～地域散策　大野屋牛肉店～

東京都に緊急事態宣言が発令されました。商店が早く閉まることになります。よりお惣菜屋さんの需要が見込まれることでしょう。

今回は昔からある商店街のお肉屋さんを紹介しましょう。お店のホームページが見当たらなかったので食べログを載せておきます。

食べログ　大野屋牛肉店

神楽坂上と言われる、大久保通りを挟んで東西線神楽坂駅側のエリアにあります。神楽坂上は今でも地元の商店街という雰囲気で、観光地らしい神楽坂下に比べて地域密着の感じです。

あじさい鍼灸マッサージ治療院がある牛込柳町駅付近は商店街がほぼ無くなってしまっています。私が子どもの頃に存在したお肉屋、魚屋、八百屋、喫茶店、本屋、酒屋といった個人商店は消えてしまい、僅かに残っている状況です。柳町商店街、薬王寺商店街の二つが外苑東通りにあったのですが、道路拡張のため商店を立ち退かせてしまったのです。新しく建設されるのはマンションだらけ。

神楽坂商店街は地域で残る貴重なエリアです。

大野屋牛肉店は私が子どもの頃からあるお店です。以前は失礼ながら古くて汚い店構えだったのですが、リニューアルしてとても綺麗になりました。また隣にカツ丼を出すお店がありました。これまたお世辞も綺麗とは言えない古い座敷で食べたものでした。今は綺麗になって飲食店もなくなりました。

肉屋ですから食材としての肉を店頭販売していることはもちろんですが、何と言っても惣菜が人気です。たくさんの商品がショーケースに並び、時間帯によっては行列ができます。

個人的に気に入っているのがスコッチエッグ。中に茹で卵がまるまる一個入っています。私が大学生の頃からある一品です。たまにおかずとして買っています。

他にもコロッケ、メンチカツなどポピュラーなものがあります。

総菜が人気なのはもちろん、食べ歩きができるものがあることがポイントだと思います。

これまでに何度も触れていますがかつての花街だったと寂れて神楽坂が二宮和也氏主演ドラマの放送で若い人に注目されて復活しました。その人気は定着し東京でも有数の観光エリアになったといえます。観光客がたくさん訪れて食べ歩きができるコロッケやフランクフルトがうけたのだと思っています。

最近、子どもを大野屋牛肉店のそばにある白銀公園に連れて行って帰りに総菜を買おうとしてもほとんど売り切れていることが多いのです。それは緊急事態宣言やコロナ禍で観光客が減ったとしても地元住民に愛されている証拠なのでしょう。この戦後最大と言われる経済危機でも残ってほしいお店です。

甲野　功

電話　　　：070-6529-3668

メール　　：kouno.teate@gmail.com

ＬＩＮＥ　：@qee9465q

ご連絡お待ちしております。

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