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~2021年チャリティーマッサージの寄付金を渡してきました~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 7回チャリティーマッサージの寄付
第7回チャリティーマッサージの寄付金を渡してきました

 

 

10月17日に第7回チャリティーマッサージを開催しました。

 

チャリティーマッサージとは普段閉めている日曜日あるいは祝日に院を開けて予約を受け付けます。正規の施術料を頂くのですが、それを募金箱に入れてもらい一日の売上全額を寄付する取り組みです。開業2年目から始めており、今年2021年で7回目を数えます。

当初は国連が定めた世界から飢餓を無くそうという『世界食料デー』に寄付するものでした。世界食料デーは10月16日と制定されているので毎年この時期に行ってきました。3年前からは世界より住む地域に目を移し、『新宿こども食堂』に寄付することにしています。

 

今年は昨年の最高額を越えて60,000円の寄付が集まりました。マッサージを受けに来る人だけでなく別に寄付を振り込んでくださる方もいました。昨年からのリピーターもいれば紹介されて来た人もいました。多くは同じ業界内の者で、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸マッサージ専門学校の学生さんでした。個人院で行われるチャリティーイベントに興味があるという感じでした。

 

本イベントは寄付金を集めることも重要なのですが、“こども食堂”の存在を知ってもらうことも必要です。一口にこども食堂と言っても内容は様々です。今では世間にも認知されてきてどのようなことをしているのかは何となく知られていると思いますが、具体的に知らないように思います。特に昨年からの新型コロナウィルス感染拡大により、社会環境は大きく変化しました。そして緊急事態宣言が解除されて新規感染者数が激減したいま、また状況は変化しつつあります。

純粋に社会貢献できるという感覚でいらっしゃる方、同業者として当院の取り組みに興味がある方、と参加理由はあると思いますが、実情を知ってもらうこともチャリティーマッサージを開催する意義になると考えています。

 

さて先週の土曜日、『新宿こども食堂』へ寄付金を手渡しに行ってきました。

 

昨年同様、新宿区内にあるお寺の本堂での手渡しとなりました。新型コロナが流行してから本来の食堂形式のやり方ができなくなっており、弁当や物資の配布という形態で続けています。こども食堂はその運営によって方法が変わります。レストランや個人宅で行うところもあります。『新宿こども食堂』は地域の公共施設を借りて開催してきました。新型コロナによりその公共施設が借りることが難しくなりました。また不特定多数の家族が一緒に食事をとるということが感染症対策の上で厳しくなりました。それでも活動を休止するのではなく、弁当や物資の配布という形態で継続してきたのが『新宿こども食堂』です

 

今年も寄付金を手渡しに現場に行くと多くのボランティアが活動していました。時期的にハロウィーンの装飾をしていました。場所を提供しているお寺のご好意で華やかになっています。

 

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院 新宿こども食堂の様子
ハロウィーン仕様となった新宿こども食堂の様子

 

 

話を聞くと対面で弁当配布は数ヵ月ぶりとのこと。夏の感染者数増大の時期は対面での配布を控えて宅配だけだったそう。緊急事態宣言が解除された10月から戻せたそうです。また来月は試験的に食堂スタイルに戻すという話でした。

 

弁当を渡すだけであれば宅配でも構いません。対面で手渡しすることで交流ができます。表情をみて、雑談をして、近況を知ることができる。何でもリモートでできるようになった今だからこそ、実際に会って会話できることの重要性を感じます。人との交流が感染拡大に繋がるのは確かですが、多くの可能性が生まれるのもまた然り。地域の場合、ネットには出てこない細かい情報が重要なことがままあります。

 

私も寄付金を渡すならば銀行振り込みをすれば済むことなのですが、敢えて手渡しすることに毎年こだわっています。それは『新宿こども食堂』を運営しているボランティアと実際に話すこと、現場に顔を出すことでより自分事になるからです。現場を知るとこの6万円というお金が決して軽い金額ではないことが分かります。

 

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院 2021年チャリティーマッサージ寄付領収書
領収証

 

 

寄付することで終わりとなり、どっかの誰かが何となく役に立ててくるでしょう、という軽い気持ちにならなくなります。これまで先述した世界食料デーに大型台風や熊本地震、ミャンマー市民に医療を提供する団体、などに寄付をしてきましたが、ほとんどが実際の現場を知ることはありません。NGO団体や赤十字、有志の人物を通すだけで実際に寄付したお金が役に立っているのかを確かめることは実質不可能です。『新宿こども食堂』は運営している人も現場も知っているのでより自分事として考えることができます

 

来年もチャリティーマッサージをする予定です。その時には『新宿こども食堂』がどのような形態になっているでしょうか。チャリティーは継続が重要。派手にするよりも地道にずっと続けることが必要です。そのためにまずあじさい鍼灸マッサージ治療院が継続していかないとならないと改めて考えました。

 

甲野 功

 

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