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~子ども達にいざという時の対応策を教えたこと~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 子どもの捻挫 包帯
子どもが足首を捻挫をして包帯を巻きました

 

2日前のことです。


階下から娘の声がして「足をグキっとしちゃった!」と。
下に降りてみると小学生の娘が従妹たちと遊んでいて足首を捻ったというのです。家の中に小さなトランポリンがあり、それを使って飛び跳ねて遊んでいたところ、着地に失敗して足首を内側に捻ったというのです。典型的な足関節内反捻挫のパターンです。

 

娘は足が痛くて歩けず、学年が上の従妹におんぶされて下まで来たのでした

すぐに対応できたので、軽く検査法をしてから保冷剤でアイシングし、綿包帯で足首を固定しました。この後腫れると包帯が締まって痛くなるかもしれないと話しておきました。
夜になって包帯を外したいというので包帯を外し、その後やっぱり不安だから包帯を巻いて言われて、最初の時より少し緩めにして再度包帯固定をしました。


翌日はキネシオテープに変えて固定をしました
受傷した足に体重をかけると痛いので歩き方が変でしたが、夕方には公園で遊ぶくらい回復しました。見た感じ、触った感じででひどい捻挫ではないと思っていたので予想通りでしたが、早めに良くなって安心しました。

 

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院 子どもの捻挫 テーピング
その後キネシオテープでテーピングへ

 

 

 

今回の件でもう一つ良かったな、と思ったことがありました。それは従妹が娘をおんぶして連れてきたことです


これには4月の出来事と繋がるのです。

 

今年の4月後半。東京都に緊急事態宣言が出されていました。それ以前に3月から小学校は休校になっていました。
うちの上の子どもとその従妹姉妹は家庭学習ということで自宅にいます。私も患者さんの予約がほぼキャンセルになり、ずっと家にいました。


子ども達は外に遊びに出ることもできず、家の前で遊ぶくらいしか体を動かせません。娘は近所に住む従妹と自宅前で毎日のように遊んでいました。一日や二日ならいいのですが、何週間もどこにも出かけることできず、限られた環境で遊ぶのは飽きてしまいます。

 

私が子ども達の面倒をみているときに、何か楽しいことを考えて、とお願いされます。子どもなんだから自分で遊びを考えろ、と思いつつもこうどこにも行けないのでは仕方ないと気を取り直し、色々と遊びを提案していました。


その際にふと頭に浮かんだ、救急救命に関することを教えておこうと思ったのです

 

私は医療系国家資格を持つので救急救命の授業や介護の授業を受けたことがあります。小学生になった子ども3人に、いざという時にどうしたらよいか、できることを伝えておこうと思いつきました。

 

手始めに相手をおんぶして運ぶ練習です。

 

子ども達だけで遊んでいて何かしらのケガをしてしまった。動けない。そのときにケガをした子を運べるようにおんぶの仕方を教えます。
ただおんぶをするのではなく、担いでから担がれる相手の足の下から手を出して更に相手の手首を握るというものです。これは“人をおんぶして運ぶ”やり方で災害時に人が人を運ばないといけないときに行うやり方です。


みんな女の子だからか、人をおんぶすることはほとんどしたことがありませんでした。またおんぶされる方も結構大変だということが分かったようです。体重が重たい方が軽い方をおんぶして何メートルか歩いて戻ってくるという訓練をしました。ただおんぶできただけではダメでおんぶして歩けるかどうかが重要です。

 

今の時点でおんぶして階段を上り下りすることはできませんでしたが、平地で舗装された場所ならばある程度は運べることがわかりました。いざというときは大人に連絡するのは当然なのですが、どうしても運ばないといけないときがあった場合に担いで運べるようにしておこうと伝えておきました。

 

そう、このときの教えが娘の捻挫に活かされたと思ったのです

 

足を傷めた娘をその場に置いて私を呼びにくればいいのですが、従妹におんぶされて近くまで連れて来られました。その判断が最善であったかは分かりませんが、おんぶして運ぶという選択肢が娘の従妹にあったのは確かです。また階段を無理に上るということはせず、声を出して私を呼んだことにも感心しました。

 

おんぶで運ぶやり方を教えたあと、うちの娘とその従妹はよくおんぶして運ぶ練習をしていました。今後、外の公園で子どもだけで遊んでいるときにケガをしてしまい、他に誰もいなかったときの対応策ができたかもしれません。

 

他にも色々と教えました。

 

意識を確認する

 

例えば突然親が倒れて動かなくなったとします。同級生がそうなってもいいです。
そうしたらまず何をするのか。


意識の確認ですね。顔を軽くたたく、肩を軽くたたくなど刺激を与えながら呼びかけます。意識があるか。呼びかけに応答するか。それが無かったときにほっぺをつねる、もにあげを強く引っ張るなどの強い刺激を与えます。応答しなくても痛み刺激には手を払うとか表情がこわばるなどの反応があるものです。
それが無かった場合は非常に危険なのですぐに大人に連絡して救急車を呼ぶ手配をすること。そのようなことを教えました。

 

寝ているだけだろう、冗談で死んだふりしている?などと「意識不明」を安直に考えるのは危険だということを教えました。親や祖父母が突然心臓発作を起こして倒れることだったあるわけです。そのとき子どもだけだったらどうするのか。伝えておきました。

 

回復位にする

 

救急車を呼ぶとなったときに仰向けに寝かしていると嘔吐物が気道をふさいで窒息することがあります。また意識が無い場合に舌が落ち込んでやはり窒息することがあります。
そのことを考慮して横向きにしておくことが好ましいです(頭部を強く打って脳出血や頸椎骨折などが考えられるときは頭部を動かしてはいけませんが。突然意識を失ったという設定で)。


大人の体を横にするのは子どもには大変ですが、足を抱えて横に倒し、腰を浮かせてそこから押すと小学生でも大人の男性を横向きにはできるものです。そのやり方を教えました。
子ども同士なら、更に上側の手の甲を顔の下に敷くようにするとよいと言いました。

 

人の引きずり方

 

色々と条件が重なって意識の無い人を引きずって動かす方法です。どうしても危険なので場所を移しておきたいというときです。


これは小学生にはとても難しいので今はできなくてもよいという感じで教えました。


上体を起こして後ろにまわり、相手の片方の手首と肘の二ヵ所を握って、足を使ってで後ろに引きずるというものです。大人同士で行うやり方で小学生にはちょっと現実的ではないのですが、知識だけでも知っておいてという感じです。

 

 

いざという時がいつ来るかは分かりません

昨年の今ごろ、世界がこのような感染症で混乱していると想像した人は皆無でしょう。昨年は超大型台風が日本を襲い、千葉の停電や各県の河の氾濫がありました。大地震もあるかもしれませんし、身近なところでは熱中症で倒れてしまうことも。特にマスクをしたまま屋外で活動するであろうこの夏はより危険です。

 

子どもだけで遊んでいて事故が起きるかもしれない。肝心の大人の方が倒れるかもしれない。そのようなことを想定して準備をしておこうと思いました。まさに私たち親も経験をしたことがない、緊急事態宣言で「ステイホーム」が叫ばれていた時期に。


備えあれば患いなし。我が子が無条件に守る存在から、手助けしてくれる存在になりつつあるなと感じています。

 

甲野 功

 

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