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~迷惑電話~

ここ最近、ずっとITコンサルタントさんに習ったホームページメンテナンスを進めています。これからSEO対策の勉強もする予定です。あじさい鍼灸マッサージ治療院のホームページをくまなくチェックして改善しています。

 

すると、驚くほど増えました。営業電話という名の迷惑電話が。

 

迷惑電話とはっきり断言できるのは、全く営業になっておらず、ただの迷惑でしかないからです。断っておきますがまともな営業電話もありますよ。しかし迷惑としか言いようがない電話も多数かかってくるのです。

 

まず営業電話の9割がホームページのSEO対策、ホームページ作成代行などネット集客です。
そもそもネット集客しようという企業がなぜ電話営業しているのか?一度も志望校に合格しない浪人生が書いた受験成功マニュアルのような矛盾。しかも迷惑電話となる営業電話はどれも「オーナー様でしょうか?」、「院長様でしょうか?」と要件も言わずに聞いてきます。


一般企業であれば電話口に要件を伝えずに社長に電話が通じることなどありません。ソフトバンクに電話して「孫正義さんをお願いします」と言えば繋がると思っているのでしょうか。あり得ないでしょう。
マニュアルでそうなっているのでしょうが、オーナーや院長、つまり「偉い人」にしか要件を話す価値は無いという態度にみえます。私が電話番ならば上長に繋ぐことはありません。社会人として問題行為です。

 

私は大学卒業して半導体商社に入社しました。当然、入社直後は社会人研修です。マナー研修、営業研修。電話対応も訓練します。現場に配属されれば電話をとるのは新人の役目でした。そういった経験があるから、あまりに質の低い電話は営業ではなく迷惑だと断言します。このような電話をしていたら、間違いなく上司・先輩に叩き直されます。先方からも怒鳴られたことでしょう。それが何故かネット集客の会社ではまかり通っているのが不思議でありません。

 

そもそも電話での飛び込み営業に効果があるのでしょうか。
ホリエモンこと堀江貴文氏は言います。「電話をかけてくるような人間とは仕事をしない」と。ここまで言うと極端ですが、今はメールにLineといくらでも別の通信手段があり、受け手は自分のペースで情報を見ることができます。
情報のやり取りを文章や画像ときに動画で確認した上で、電話で打ち合わせをするのならば分かりますが、この時代にいきなり電話をしてきて話を聞けというのは無謀です。

 

それでも一定の成果があるから電話をしてくるのでしょう。
それは私より上の世代が電話重視だからだと思います。テレビ番組で「電話をするのは失礼」という意識は若い人ほど強く、年配者になればなるほど「メールで済ませる方が失礼だ」と感じるようです。
この感覚は時と場合によるでしょう。既に信頼関係があったり、とても急を要する案件だったりするならば電話でしょうが、何も知らない飛び込み営業は失礼というか迷惑です。

有名なネット集客や口コミサイトに電話営業は一切ありません。ホームページで情報公開をして利用者の問い合わせを待つか、メールでお知らせが来るくらいです。電話でオーナーを出せなどあり得ません。実績があるところほど電話営業しないのはそちらの方が効率が良いからでしょう。

 

更に電話で話を聞くと、とにかく会いたいと言ってきます。
こちらとしては営業のために業務を中断して話を聞くのは非常にリスクが高いのです。全く響かない案件であればそれだけ無駄ですから。
しかも開業当初にいくつか営業を迎え入れましたが良かった試しはありません。100%時間の無駄でした。開業してから経験した一番の失敗は電話営業を院内に入れたこと、そう断言できるくらいです。
きちんとした会社はメール、郵送で済みますし、こちらからお願いした企業はもちろん営業さんに来てもらっています。向こうから会わせてくれといってうちに来た営業は結果的に全て迷惑に終わりました。

 

以前読んだ世界で成功を収めた大富豪の話を集めた本にはこうありました。「営業が持ってくる話は“相手が得する”話ばかり。“こちらが得する”話は持ってこない。」と。よって成功するには自ら動いて、向こうから接触してくる営業は一切信用しないそう。
身を持って納得したエピソードでした。

 

そして営業電話ではなく迷惑電話とする大きな理由が、
電話をしてくる人間自身が迷惑がっている、
ことです。


声の感じから皆さん私よりずっと若いようです。若い人って電話しないでしょう?私の世代は自宅に固定電話があり、子どもの頃はコードレスフォンもありません。学校の友達に電話をするときは親が出るので自然と言葉遣いを覚えました。家の電話番もしていたので要件をきちんとメモしておかないと親に怒られたものです。
今の若い人は電話しませんよね。ほぼラインで済ませています。だから新入社員が新人研修で電話番をすると、電話が怖くて退職してしまうという話が出るのです。
電話営業してくる人はどれも電話対応が圧倒的に下手です。ときに電話が繋がっちゃった、どうしよう!とパニックになっている人もいます。電話口から嫌だなあという気持ちが伝わってくるのです。だから一つ覚えのマニュアルトークしかしないのでしょうが。

 

○○○○という迷惑電話業界のトップ企業があります。
今はかかってきた電話番号をネット検索すると、それが迷惑な営業だったときは、迷惑電話サイトにヒットします。○○○○はその中でも迷惑電話認定100%、数百の怒りコメントに溢れた企業です。何度断っても番号を替えて何度も電話してくることに定評があります。
この○○○○は何が凄いかというと、いわゆるワン切りをしてきます。コールを一回鳴らして切ってしまうのです。こちらとしては患者さんからの問い合わせ家と思ってコールバックすると絶対に出ません。向こうの都合でかけてきて、向こうの都合で電話を取らないという態度。更に極めつけは電話に出た瞬間、切ります。向こうからかけてきておいて、出たら切る。迷惑を通り越した嫌がらせの域です。実際にされました。このようなことをされたあらゆる業種の方が怒りのコメントを迷惑電話サイトに投稿しています。

 

電話営業が悪いのではありません。工夫次第で効果を上げることができます。それをしないで、普段することの無かった電話を、ただただマニュアル一辺倒でかけ続ける。本当にやめてもらいたい。

 

甲野 功