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~浅草 橋場不動尊~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 橋場不動尊
橋場不動尊

 

 

浅草の中心地である浅草寺から少し離れたところに橋場不動尊があります。隅田川と白髭橋がすぐ近くにあり、住宅地にひっそりと佇む決して広くない境内。五色の吹き流しが目立ちます。

 

橋場寺不動院

 

橋場不動尊は俗称で正確には砂尾山橋場寺不動院といいます。天平宝字4年(760年)に寂昇上人によって開創されました。1260年も前のこと。現存する今の本堂は弘化2年(1845年)に建立されたもの。明治末年の大火や関東大震災、そして第二次世界大戦の戦炎からも免がれて今もその姿を残します。浅草寺が戦火で焼失したことを考えるとその凄さがわかるというもの。“霊験あらたかな火伏せの橋場不動尊”として信仰されています。

「橋場」という名称は太田道灌(徳川家康の前に江戸を治めていた武将)が下総の千葉氏を攻めるため隅田川を渡る必要があり、そこへ橋をかけたことから名付けられました。その後、江戸幕府の戦略の上からこの橋はとり壊されて渡しが往き来していました。

 

本尊は名前の通り不動明王。不動明王は五大明王の中心にいる代表格です。(五大明王とは密教特有の尊格である明王のうち、中心的役割を担う5名の明王を組み合わせたもので不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王をいいます。)不動明王は背後に炎をまとい右手には剣、左手には三昧の索を持っています。顔は右目を大きく見開き下の歯は上唇を噛むという“憤怒威猛の相”。とても恐ろしい表情をしています。それは内に慈悲を秘め、誰でも救ってあげなくてはならないという覚悟の姿。特徴のあるお姿をしています。

橋場不動尊の不動明王像は『江戸名所図会』によると奈良東大寺建立に尽力のあった良弁僧正の作とされます。ただし秘仏となっているため一般拝観することができません。ただし前立(本尊仏を守護するものの姿としてその前に立っている像のこと)のご本尊としての不動明王像があります。こちらは作者不詳でおそらく鎌倉期に作られたと推察されています。今でも毎月28日に不動護摩を修し、特に正月、5月、9月の厄月には祈願しています。

 

本堂の右側手前には樹齢700年の大銀杏があります。江戸時代には隅田川往来の目印になったといわれており、かの松尾芭蕉も奥の細道に旅立った際には深川から乗船し千住で降りているのでこの大銀杏を見たかもしれないそう。

 

何も知らないで通ると古い小さなお寺という感じですが、調べてみると歴史の詰まった名刹です。

 

甲野 功

 

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