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~SOSIA15周年~

SOSIA設立15周年イベントのスライド
SOSIA設立15周年イベントのスライド

 

先週東京で雪が降る中、高田馬場のあるミャンマーレストランにて、SOSIAの設立15周年記念イベントが行われました。それに家族一同で参加してきました。

SOSIAとは私の妻が作った主にミャンマーを支援するNGO団体のことです。

名称の由来は、Seeds Of Self-development In Asiaの頭文字から。Seeds は種(たね)Self-development は自立といういみです。「アジアにおける自立の種」が直訳でしょうか。
はじまりは小さな種でも広がる人の輪がやがてたくさんの花を咲かせる。
そのような想いを込めて、「教育協力」という名の種まきを続けているとホームページにはあります。2002年7月に、妻らによって設立されました

 

私がSOSIAを認識したのは妻と知り合ってからでした。それまでボランティアや国際協力などに全く関心が無かったので、小さなNGO団体の事など知る由もありません。妻が自らNGOを作ったと聞いて、ふーんそうなのか、くらいの印象でした。


ミャンマーという国についても、かつてのビルマという国名だった(小学生のころ「ビルマの竪琴」ごっこをしたくらいしか知識がない)だとか、ラウェイがある国(これを知っている方が珍しい、ラウェイとは頭突きありの「最も危険な立ち技格闘技」と言われるミャンマー伝統格闘技)くらいの認識。
妻との交際、結婚に至り自然とミャンマーのことが分かるようになってきました。そしてSOSIAの活動を間接的に手伝うようになりました。

 

これまでSOSIAと関わってきて一番大きかった出来事は、二人の結婚を記念してミャンマーの孤児院に井戸のポンプを贈ったことです


ミャンマーでは誕生日などのお祝いに他人に寄付をする文化があるということで、妻がミャンマーに寄付したいと発案しました。寄付金は参列者から頂いたご祝儀から出しました。披露宴最後のスピーチに、その旨を入れたり(通常、披露宴最後の新郎挨拶は皆さんへの感謝だけを述べる形が多いかと思います)、エンドロール映像にも加えたりしました。


このことが具体的にミャンマーと交流を持った瞬間だったと思います。

 

その後、今回とは別のSOSIAイベントにて、スカイプでミャンマーとリアルタイムで交信することがありました。画面に映る女の子が支援のおかげで看護師学校に進学するという話を聞いたときに、衝撃を受けました


私は鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師という資格を持つ医療従事者になります。同じ医療従事者を目指すひとが進路を選ぶことができた事実に驚きました。学費の目途が立つから進める道。私の場合も、かつて両親に助けてもらい高額な学費を工面してもらい資格を取りました。他人ごとではありません。
SOSIAの活動を心の底から、誰かのためになっているのだな、と思いました。その誰かがスカイプを通して遠いミャンマーに実際に居る。初めて身近に感じたのでした。

 

開業してからは寄付をするようになりました。
あじさい鍼灸マッサージ治療院では開業周年イベントとしてSOSIAにはチャリティカフェの収益金を寄付させていただいております。治療院を開放して妻が手作りケーキやコーヒーをふるまい、来場者は1円以上の寄付をするという取り組みです。
今年も開業月の5月に行う予定です。今年はミャンマー色を出した構成にしようと妻と話しています。

 

ここからは新宿区民としての意見になりますが、SOSIAの支援とは別に、新宿区におけるミャンマー人の存在は決して小さいものではないと考えています。

 

今回の15周年イベントでは参加者一人一人が自己紹介をしました。私の両親も自己紹介の一環として新宿区とミャンマーのことについて話しました。
新宿区町会連合にいた父は、新宿区は10人に1人以上の割合で外国人が住んでいて、ミャンマーの人々もたくさん暮らしているということ
母は外国籍の子どもを支援するボランティア活動を通して、子どもの夜が孤独で厳しい現状があることを語りました
他の外国人と同様、いまやミャンマー人は新宿区を担うメンバーです。ミャンマーのこと(もちろん他の国も)を知ることは新宿区民として大切なことですし、娘二人も大きくなれば自然と接することでしょう。ダイバーシティな区、新宿区民としてもミャンマーの事を知り考えるのは一家にとっても重要だと思いました。

 

身内のことながら、団体を創立し15周年を迎えることは本当に凄いことだと思います。私自身開業して治療院を作ったからこそ分かる気持ちです。ジャンルは違えど先輩団体として敬意を表し、陰ながら応援していきます。

 

甲野 功

 

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