治療時間

平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)

: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)

 

休診日:日曜祝日

電話:070-6529-3668

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~学連選手のサードプレイスを目指して~

スターバックスコーヒーには第三の場所(サードプレイス)というコンセプトがあります。

 

第三の場所(サードプレイス)とは、家庭・職場と違う人々が気軽に集うことができる場所を意味しており、スターバックスコーヒーは、単なるコーヒーを始めとした飲食を楽しむレストランではなく、家庭、職場に続く場所を提供しているといいます。

 

このサードプレイスという考え方が気に入っており、あじさい鍼灸マッサージ治療院が学連選手(学生競技ダンス連盟の競技選手)の「サードプレイス」になれるといいなと願っています。

 

先日、学連選手がカップルで(男女ともに)来院しました。このケースは開院して初めての事でした。
それまでは男性(リーダー)か女性(パートナー)のどちらか一方が来るパターンだけでした。私の希望としては身体の状態、状況を相手に分かってもらった方が、都合が良いと考えているので二人で来てもらった方が好ましいのです。

 

左右の肩の高さが違うからホールドを組んだときに違和感が出る
ここの筋力が足りないから代償する動きが必要になる
関節可動域が悪いのはこの部分が原因
など本人だけでなくダンスの相手にもその場で理解してもらうことで、一緒に踊る上で出てくる不満の原因を共有し改善する方向にいけると考えています。

 

反対に、相手のここがとても優れている、というポジティブな面を指摘してあげることもできます。結構、一緒に踊っていることに慣れてしまって相手の他人より優れている個所を見ていなかったり忘れてしまっていたりすることが往々にしてあるものです。第三者の立場から、治療院の立場から、教えてあげる事は新たな発見になるのではないでしょうか。

 

競技ダンス、社交ダンスは男女二人で行うことが前提です。片方に指摘をしても、外れていなくとも完全に当てはまるものではない、ことがあります。二人の関係性をその場で見ないと最適解を出せないことがあります。ですから、来院される選手にはできるだけ2人で来たほうがいいよ、と提案するようにしています。スケジュールを調整するのが大変だから仕方ないのですが、一緒に来ることは今までありませんでした。先日、やっと実現して嬉しく思いました。

 

 

大学、スタジオ、そして第三の場所。


学連選手はまず所属する母校の団体があります。学連の原則に「学校を背景とする団体競技である」とあります。背番号には大学名が入り学校名を背負って競技します(数字だけの通し背番号も使用しますが)。所属大学は一番のアイデンティティです。


そしてスタジオ。学連選手は簡単に習うスタジオを変えることができません。一度本決定したら基本的に変えずに学連生活を終えます。カップル結成・解消に伴う変更はありますが、とにかく所属スタジオを一つに決めておくのがルールです。

 

そこに加えて、身体をメンテナンスしたりダンスが上達するためのヒントを得たり相談にのってもらったりダンスの話ができる第三の場所、そのような存在にうちがなれればと思うのです。

治療院ですから身体の不都合を治すのが本分ですが、それだけではない場所でありたいわけです。


世の中には私より遥かに治療ができるひとがごまんといるでしょう。純粋な怪我や疾患・疾病を治すならば病院の方が上です。
ダンスそのものを教えるのもその道の専門家がいるわけです。しかし身体の知識や治療技術はもちろんプロダンサーの方より優れている自負があります。
治療とダンスの両方に関係して二つを繋げられることができるのが私の強み。


更に学連選手は人間関係のいざこざがあることが常なので、状況を把握しているけれど部外者という存在が必要な事があります。愚痴を聞いたり相談を受けたりできて、直接の利害関係が無い。


こういった都合がよい場所になれればと願い日々工夫しています。

 

大学、スタジオに続く第三の選択肢、第三の場所。サードプレイスという場所として確立したい。
ダンスに行き詰ったときに、トラブルに見舞われて困ったときに(身体的にも人間関係的にもメンタル的にも)、選手に頼られる場所。それが一つの理想形です。

 

甲野 功

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