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~初めての卒前教育の授業~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 東京医療専門学校5号館校舎
新しく建てた東京医療専門学校5号館校舎

 

 

先週の土曜日に母校である東京医療専門学校で初めて授業を行いました。

 

私はこれまでに東京医療専門学校鍼灸マッサージ教員養成科で特別授業を受け持った経験がありますが、今回は鍼灸科の授業でした。

 

教員養成科を持つ東京医療専門学校では、卒前教育卒後教育という言い回しをします。卒前教育とは字の通り専門学校卒業前、つまり国家試験合格前の教育のこと。鍼灸科や鍼灸マッサージ科、柔道整復師科での教育を指します。対して卒後教育は専門学校卒業後、国家資格を取得した者への教育で、鍼灸マッサージ教員養成科での学習のことになります。

 

卒前教育と卒後教育では趣が異なり、国家資格を取った有資格者に対する卒後教育はより実践的で応用分野の授業がほとんどです。卒前教育は基礎的な学習が大半を占めるわけです。これまで卒後教育にあたる教員養成科の授業をしたことがありましたが卒前教育の場に立つのは初めてのことでした

 

緊急事態宣言になる直前の土曜日に対面授業で行いました。2コマ同じテーマ。午前と夜間。

 

午前の授業を終えてみて、自分の考えの甘さを痛感しました

 

まず90分授業であることを理解していませんでした。これまでの教員養成科での授業は関東鍼灸専門学校内原先生と行うので90分中持ち時間は半分。45分計算でやってきました。他の場では90分以上話す経験はしていて、長くてトータル6時間話したこともあります(話し以外にもデモの施術をみせる時間も込みですが)。ですから事前にできるだろうとたかをくくっていたのでした。授業をしていて気づきました。時間配分を間違えたと。

 

それと一人で専門学校の教壇に立つプレッシャーを軽く見積もっていました。これまでは内原先生の次に話す、そばにベテランの専任教員がいる、という状況でしかし学校の授業をしたことなかったわけです。話すのは自分ひとりという状況が予想を超えて焦らせました。自分が主催するイベントではなく、専門学校の授業という東京医療専門学校の枠組みで行う授業を一人で。これまでに東京医療専門学校の卒業論文発表や呉竹医学会という学内学術大会での発表を一人で行ったことがありますが、それらとは違いました。個人の責任以上に依頼した学校側からの期待を考えます。

 

90分という長い時間も相成って私の中では非常に不完全燃焼な結果に。誰でも最初からうまくいかないことは確かですが、授業を受ける学生さんには関係のないこと。何より私は同じ学校の卒業生で13年前は習う立場でした。後輩に対してもっとできただろうという想いがあります。何がもっとできたかというと、準備段階でもっとできただろうと。不甲斐ない気持ちになりました。

 

午前中の授業が終わり、次は夜間。時間が空いているので院に戻り時間配分を考慮して改善できることを洗い出しました

 

午前中の授業で分かったことは講師をする際に“自分の型”があること。分かったというより再認識したといいますか。自分の持ち味を発揮できる型があり、それにはめることができなかったということ。経験不足、準備不足から本来持っていた型に持ち込めなかったのだと考えました。

夜の授業はまず従来得意としている“自分の型”を教室で出せるように準備しようと決意しました。“自分の型”にはめればいい授業になるかはわかりませんが、少なくとも焦ることや自信が無さそうに見えるということは減ります。授業を受ける学生さんからすれば初めてとか慣れていないとか関係のないことです。せめてこちらが活気ある状態にして授業をしようと。

 

また教室で見るとパワーポイントの資料が見えづらいかもしれないと気づきました。教員養成科の卒業論文発表の際に指導教員に習ったことなのですが忘れていました。見せ方を変えようと配色を変更しました。そうすると細かく直せる点がいくつも出てきて資料の手直しを加えていきました。

 

同じ内容を同じ日に行ったこともあり、二度目の夜間の授業は午前中よりもやり切れた自覚がありました。その分午前中の学生さんに悪いことをしたという気持ちも。

有資格者を相手にした教員養成科の卒後教育とも、個人で開くセミナーとも違う、卒前教育の現場の難しさを感じた一日でした。

 

鍼灸マッサージ専門学校の教員免許を取得して7年。初めて正規の専門学校授業を担当。

授業準備をする。

90分教壇に立って話す。

質問を受ける。

これらを日常行っている専門学校専任教員の凄さと苦労を少しだけ知りました。私の場合は課題を提出させて採点することもなくオムニバスで一度きり。毎日授業をして試験を作って採点して学習指導をして、と多岐に渡る業務をこなす専任教員は予想以上に大変な仕事だと思いました。専門学校時代の同級生には多数の教員がいますが、彼ら彼女らから話を聞いただけでは分からない卒前教育の現場が垣間見えました。

 

しばし専門学校の悪評を臨床鍼灸師から耳にすることがありますが、やる側に立ってみて本当に言えるのか?と思います。学費を支払っている生徒がいうのはまだ分かりますが。

 

学生時代は入ることが許されなかった職員室に入り、学内システムの事を聞くと想像以上に考えて対応策を練って、そして手探りで授業をしていると思いました。

 

夏にまた授業があるのでそれまでにもっと内容をブラッシュアップして経験を積み重ねて取り組もうと思います。次回は2コマ連続になりますから修正する時間はないですし体力も必要でしょう。考え得る最大の準備をしておきます。これから鍼灸師になる学生と専門学校の授業という場で接することができて本当に良かったです。

 

甲野 功

 

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