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~浅草 石濱神社~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 石濱神社
浅草七福神の一つ 石濱神社

 

 

浅草というにはかなり離れていますが、浅草周辺と考えるとそうとも言える石濱神社(石浜神社)。隅田川のほとりですが住所は荒川区南千住。境内の横には巨大な天然ガススタンド(ガスタンク)が見えます。

 

今回は石濱神社の紹介です。

 

石浜神社ホームページ

 

石濱神社(石浜神社)は浅草の北に位置し、周囲に高い建物がないため非常に開けた景色にあります。非常に人工的な雰囲気があります。しかしその歴史は古く、聖武天皇の時代となる神亀元年(724年)から鎮座しています。時は過ぎて文治5年(1189年)に源頼朝奥州征討に際して社殿の寄進、弘安4年(1281年)の蒙古襲来の折には必勝を祈念して官幣(かんぺい:天皇から神に捧げる礼物)のご奉納、などがあり発展。特に関東武将の信仰があつかったとか。明治5年(1872年)には郷社(ごうしゃ:旧神社の社格)に格付けされました。

 

ご祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ、天照大神)と豊受大御神(とようけのおおみかみ、豊受大神)。天照大神は古事記で天皇家に繋がる太陽の最高神。豊受大神は食物の神様。神社に詳しい方はすぐに分かると思いますが、伊勢神宮の内宮(天照大神)と外宮(豊受大神)のご祭神です。なお「伊勢神宮」というのはいわゆる俗称で正式は「神宮」。つまり神宮とは全国に数多ある神宮の中でも本来は伊勢神宮を指し、便宜上区別するためにそれぞれ○○神宮としているわけです。また伊勢神宮は125社を指し、その中で最上位が内宮と外宮になります。その2つのご祭神を祀るのが石濱神社です。

 

ロケーションとして東に隅田川、西に富士山、北に筑波山と美しい景観に恵まれて、その社格とともに江戸時代の浮世絵に多数描かれています。令和の現代でも都心部の神社としては解放感があり、それでいて近代的な造りになっている不思議な神社です。古い神社は山にあることが多く、高低差があることがままあります。高台や山の上にあるというか。鳥居をくぐり境内に進むにつれて登っていく。石濱神社はほとんど高低差が平坦な土地にあります。そして都心部の神社にありがちな周囲を高層ビルに囲まれるようなこともなく広々とした空間が上空にあります。境内に大木が茂り囲まれている感じがすることが古い神社には多いのですが(まさに伊勢神宮内宮、外宮がそうです)、石濱神社はそうではありません。巨大な円形の天然ガスタンクが目に入りますが、それもまた神秘的な気持ちになります。

 

敷地が広いとは言えませんが鳥居が2つあります。参道入り口手前の第一鳥居は安永8年(1780年)に建立。神明造り(鳥居の形状の一つ)の鳥居で笠木(横柱の上部のもの)がカマボコ型様式に。次の第二鳥居は寛延2年(1749年)に建立。額束(がくづか:横柱の中央にある短い支柱)があります。どちらも神明造りでは珍しいとされます。

 

境内には複数の摂社、末社があり盛沢山という感じです。江戸神社、北野神社、妙義八幡神社、麄香神社、真崎稲荷神社、招来稲荷神社とあります。決して広い敷地ではないのにかなり多い印象です。他にも富士遙拝所があり、これは富士信仰・講の記念の一つで宝暦8年(1758年)に建立されました。文化2年(1805年)に建立した都鳥歌碑もあります。

浅草というにはかなり遠いのですが浅草七福神の一つでもあり、訪れる人は少なくないそう。数多くの神社に足を運びましたが都会とも自然とも違う不思議な神社がこの石濱神社でした。

 

甲野 功

 

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