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~2020年の前半を振り返る~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 7月の紫陽花
過去7月に撮影した紫陽花。

 

7月に入りました。2020年の後半が始まったことになります。

 

今年は激動の年として、後世に語り継がれる1年になることでしょう
あじさい鍼灸マッサージ治療院について、個人的のことについて、世間の情勢や状況について、このときの心境を残しておこうと思います。おそらく数年後に、あの2020年はこのような感じだったのかと振り返ることがあると予想できるのです。

 

2020年。日本にとっては東京オリンピック・パラリンピックが開催される非常に重要な1年になるはずでした。前年に平成から令和へと年号が変わり、新時代の到来を感じさせました。


2019年は地震に台風と大災害が特に目立ち、東京オリンピックの時期も猛暑が懸念されていました。マラソンがまさかの北海道開催に決定し、開催直前に混乱することに。
そのようなマラソン開催地変更を吹き飛ばす、大会自体の開催延期決定。もちろん新型コロナウィルスの影響です。
現時点では延期と決定しましたが、来年開催できるかも分かっておりません。

 

3月の頃は、IOCも日本政府も絶対に開催するという姿勢でしたが覆りました。新型コロナウィルスの流行は全世界に広まり、7月時点で多くの国が苦しんでいる状況。日本も緊急事態宣言が発令され自粛生活を余儀なくされましたが、段階的に日常を取り戻す動きになってきました。
今日からの東京ディズニーランド・シー再開は大きな期待となっています。反面、東京都では新規感染者数が増加傾向にあります

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院について言えば、2020年の1月~3月末と4月~6月末では状況が大きく変わりました。


1月~3月末の四半期第一期の業績は好調でした。東京オリンピックに向けて日本全体が活気に満ちている感じがしていて、それが影響しているような気がしました。2月あたりから中国で新たな新型ウィルス感染が危険視されていましたが、これだけの大事になるとは予想できず、3月も世間は新型コロナウィルス感染者が増えていましたが、院自体はほぼ影響がありませんでした。

 

四半期第二期となる4月に入ると状況は一気に変化しました。3月時点で公立小中学校が休校になっていたとはいえ、大人や社会人の動きはそこまで影響がなかったと、今となれば振り返ることができます。
外出自粛が叫ばれ、キャンセルが相次ぎました。緊急事態宣言が発令されて外出自粛は実質義務になったといえます。大人も子供も外出することができず、自宅で過ごす日々。
鍼灸院、マッサージ院は医療機関とみなされて休業要請対象外となりました。それでも同業者は個別の判断で休業するところも多くありました。あじさい鍼灸マッサージ治療院は個人院で感染症対策ができると判断し、休業しない決断を下しました

 

休業しないから通常通りとは限りません。4月は前年比売上50%を切ります。その業績悪化により持続化給付金を申請できたという皮肉もありました。持続化給付金のおかげで経営的には当面の不安を解消できる状況になりましたが、緊急事態宣言が解除された5月、そしてアフターコロナと言われる6月も昨年に比べれば大きく業績を落としました。まだまだ例年の水準にはいきません。

 

アフターコロナウィズコロナという形容詞、あるいは“新しい日常”というワードが飛び交う7月からの2020年後半でどのように動くかが大切です。東京ディズニーランド再開など徐々にかつての生活に戻りつつありますが、東京都においては新型コロナウィルス新規感染者が増加傾向にあります。更に新型インフルエンザも発生したなどの情報も出ています。しばらくは手探り、試行錯誤が続くでしょう。

 

当院は規模が小さく、小回りが利くと言えますからダメージも少なく済みました。この状況で更にプラスに転じることを考えて実行していく7月だと思います。人間追い詰められないと行動に移さないもの。ポジティブにとらえていきましょう。

 

外国人観光客をメインにしていた業種はもっと大きなダメージを受けていることでしょう。日本は影響があるとはいえ、小康状態といえます。しかし海外ではいまだに感染者数も死亡者数も増加している国が多々あります。
しばらくは(それこそ、いつになるのかわからない)海外への渡航も国外からの入国も大きく制限されることでしょう。強制的な鎖国状態ともいえるわけで、日本国内に目を向けることになります。

 

そうなると、より身近な近距離の人々を大切にしないといけないでしょう。ある大手ホテルチェーンは海外の富裕層向けから、海外旅行に行けない日本人の豪華な国内旅行にターゲットを変えているという報道がありました。
これから県外移動が段々と活発化していくでしょうが、東京都の感染者数が増加するとなると、日本で一番人口が多い東京都への出入りが自粛する可能性もあるわけです。各地でその地域の、近隣の人に目を向けて行うようになると予想しています。
物販、通販、リモートができる業種や業態は別ですがその現場に行かないと体験できないサービスはそのようになるでしょう


例えば観光。例えばアクティビティ。例えばレストラン。その場所に行かないと体験できないコト消費と言われるものは人間が移動しないことにはどうにもなりません。レストランもデリバリーを始めていますが、その商圏は限られているでしょう。レトルトにして通販にするなら別ですが、それはもう業態が変わってきます。


ある神楽坂のレストランでオーナーシェフに聞いたのですが、外国人観光客は一切来なくなったと言っていました。そこは地元のお客様がついているようなのでお店が継続できていますが、100%インバウンド(海外観光客)に売上が依存しているところは致命的です。

 

私の仕事もまさにその場にいないと(来てくれるか、こちらが訪れるかしないと)できないジャンル。リモートでマッサージも鍼灸も行うことはできません。
患者さんにセルフでやらせるという考えは私にはなく、免許制度である以上、危険が伴うから国家資格者が存在すると考えていて、患者さんに施術を任せるというのは危険だと思っています(危険はほぼゼロと想定できたとしても)。とにかく対面で同じ空間にいないとできない仕事だと判断しています。

 

言い換えると、人がいて場所があれば成り立つ仕事だといえるでしょう。
あじさい鍼灸マッサージ治療院は住宅地にありますから住民は近くにいます。観光地でも一等商業地でもないので、住民がいるのです。テレワークが推奨されるため、普段よりも自宅にいる割合は高くなっています。徒歩圏内の方々を大切にする気持ちを持ち、意識をそちらに向けることでアフターコロナ、ウィズコロナという“新しい日常”に対応できるはずです。いや対応しないといけないわけです。

 

2020年。
業績好調で東京オリンピックに向けてワクワクしていた四半期第一期。
緊急事態宣言の発令、自粛要請により大きく業績が悪化した四半期第二期。
これから巻き返す7月からの四半期第三期と、冬にまた感染拡大あるいは別の問題が起きるかもしれない四半期第四期をどう過ごすか。手探りながらもやるべきことはハッキリしてきているので行動に落とし込んでいきます。

 

半年後の年末、2020年を振り返った時にどのようなことを書くのか私自身が楽しみです。

 

甲野 功

 

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