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~浅草寺影向堂~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 浅草寺影向堂
影向堂

 

 

浅草寺は都内で最も古いお寺ということで境内に多くの施設があります。その一つに影向堂(ようごうどう)があります。

 

影向堂|聖観音宗 あさくさかんのん 浅草寺

 

影向」とは神仏が姿形となって現れることをいいます。浅草寺では観世様のお説法やご活躍に不断に協力されている仏を「影向衆」と呼びます。つまり影向堂は観音様を助ける守り本尊のお堂というわけです。影向衆は生れ年(干支)ごとに本尊があります。干支というので12体と思いきや8体になります。

 

その8体とは千手観音菩薩)、虚空蔵菩薩丑・寅)、文殊菩薩)、普賢菩薩辰・巳)、勢至菩薩)、大日如来未・申)、不動明王)、阿弥陀如来戌・亥)の8体です。それに聖観世音菩薩が入ります。密教では大日如来が最上位の仏様で曼荼羅の中央に位置します。影向堂では観世音菩薩が中心になっています。

 

現在の影向堂は平成6年(1994年)に浅草寺中興開山慈覚大師円仁の生誕1200年を記念して建立されました。比較的新しい建物です。堂内は内陣と外陣に分かれます。内陣の中央には聖観世音菩薩が祀られ、左右に千手観音、虚空蔵菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩、勢至菩薩、大日如来、不動明王、阿弥陀如来が祀られています。外陣には浅草名所七福神の一つである大黒天を祀っています。

 

影向堂だけでも立派な建物で浅草寺境内の一部というより独立した存在だと感じさせます。影向堂の境域には重要な建造物が幾つもあります。

 

室町時代の建造物とされ、震災や戦災から免れた都内最古の木造建築物という六角堂。東京都有形文化財に指定されています。日限地蔵尊を本尊としています。

 

宝篋印塔(ほうきょういんとう)は宝暦11年(1761年)に建立され、明治40年(1907年)に再建されました。青銅製で高さ4.5m、基礎石を含むと総高7.5mあります。

 

石橋(しゃっきょう)は元和4年(1618年)に造られた都内最古の端になります。橋長7.16m、橋幅2.16m、欄干高1.1m。日光東照宮神橋という朱色の橋があるのですが、それを模して作られたといいます。日光東照宮ができたのも同じ元和4年であり江戸の浅草にも東照宮を造ろうとしたため。見た目は小さなお庭の橋ですが背景を知るととても貴重なものだとわかります。

 

さらに外には阿弥陀如来像があります。元禄6年(1693年)に造られた青銅製。台東区登載文化財に指定されています。元々は3体の阿弥陀三尊だったのが中尊のみ現存しているとのこと。本堂裏の築山にあったものを平成6年(1994年)に今の場所に移動されました。屋外にも仏像があるのはさすがです。

 

浅草寺という圧倒的なお寺の一部になっていますが影向堂単体でも十分見どころと興味深い場所です。しっかりと見てみると発見があるのではないでしょうか。

 

甲野 功

 

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