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~原宿コンセプトマルシェと子ども達の学び~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 原宿コンセプトマルシェ
原宿コンセプトマルシェに行ってきました

 

 

10月30日の日曜日。ハロウィン色が強い週末、原宿に子ども達を連れて行ってきました。目的はミネラルマルシェのコンセプトマルシェでした。

 

ミネラルマルシェ ホーム>コンセプトマルシェ一覧>ミュンヘンショー新着セール/1000円マルシェ/プチマルシェ

 

今年に入って宝石や鉱物への愛着が強くなってきた次女。保育園の頃から石が好きでしたが小学校に進学してからも石を拾ってくる行動が変わりません。そこできちんと宝石や鉱物のことを学んでいった方がいいと考え、図鑑を買い与え、上野国立博物館で行われた宝石の企画展に連れて行きました。そして、たまたま観たテレビ番組からミネラルマルシェの存在を知りました。ミネラルマルシェとは一般向けの宝石・鉱物・化石などの展示即売会のこと。安いもので数百円から高いものでは数百万円の宝石装飾品まで、業者ではなく一般のお客が購入できる市場のようなものです。今年秋葉原で開催されたミネラルマルシェに娘たちを連れて行ったところ、とても好評でした。

 

そして10月末(10月29日、30日)には原宿でミネラルマルシェより規模が小さいコンセプトマルシェが開催されることを知りました。私の仕事が休みの日曜日に子ども達とまた行くことを約束しました。具体的にはドイツのミュンヘンから新しい宝石類がやってきて展示販売をすること、1000円で販売するもの、その他という内容でした。

事前の予想で秋葉原のミネラルマルシェより規模の小さなこじんまりとした展示内容だと思っていたのですが、会場に行ってみると想像以上に広くて出店数も多かったです。確かに秋葉原で行ったものよりは数が少なかったのですが相当な出店数という印象でした。

 

まず会場がオシャレでした。会場は『WITH HARAJUKUホール』の3階。2020年6月にオープンしたばかりの施設。ホームページには

文化と創造力を世界に発信する、TOKYOの新たなプレゼンテーションステージ

今日、この街で生まれたサブカルチャーが翌月にはメインストリームになって日本中に広がり、やがて世界を巻き込んだトレンドに発展していく。そんな原宿独自のカルチャーを育んできたのが、この地に集う人々のクリエイティブマインドとインディー精神です。目まぐるしく移り変わる流行を追いかけるのではなく、自分の“好き”を信じて、世界に向けて発信する。

とあります。JR原宿駅の本当に目の前。ユニクロやスターバックスコーヒー、IKEAをはじめ多くのテナントが入る商業ビル。圧倒的な好立地でイベントが行われていました。

 

我々は都バスを使って向かったのですが原宿駅バス停の目の前でした。私が卒業した高校は國學院高校で渋谷の外苑前にあります。神道の國學院大學附属高校であり、入学2日目には1年生全員が高校から歩いて明治神宮に行き、正式参拝をするのです。つまりそれだけ原宿は近くて高校時代の青春とリンクするのです。当然私が高校生の頃にはWITH HARAJUKUホールは存在せず(もちろんJR原宿駅の駅舎も新しくなっていませんでした)、驚くばかりでした。高校時代の思い出と最新施設に胸が躍る感覚でした。

 

会場に着くと普段はおとなしい次女が先頭を歩きます。本当に宝石や鉱物が好きなようで、いつもは私や姉の後ろから付いて歩くのですが。このときは私は後ろから付いて行くだけ。かなり慎重な性格なので勝手に動き回ることは今までなかったのが、私の承諾を得ずにすたすたと進んでいきます。ときに小走りで。このような態度は本当に珍しいのです。長女と宝石類が好きなんだねと話します。

気になる石を手に取りどれを購入するか考えます。

ここでは自分のお年玉からお金を出して買うことにしている子ども達。普段は何でも買ってもらうのですが、コンセプトマルシェでは各々の財布を持参して現金で支払います。財布から現金を出すことで、自分の意志で買い物をする。とても大切な経験だと思います。お金は有限。使えば当然減ります。際限なく使うことはできません。財布からお金が減ることを実感することでお金の大切さを知ることができるはずです。何を買って何を買わないのか。それを考えること。

また現金で買い物をすること。キャッシュレス化が進んで多くの買い物が現金を使わなくなっています。表示される数字では実感がわきません。お札や玉のお金を手に取って渡し、お釣りをもらうことが実体験になります。そこには店員さんとのコミュニケーションや合計金額やお釣りの計算という算数も関わります。次女があるブースで石を3個まとめて買った際に、100円おまけしてくれました。次女はよく分かっていないようなので私が「ありがとうございます」と言い、次女にも同じように感謝を述べるようにいいました。これは現金のやり取りだからこそかもしれないこと。長女には子どもにサービスをすれば大人になっても買い続けてくれる、ファン化してもらえるかもしれないからね、と自営業の立場から商売の話をしました。

 

また更にもう一つ買いたい石があり、これも買うとさすがに買い過ぎかなと次女が悩んだときは姉である長女が自分の財布からお金を支援して二人で購入していました。もちろん長女の所持金は有限であり、我が家は定期的なお小遣いをあげていないので原則として正月のお年玉以外お金がもらえることがありません。そういう状況でも奢ってあげるという行動をするようになりました。なお前回の秋葉原で行われたミネラルマルシェでは私が買ってあげた石があったのですが、今回は敢えて親が買ってあげるという事をしませんでした。

 

持ち帰った石、宝石を子ども達は顕微鏡で観察。簡単な顕微鏡キットがあるのでそれを使った観察をします。長女は更に顕微鏡で拡大された表面をスマートフォンで撮影します。これは前回覚えたやり方です。更に次女は一眼レフカメラで近接撮影をします。マクロレンズを使って。撮影してパソコンに表示して拡大表示することで細かい様子が観察できるわけです。今年の夏に練習を重ねて写真撮影がかなり上達した次女。その様子をみて長女も一眼レフカメラでの撮影をし始めました。

 

更に長女は買った宝石でネックレスを作りました。ネックレスの鎖パーツを別の工作で持っていたので、マルシェ会場でみた宝石パーツを見たときにこのネックレスが頭に浮かんだのでした。ネックレスの鎖を持っていることを私は知らなかったので、完成品を見たときにそういうことだったのかと驚きました。うまくやれば5000円くらいで売れるかもよ(※梱包、宣伝、解説などをしっかりすることで付加価値をつけて)とこれまた自営業らしく話をしておきました。

 

次女の石拾いから派生したミネラルマルシェ通い。既に11月末に横浜であることが判明していて、計画しています。12月にはサンシャインでもあることが原宿で分かりましたし。子ども達が飽きる(ひと段落落ち着くまで)会場に連れて行くつもりです。何より能動的に行動して学習する姿勢がみえることが嬉しい。会場には世界の宝石産出国の方々もいて地理や社会の勉強にもなります。色々と成長するきっかけになってもらいたいです。

 

甲野 功

 

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