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~地域散策 漱石山房記念館~

私が生まれ育ち今も暮らす東京都新宿区牛込地区は多くの文化人にちなんだ土地です。

 

文学系だけでも尾崎紅葉、田山花袋、有島武郎、泉鏡花、柳田國男などと縁があります。挙げていくと多くの分野で文化人が過ごした場所。和算の関孝和やのちに新選組となるメンバーがいた試衛館も有名です。


ちなみに、あじさい鍼灸マッサージ治療院は田山花袋が住んでいた場所の跡地にあります。史跡指定されて保存の義務が生じる前に速やかに建て替えたと言われいますね。

 

そのような新宿区牛込に縁のある文化人の中でも、筆頭格が夏目漱石で間違いないでしょう。

夏目漱石は新宿区で生まれ育ち、新宿区で最期を迎えました。夏目漱石生誕150年、没後100年にあたる去年から今年にかけて数多くの漱石関連のイベントが行われてきましたが、漱石の本拠地は新宿区だという気持ちが地元には強くあります。

 

漱石と私の地元地域との関わりを少し紹介しましょう。

 

・家の近くには夏目坂という夏目漱石に関係する地名があります。

 

・夏目漱石は小学校時代に市谷学校に在籍していました。
これが現在、市谷小学校がある場所のそばにあったため、市谷小学校出身だと勘違いする人も多いのですが、市谷小学校と市谷学校は別であり、市谷学校はのちに現愛日小学校になりました。なので愛日小学校出身というのが正確です。

 

・著作「坊っちゃん」の主人公は東京物理学校卒という設定です。東京物理学校とは現在の東京理科大学のことで今でも神楽坂に健在です。
私は東京理科大卒ですが、理科大生は入学式で夏目漱石の坊っちゃんにも出てくる歴史ある学校であると聞かされましたし、今でも理科大はイメージキャラクターを坊っちゃんに乗っかったものにしています。

 

・作家活動のほとんど(晩年の9年間)を早稲田南町で過ごし、自宅を漱石山房と名付けていました。最期も早稲田で迎えました。

 

このように私の地元は夏目漱石に関わる場所です。ちなみに早稲田にある新宿区区立牛込第二中学校は、地元の意地なのでしょうか、漱石作品の読書感想文のレベルがとても高いそうです。コンクール採点者の話ですが。私にしてみれば、東京理科大卒ということも関連性を少し深めています。

 

そして今年の9月24日に漱石山房記念館がオープンしました。これは漱石山房があった地に建てた、漱石にとって初の本格的な記念施設になります。

漱石山房を復元した資料館やブックカフェ、図書館、公園を併設した施設になっています。新宿区の施設ですので一般入場料が300円と安いです。なお入場無料コーナーが充実しているので有料展示を見なくても楽しめる場所になっています。
場所は都営大江戸線牛込柳町駅から徒歩10分ほど。これも新しくできた草間彌生美術館を通り過ぎていきます。夏目漱石ファンなら足を運びたい施設になっています。

 

今後草間美術館と並ぶ地元の新しい名所になることでしょう。漱石関連の場所を巡る散歩もできますので、新宿区牛込に来てくださいね。

 

追記:
なお、私個人的には文学にほとんど興味がありません。夏目漱石にも興味が無いので資料を見てもさっぱりでした。漱石ファンのかた、すみません。それより、寺田寅彦が漱石の教え子だったことを知ったことが、漱石山房記念館に行った一番の収穫でした。寺田寅彦は戦前の物理学者。熊本の第五高等学校で英語教師夏目漱石に習いました。応用物理学科卒なのであの物理学者寺田寅彦の先生だったことが驚きでした。

 

甲野 功