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~柴又帝釈天~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 柴又帝釈天
柴又帝釈天

 

 

映画『男はつらいよ』を見たことがありますか。私は一作品も見たことがありません。あれほど続いた国民的映画なのですが世代なのか、趣味が合わなかったのか未だにみていないのです。もっと年齢を重ねたら興味が出てくるのかもしれません。そんな私でも柴又帝釈天は知っています。寅さんにちなんだ有名観光地という印象。以前知り合いが柴又帝釈天に行ってきたという報告をSNSで知り、その参道が楽しそうでした。多くの旅番組、町ブラ番組で登場するエリアでもありますし。

 

柴又帝釈天公式サイト

 

場所は京成金町線柴又駅から徒歩4分です。これが結構我が家からは絶妙に遠いと感じる距離というか交通事情です。頻繁にいく箱根の方が遥かに遠いのですが新宿駅に出ることが容易であり、ロマンスカーに乗ってしまえば乗り換えなしで着いてしまうのに対し、上野まで出て京成線に乗り換えるのが慣れません。人生でも海外旅行のため成田に行った時と長女が生まれるときに藍染商品を買いに利用したくらいでしょうか。慣れていない京成線は複雑にみえました。仕事の関係としては鍼灸マッサージ専門学校の伝統校、国際鍼灸専門学校が青砥にあるくらいでこちらの方面にはほぼ関連がありませんでした。

 

実際に柴又駅まで行ってみるとかかった時間以上に遠く感じました。

 

駅前から寅さん、帝釈天一色という感じでした。伝統的な観光地の証であるコンビニエンスストアの外観が落ち着いた色になっていました。帝釈天に続く参道はお土産もの屋さんや飲食店が並び、旅行に来た気持ちにさせてくれます。伊勢神宮に行ったときのような。

 

柴又帝釈天は通称で、正式には経栄山題経寺といいます。山号が経栄山。宗派は日蓮宗。江戸時代の寛永6年(1629年)に禅那院日忠が開山、その弟子の題経院日栄上人が開基です。またその通称から本尊が帝釈天のように思いがちですが、日蓮宗寺院としての本尊は帝釈天ではなく大曼荼羅(中央に「南無妙法蓮華経」の題目を大書し、その周囲に諸々の仏、菩薩、天、神などの名を書したもの)なのです。更にややこしいのが柴又七福神めぐりでは柴又帝釈天が毘沙門天になっています。帝釈天と毘沙門天が混同しそうですね。

 

話はそれますが、仏像で○○天と最後に天がつくのはインドの神様が仏教に帰依したものとされています。よって帝釈天も毘沙門天も元々はインドの神様。帝釈天はインド最古の聖典『リグ・ヴェーダ』中で最も多くの賛歌を捧げられている軍神インドラという神様です。阿修羅と戦った戦の神様。四天王を統率しています。そして四天王というのが四方鎮護・国家守護の四神のこと。東西南北の4方向を守り、東方の持国天、南方の増長天、西方の広目天、北方の多聞天(毘沙門天)のことを総称して四天王といいます。つまり毘沙門天は多聞天の別名でかつ帝釈天に仕える立場。つまり帝釈天と毘沙門天は別なのです。柴又七福神めぐりの毘沙門天は、柴又帝釈天の帝釈天象の脇にある多聞天(毘沙門天)のことです。

 

本尊が大曼荼羅。では帝釈天は何なのか。それは、帝釈天が『板本尊になります。板本尊とは黒塗りの板に文字を刻み、文字に金箔が施されているもの。仏像ではなく板の本尊です。実際の長さが2尺5寸、幅1尺5寸、厚さ五分の板で、片面に「南無妙法蓮華経」の題目と法華経薬王品の要文、もう片面には右手に剣を持った帝釈天像を表しています。宗祖日蓮が自ら刻んだという伝承があります。この板本尊、一時期行方不明となっていたました。9世住職である日敬のとき安永8年(1779年)に本堂を修理する際に発見されました。その日が庚申(かのえさる)の日あったことから柴又帝釈天では60日に一度の庚申の日が縁日になったのです。板本尊の発見から4年ほど経った天明3年(1783年)、日敬は板本尊を背負って江戸の町を歩き、「天明の大飢饉」に苦しむ人々に拝ませたところ不思議なご利益があったといいます。

 

柴又帝釈天現地を訪れて感じたことは彫刻の美しさと緻密さでした。日光東照宮のような色彩はありませんが、木目の木材そのものの美しさをみることができます。至る所に木彫りの彫刻があり圧倒されました。彫刻ギャラリーや大客殿での彫刻の数々は緻密で迫力があります。芸術としての価値が極めて高いと感じました。

そして邃渓園。これは大客殿前に広がる池泉式庭園です。中を歩くことはできませんが周囲を屋根付きの廊下から見ることができます。外から見えないこれだけのお庭があるとは驚きます。

他にも入り口の二天門や大鐘楼も立派で目をひきます。

 

何より仏教の彫刻芸術が素晴らしいと思った有名な柴又帝釈天。参道のお土産もの店や寅さんというイメージがあったのですが、彫刻が一番感動しました。超有名観光地で表面的な情報を事前に知っていただけに、予想外でした。見る価値、訪れる価値があるものでした。

 

甲野 功

 

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