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~次女の写真展入選~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 次女の写真パネル
次女の写真がパネルになりました

 

 

我が家は結構写真撮影が好きです。

 

私は小学校の頃に父親に、

周りの人の写真を撮って焼き増しして配るようにする。それが将来役に立つから。

と習いました。今のようにスマートフォンはもちろん、デジタルカメラすら存在しない時代(1980年代)です。今よりもずっと写真に写ることが貴重な頃でした(カメラを向けると子どもがピースをして群がってくる)。フィルムカメラのみですから、簡単にシャッターを切ることができません。12枚撮り、24枚撮り、36枚撮りと枚数が決まったフィルムをセットして、その枚数しか撮影できません。規定枚数に達したら改めてフィルムを交換しないといけません。再利用はできません。その都度フィルムを購入しないといけません。そして現像しないとどのような写真になっているのか不明。現像料も1000円以上かかります。ですから1枚1枚とても考えて撮影しないといけませんでした。

 

加えて厄介なことにフィルムを取り出すときに光が当たると感光して真っ黒になり撮影が無駄になります。何が映っていたのかわかりません。写真撮影のテクニックは今よりもずっと難しかったのです。

 

更に撮影した写真を人に渡すときは改めて「焼き増し」といって現像してもらわないといけません。それにも1枚数十円(当時40円くらい)かかります。つまり写真撮影をすることは金銭的にも技術的にも今とは比べようがないくらいハードルが高い行為でした。

 

その頃から写真撮影をした方が良いと言われてきた私は、小型のコンパクトカメラで撮影をしていました。そのうち「写ルンです」という“レンズ付きフィルム”が発売されましたが、カメラを持っていた方が安上がりだったので重たかったのですがそうしていました。中学、高校、大学と他の人より写真を撮る行為が多かったです。

 

大学を卒業して社会人になると観光地で風景を撮影するようになっていきます。高校時代は山岳部だったので記録としての意味合いもあり、写真撮影をしました。それが社会人になって心身が疲れてからは、癒しを求めるように風光明媚なところを写真に納めるようになります。たぶん紫陽花が好きになったのはこの頃からだと思います。

 

そして社会人になって随分してからデジタルカメラが登場します。それにより撮影の概念が変わっていきます。私の母親がかなり年をとってから写真撮影にのめり込み、どんどんと高品質の一眼レフカメラを使うようになります。そして使わなくなったお古のカメラを私がもらうことになりました。一眼レフのデジタルカメラを手に入れてからより写真撮影に勤しむようになります。現像しないし撮影枚数もフィルムとは桁違い。どんどん撮影し、モニターで確認のうえ失敗したと思ったものはその場で消去するやり方をしました。一気に経験値が積まれるため、撮影の仕方も自然と覚えていきます。

 

今では私も長女も次女も一眼レフカメラを持って写真撮影をするようになりました。

 

私は自分のために数年前にかなり良い品質の一眼レフカメラを購入。長女も自分のものを買ってもらって持っています。私が使わなくなった母親から受け継いだ、今やかなり古い一眼レフカメラは次女の手に渡っています。そして、父娘3名で撮影に出かけるようになりました。

今次女が使っている一眼レフカメラは古いこともあり、かなり重たいのです。レンズも3本あるのでカメラケースは大人でも重たく感じるほど。

 

長女もこのカメラを使っていたのですが、長女の場合最初からかなり使いこなしていました。私が驚くほどに。まだ小学校1年生なのに構えもピントも構図もしっかりしています。コツを伝えるとどんどんできるようになっていきました。これは誰でもそうなのかと思ったのですが、一度長女の同級生にこの一眼レフカメラを貸したときは、ピントを合わせることができずシャッターが降りませんでした。結局1枚も撮影できず。その様子を見て、やはり長女は非常に写真撮影のセンスがあるのだろうと感じました。

 

長女のときと同じく小学校1年生で一眼レフカメラを手に取った次女。ところが撮影をしてみると長女と同じようにはいきません。重たいカメラを構えておけず、写真がブレます。シャッターを半押ししてピントを合わせるのも難しい様子。扱い方も危なかっしくて精密機械を壊さないか見ていてハラハラします。それでも私(父)や長女(姉)が写真撮影をしているので同じようにやってみたい次女は一緒に練習していました。

 

昨年も箱根ガラスの森美術館で紫陽花の写真を撮りに行きました。私は箱根ガラスの森美術館が好きで、特に紫陽花が咲く園内の光景がお気に入り。長女にいつか撮影に行こうと話をしていました。そして昨年やっと実現。

このときに次女も自分のものになった一眼レフカメラを構えて写真撮影をしました。正直なところ腕前はまだまだで半分以上がピントが合っていないピントが甘いもの。構図もいまいち。しまいには、カメラが重たいから疲れる、と言い出す始末。それでも私や長女の撮り方(被写体、角度など)を参考に撮影を続けていました。その中には何枚かいい写真もありました。

 

その後も練習を何度も重ねてきました。そんな矢先、今年6月頃に知り合いの鍼灸師から「あじさいの写真展」があるよと教えてもらいました。

 

京急百貨店 あじさいの写真大募集!!

 

京急百貨店主催で一般の方から紫陽花の写真を募集し、当選したらパネルにして百貨店内で展示するというもの。私が紫陽花の写真をよく撮影していることを知っている知り合いの鍼灸師が、募集のポスターを目にして、私の事が思い浮かんだそうです。

募集要項を確認するとデータを送るだけで構わないということ。母親が散々写真展に応募している姿を見ているので現像して拡大する費用と配送する労力が面倒だからと、写真展に挑戦することはしてきませんでした。しかし、これなら画像データをメールに添付するだけ。紹介してもらったこともあり、応募することにしました。

 

私は自分の作品を応募すると、あまりに手続きが簡単なので、長女と次女にも応募しないかと聞きました。幸いなことに昨年箱根ガラスの森美術館で個々に撮影した紫陽花の写真がありましたので。二人はこれだというものを選び、それを私が代行でデータを送りました。

そして写真展示がありました。

 

京急百貨店 地域との取り組み 【あじさいの写真 大募集‼︎】展示始まりました♪

 

蓋を開けてみると次女の作品のみが当選したのでした(私と長女の作品は通らず)。撮影した写真のデータがパネルになり、タイトルも入っています。次女にとって初めて何かが当選したという経験でした。いまいちその凄さが理解していないようではありますが。

つい最近、新宿御苑に長女と次女と3人で行って写真撮影の練習をしました。するとコツを掴んだのか飛躍的に撮影が上手になりました。構えてピントを合わせてシャッターを押す。一連の動作が安定します。能動的に被写体を見つけて動くようになりました。それまでは私や長女の後を追っていたのに。写真撮影の面白さに気付いたときに、ちょうど展示されてパネルになったことが判明しました。あまり自信が持てないタイプなのですが形に残る栄誉があって、すごく良かったと思います。

 

ひとつ人に言える特技が生まれたようです。

 

甲野 功

 

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