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~東京葡萄大福の感動~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 大角玉屋東京葡萄大福
大角玉屋の東京葡萄大福

 

 

先日テレビ朝日系列で放送された『ニッポン視察団 2022最新!外国人が選ぶ「最強ジャパンスイーツベスト35」2時間SP』という番組で第3位に大角玉屋の「元祖いちご豆大福」がランクインしました

 

参考までに番組ホームページで発表されている1位~35位の商品を載せておきます。なお大角玉屋の商標は「元祖いちご豆大福」なっております。

 

1位 ポンデリング(ミスタードーナツ)

2位 じゃがりこ(カルビー)

3位 いちご大福(大角玉屋)

4位 ポッキー(江崎グリコ)

5位 ワッフルコーン(マクドナルド)

6位 カステラ(文明堂)

7位 ポテトチップス(カルビー)

8位 きのこの山(明治)

9位 パイシュークリーム(ビアードパパ)

10位 どら焼き

11位 プレミアムロールケーキ(ローソン)

12位 ミルクレープ(ドトール)

13位 シロノワール(コメダ珈琲店)

14位 柿の種(亀田製菓)

15位 わらび餅

16位 ハッピーターン(亀田製菓)

17位 パンケーキ(ロイヤルホスト)

18位 桔梗信玄餅(桔梗屋)

19位 ショートケーキ

20位 コーヒーゼリー(ベローチェ)

21位 歌舞伎揚(天乃屋)

22位 醤油せんべい

23位 パイの実(ロッテ)

24位 牛角アイス(牛角)

25位 アップルパイ(シャトレーゼ)

26位 ホットアップルパイ(マクドナルド)

27位 とろけるチーズタルト(パブロ)

28位 プレミアムジェリー(千疋屋総本店)

29位 たい焼き

30位 ようかん

31位 マックフルーリー(マクドナルド)

32位 ガリガリ君(赤城乳業)

33位 たけのこの里(明治)

34位 雪見だいふく(ロッテ)

35位 ナボナ(亀屋万年堂) 

 

このランキングは日本に住んで1年以上経っている外国人410名にアンケートをして好きなお菓子を選出した結果だそうです。私の感覚とはやはり違うのかなというランキングでありますが、近所にある大角玉屋のいちご豆大福が3位という結果に、地元民として興奮しました。大角玉屋は過去にも紹介したことがある、曙橋にある老舗和菓子店。創業100年を超えて、日本で初めて“いちご大福”を世に出したお店です。

 

この番組を家族で観ていたら、長女が食べたことがないから食べてみたいと言い出します。地元の名品を知っておいた方がいいだろうと思い、放送後に長女を連れて大角玉屋に行きいちご豆大福を買うことにしました。

 

和菓子処 大角玉屋

 

そのときに、期せずして幻の一品に再会するのでした。それが「東京葡萄大福」。

 

最寄り駅になる都営大江戸線牛込柳町駅。大久保通りと外苑東通りという大通りが交差するところにあります。かつて駅の近く、大久保通り沿いに大角玉屋の支店がありました。そのためよく大角玉屋で和菓子を買っていました。駅への行き来に寄ることが多かったのです。ある日、お店を覗くと「ぶどう大福」の文字が。

 

大福にぶどう?!

 

当時は本気か、という驚きと呆れる気持ちがありました。おそらく昭和60年(1985年)にいちご大福が世に出たときもそうだったのでしょう。ぶどうを大福に入れて美味しいのか?という疑念。ただ、そこはいちご大福を生んだ大角玉屋。思い付きの変わり種ということはないだろうと考えを改め、話のネタになるだろうしと買ってみたのです。

 

食べてみると、想像を遥かに超えた美味しさ、でした

 

白あんとぶどうがよく合っています。柔らかく酸味と甘みのバランスが良い。食感も柔らかい。実は私は個人的な嗜好で豆大福が好きではありません。豆が大福の甘さを邪魔してしまうと感じてしまうのです。そのため大角玉屋の「元祖いちご豆大福」も豆が無い方が好きなんだけどな、という本音があります。この「東京葡萄大福」は柔らかく一気に嚙みきれる感じ。

この商品は衝撃的で、これは革命だ、と思いました。一緒に食べた妻も絶賛しました。

 

今でこそ果物を大福に入れることは珍しくなくなりました。他のお店ではオレンジ、キウイ、レモン、桃、ミカンが入った大福を見たことがあります。間違いなくその走りは大角玉屋の「元祖いちご豆大福」だと思われ、いちご大福が美味しいと認知されてから果物を大福と合わせる動きが和菓子界に起きたと思うのです。そしてこの「東京葡萄大福」。食べる前は美味しくなるとは思えなかった組み合わせが、見事にうまくいっていた。さすが老舗和菓子屋さん、パイオニアだと深く感心したのです。

 

さて、後日またこのぶどう大福を買おうとお店を訪れると商品はありません。聞くと材料のぶどうは東京産で収穫時期が非常に短いので、そのぶどうが終わると商品も終わりなのだとか。まさか、という気持ちでした。

 

商品に添えられている案内文には

東京の大地で育まれ、一年でわずか五十日余りしか収穫日がない、貴重で大切な葡萄を使用しています。>

と書いてあります。

 

一体どこで収穫しているのか気になるぶどうです。そのため本当にわずかな時期にしか店頭に並ばない商品なのでした。

 

その後、大久保通り拡張工事に伴い支店は無くなってしまいました。そのため大角玉屋の商品を買うには曙橋にある本店か四谷三丁目にある支店に行かないといけなくなりました。それまでのように駅へ行き来する途中にふらっと寄ることができなくなり。あの時美味しかったぶどう大福、「東京葡萄大福」は幻になってしまったのです。

 

それが先日、長女と大角玉屋に行くと店頭にあったのです。これは絶対に買っておこうと決意し、「元祖いちご豆大福」と共に「東京葡萄大福」も購入したのでした。妻はもちろん、子ども達にも食べてもらいたいと。

 

帰宅して「東京葡萄大福」を買ったことを知った妻は喜びました。少々大げさな喜び方にみえた長女は「前回いつ食べたの?」と聞きます。「もう10年以上前」。妻の返答に驚きを隠せない長女。そう、私と妻が初めて「東京葡萄大福」を食べて美味しいと思ってから、ゆうに10年以上の月日が流れていたのです。それは長女が生まれる前の話だったのです。長女はそんなに前の事なのに忘れていなかったのか、という驚き。私も妻もこれだけの年月が経過してもあの時の感動が色褪せていなかったのでした。

 

それくらい言うのだから楽しみだと長女は先にいちご豆大福を食べました。次女も同じように。次女は豆が食べづらいのとサイズが大きくていちご豆大福は食べきれませんでした。東京葡萄大福の方は手をつけず、あとで食べると言います。長女も大きないちご豆大福を食べきるのに少し苦労していました。そして例の東京葡萄大福を食べると。長女も想像を超えた美味しさだったようで大きなリアクションをしていました。ぶどうが2粒入っていて、しかもぶどう自体が美味しい。そして食べたことの無かった白あんがとても美味しい。親がいうだけのことはあると納得していました。時間が経って私が気付くと、次女も東京葡萄大福をたいらげていました。食べきれないかと思ったら豆が無いので食べやすかったと。二人とも美味しかったと満足気でした。

 

幻の“大角玉屋の東京葡萄大福”。10年ぶりにみんなで食べることができて幸せでした。

 

甲野 功

 

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