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~お伊勢参り~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 伊勢神宮 式年遷宮
式年遷宮を繰り返す伊勢神宮

 

お伊勢参り。伊勢神宮に参拝すること。

古くから伊勢神宮へ遠くから参拝する風習がありました。

 

特に今年のゴールデンウィークは改元のため、例年以上の混雑になったそうです。連休のある日では、御朱印をもらう人の数が昨年の45倍もいたとか。


伊勢神宮内宮には三種の神器のひとつ、八咫鏡が奉納されています。新天皇即位に欠かせない重要なもの。歴史的な出来事に所縁があることも、今年のゴールデンウイークにお伊勢参りが増えた理由の一つでしょう。

 

私は改元とはあまり関係なく、本業のあじさい鍼灸マッサージ治療院が開院5周年になるためお伊勢参りをしました。どこか平日に行こうかと考えていましたが、連休で子供の世話をしてくれる時期を見据えて出かけました。

 

人生の節目にお伊勢参りをしています

 

お伊勢参りや伊勢神宮のことを知ったのは社会人になってからでした。
今では社会派漫画家となった小林よしのり氏が描いたルポマンガで伊勢神宮とお伊勢参りのことを知りました。当時は式年遷宮という言葉も知らず、20年に一回場所を移動して建て替えるなんてすごい無駄ではないかと驚きました。法隆寺のように神社仏閣は何百年も残っているイメージがあったので敢えて建て替えることがあるのか、と。


ルポマンガの中で「伊勢神宮は破壊と再生を繰り返し生き続けている」という表現が印象的でした。またおはらい町やおかげ横丁という食事がとても美味しいところがあると書いてあり興味をひきました。

 

その当時は今ほど神社に熱中することは無く、伊勢神宮という珍しいものがあるのだなあ、くらいの感覚でした。

 

それから麻疹になり入院、企業を辞める、専門学校に入り直すといった紆余曲折を経て鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師国家試験を終えて就職する時期。2007年の3月でした。
人生最後の学生生活が終わり鍼灸マッサージ師として就職する前にお伊勢参りをしてみよう、と思ったのでした。結局、学生生活は人生最後にはなりませんでしたが20代最後の頃でけじめをつけようとその時は決意したのでした。

 

最初のお伊勢参りは観光旅行の意味合いが強く、完全におのぼりさん気分でした。外宮から参拝を初めて内宮、おはらい町・おかげ横丁と一般的なコースを進みました。正殿の横に広い空き地があり、20年ごとに横に移動する式年遷宮の実際を目の当たりにして呑気に凄いなあという感想でした

 

それから7年経った2014年の5月14日。再びお伊勢参りをすることを決意します。
このときは鍼灸マッサージ教員養成科を卒業し、大学病院で週一勤務をしていました。さすがに今度こそ最後の学生生活を終えて、次の日あじさい鍼灸マッサージ治療院を正式オープンさせるという時期。既に長女も生まれていました。

 

一度目の観光旅行といえるお伊勢参りとは違い、強い願掛けの気持ちを持ち、スーツに革靴という正装で臨みました。この7年間で色々なことがあり、今後のことも不安で神仏にすがりたい想いが強くなっていました。


この頃にはかなり神社に詳しくなっており、正式な参拝方法や伊勢神宮についての知識も豊富になっています。遊びの気持ちはほぼ無く、事前に調べた知識をフル活用して「正しい(とされる)お伊勢参り」をしたものです。
内宮、外宮はもちろん有名な摂社、末社、別宮も可能な限り回りました。きちんと参拝後に土地のものを食べました。

 

最初のお伊勢参りと違ったのは間に式年遷宮が行われており、前回と正殿の場所が異なっていました。当たり前のことですが、手前に移動している!という衝撃をうけたものです。

まったく同じ建物が位置をずらしてあるという不思議な光景。壮大なマジックを見ているようでした。解体された旧社殿の木材は全国の伊勢神宮系の神社に渡って再利用されます。近所にある東京大神宮もその一つ。スケールの大きな話です。

 

そして今年の4月29日。平成があと2日で終わる「昭和の日」。三度目のお伊勢参りをしました。

初回の観光旅行気分とも、前回の不安が強かったものとも、異なる、これまで来られた感謝と変革を期待した気持ちで臨みました
たまたま改元と開院5周年の節目が重なった時期に行けた偶然。感慨深いものがあります。その日はちょうど次の日から雨という予報。夕方からは雨が降りました。事前の週間天気予報では雨だったのですがずれて曇り空でした。色々な偶然を噛みしめて参拝をしました。

Facebookの投稿をみると同業の開業鍼灸師さんが多数お伊勢参りをしていることにも驚きました。中には今回が初めてという先生もいました。開業すると同じような思考になるようです(笑)。

 

後日談ですが、お伊勢参りが終わり東京に戻ってきました。大型連休で仕事をしない日々が続きました。それから令和になって仕事を再開した5月7日から、チャリティカフェというイベント、5周年を迎えました。
4月とは仕事の雰囲気が違うのです
4月は業績が下がり何か気分も落ち込むことが多かったのです。5月も長期間休むので数字は期待できないと半分諦めていました。
ところが5月7日から仕事が順調で気持ちも晴れやかなのです。4月とは別人になったかのような。

・平成が終わり世間が変わった。
・ずっと仕事をしなかったので頭を整理する時間ができて自分を見つめ直せた。
・それまでの地道な努力が成果に現れ始めた。

このような予測ができるのですが、何かお伊勢参りをしたことで運気が良くなったように感じるのです気持ちのせいかもしれませんし、単なる偶然かもしれません。それでもこれまで幾度かあった神社参拝で事態が好転する経験からも大きな転機になったと考えています。

また5年後にお伊勢参りをして感謝を伝えにいきたいものです。

 

甲野 功

 

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