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~『夢と金』~

夢と金 幻冬舎 西野亮廣著
夢と金 幻冬舎 西野亮廣著

 

 

10年以上前。長女が生まれた年に東京医療専門学校鍼灸マッサージ教員養成科(以下、教員養成科と表記)に進学しました。それと同時にフリーランスの鍼灸マッサージ師として出張専門で働くことにしました。どこかに所属する、誰かに雇ってもらうという形態から独立し自営業の道へ。2年間の教員養成科は長女の育児と共に勉強、練習、実務、人脈作り等に費やしました。2年間で常に意識していたのは経営に関すること。当たり前のことですが、学費が掛かるのに仕事はろくにできない。子どもが生まれて色々な生活費がかかる。この状況でどうするのか。恐らく周りの印象以上に切羽詰まっていました。実質、夕方以降しか仕事(=対価を得られる業務)をすることができません。それまでの給料を頂いていた頃とは真逆の状態。

 

しかし無理にお金を稼ごうという事よりも2年間で自分の商品価値を上げること、それと経営の勉強もしようという考えがありました。幸いなことに家庭環境がそこまで苦しくなかったので何とかなりました。両親、妻、妻の両親、更に姉と家族が居ることが大きな心の支えであり経済的な安心感がありました。反面、近しい親類に自営業はいなくてどのように経営というものをしたらいいのか分かりません。父親は企業を定年退職して肩書は自営業となっていましたが、自ら試行錯誤して今の環境を作り、それも企業勤めの真っ最中の頃から準備をしてきました。習えることではないし真似できることでもありません。親類に誰も鍼灸マッサージ師はいませんから、この業界のことを教えてくれることはなく自分で学ぶしかありませんし、その良し悪しを判断できるのも自分自身だけ。教員養成科に進学する前から知り合いの鍼灸師で既に開業されている方のところへ出向き、経営の話を聞いてきました。ちょうど2011年3月~4月で東日本大震災の影響が色濃く残っていました。

 

教員養成科を卒業してすぐに開業準備に取り掛かり、2014年5月にあじさい鍼灸マッサージ治療院を開院します。その年の4月からは週1日、地方の大学病院で働いていました。固定収入があることは大きな安心。その大学病院まで片道2時間半かかり、その道中で経営関連の書籍をたくさん読み漁りました。2年間教員養成科で専門知識を学んだので、次は経営の勉強をしないといけない。そういう考えがありました。技術があれば上手くいく。それは幻想というか人それぞれというか。全面的に信用できないですし、それは多くの人が抱く願望だと感じていました。高い技術があっても、それをどう周知させるか、どの層に届けるのか、資金繰りはどうするのか、といったことが開業してみてあやふやであることを痛感していたのです。

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院を開院した時点で、

・リラクゼーションでの実務経験あり(リフレクソロジー、タイ古式マッサージ、スポーツマッサージなどの知識経験ある)

・あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師の4つの国家資格あり

・鍼灸マッサージ専門学校教員免許あり

・実務経験10年(鍼灸整骨院、整形外科クリニック、大学病院など)

このような状況でしたが上手くいかなかった(予想通りにはいかなかった)のです。一般的にみれば資格も経験もあるはずで。ただその状況にもそこまで焦らず(自分を見失うことなく)できたのは、幼少期からの父親からの教育、というかお話、が大きかったと思います。

あじさい鍼灸マッサージ治療院を開院してから多くのビジネス書籍を読んできました。その中で作家別でみると必ず読んできたのが森岡毅氏と西野亮廣氏です。前者は現株式会社『』のCEO、後者はお笑いコンビ『キングコング』の一人です。このお二方の行動、考え方には勉強させてもらっています。

 

キングコングがテレビ番組に出て売れ出した頃、私は社会人となっておりテレビ番組を観なくなっていたため、キングコングなる芸人がいることを知りませんでした。その後、ビジネス書籍の分野でベストセラーを出している作家という入り口で西野亮廣氏を知ります。個人で活動していって成果を収め、その裏で何倍もの失敗(成果が出なかったという意味)を積み上げてきた。森岡毅氏は大企業のマーケ―ターとしてユニバーサルスタジオジャパンの再生という大きなプロジェクトに立ち向かいました。西野亮廣氏は一個人の活動から始めていきました。両者の置かれた環境は異なりますが、だからこそ双方から学ぶことが多いわけです。

 

先日、西野亮廣氏が新しい書籍を出しました。

 

『夢と金』 西野亮廣著 幻冬舎

 

シンプルでストレートなタイトル。夢を追うにはお金が必要。お金が尽きたらその時点で夢を追うことは終わる。その当たり前の現実を前にどうしたらいいのかを書いています。もちろんためになる内容を書いているのですが、“お金の勉強を子どもがしよう”、“親や先生がお金のことを学ぼう”という作者の願いが溢れているのです。その姿勢に強く共感します。

 

私の父親はサラリーマン人生を遂げたのですが、決して受け身ではありませんでした。戦前生まれで満州にいたことや疎開経験もあり“戦争を生き残った”という自負があります。生き残ったという実感から、どう生き抜くのか、を考えていた様子がありました。幼少期から私にどう生きていくのかをずっと話をしていました。サラリーマンはその当時、一番安泰だったから選んだ。他人と違うことをしろ。マメに動くこと、人へ手助けすることを惜しむな。そういった教えを小学校の山登り時に話していました。当時はその内容をいまいち理解できていませんでしたが、この年になるとよく分かります。また父はサラリーマンでしたがそれと同時に定年退職後のことを考えて行動をしていました。

 

私が大学を卒業できたのも、これだけの国家資格を取ることができたのも、本人の努力はもちろんですが先に学費を払える資金的な余裕があったからです。まさにお金(学費、生活費など)がなければこの状況(夢)は生まれませんでした。

今子どもを育てる親の立場になり、子どもがどう生きていくのかを考えます。それにはストレートにお金のことを教えることを厭わない。そのために自らお金のこと、経済を学ぶ。子ども達に何を伝えられるのか。

 

甲野 功

 

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