、そういった存在になったり、作ったりすることが仕事の原動力であり、行動の理由。

 

完成せぬ、自らの理想像に向かって行動あるのみです。

 

甲野 功

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