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~学生さんと大宮散策~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 大宮案内図
大宮二十景案内図

 

 

昨日は鍼灸マッサージ学生さんと埼玉県大宮を散策しました。

 

私は神社仏閣、いわゆるパワースポットを巡るのが好きです。若いときは全く興味が無かったのですが社会人を経て色々な問題に直面するようになり、日光東照宮を参拝してから特にその傾向が強くなりました。開業して個人事業主になるとなおさら。経営者や政治家の多くが神社やお寺をよく訪れていて崇拝する寺社があるといいます。私にもいざという時にいく場所が何か所かあります。単なる偶然なのですが高校が國學院高校でした。もちろん國學院大學の付属高校。國學院大學は2つしかない神主になることができる大学の一つで神道の学校です。高校受験の時はそのようなことを一切知らず入試。入学後もなぜ明治神宮に参拝しに行くのか、校舎内に資料室があるのか分かっていませんでした。2年生で理科系コースを選択したため上の國學院大學がどのような大学なのかも知ろうとしませんでした(理系学部がない大学なので関係が無いと思っていたので)。それが巡り巡って今は神社のことを調べるようになり、巡るようになっています。

 

東京十社について学ぶうちに大宮氷川神社が明治維新後の新政府にとってとても重要な場所だと知ります。明治天皇が行幸した武蔵一宮。旅番組でもしばし紹介されます。いつか参拝したいと昨年から考えていました。ある人の説によると神社はその土地に住む人と一緒にいくとよりご利益があるといいます。そういえばあん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、柔道整復師、教員養成科の母校である東京医療専門学校の姉妹校である呉竹医療専門学校(大宮駅前)の学生さんが知り合いにいます。その学生さんと一緒に参拝し教えてもらおうと考えたのです。連絡を取ると快諾。日程を合わせて昨日行ってきたのでした。学生さんが神社参拝以外にも色々と紹介してくれるということでした。

 

まず大宮駅の手前、さいたま新都心駅で集合します。私は一時浦和駅前の鍼灸整骨院で勤務した経験があります。それもオープニングスタッフとして。あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師になりたてのルーキーが開設から携わりました。さんざん浦和駅前でビラ配りをしましたしポスティングも行いました。埼玉県は数少ない勤務地の都道府県です。これまで仕事として通勤したのは都内を除くと埼玉県浦和と栃木県自治医大しかありません。単発の出張は別として、定期的に通勤したのが東京都以外では埼玉、栃木のみ。埼玉県をもっと知りたいという願いもありました。ちょうど昨年末に映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』を観賞し埼玉の愛着が高まっていましたし。さいたまスーパーアリーナがあるさいたま新都心駅から大宮散策がスタートです。

 

駅を降りてその土地のことを解説してもらいます。紡績が盛んだったため商業施設にコクーン(繭という意味)という名称が付いている。この道路が旧中山道。そこから一の鳥居をくぐり氷川神社参道へ。日本一長い参道を進みます。2kmに渡る直線道路。これだけの平坦で真っ直ぐな道は私の生活圏内にはないでしょう。明治神宮の銀杏並木くらいしか思いつきません。その参道の脇には地域に根付いたお店が並んでいる様子が分かりました。平日の午後で小学生や中学生が下校しています。仕事がら知らない土地に来るとそのエリアの活気や商業施設を観察してしまいます。そういうことをよく理解している学生さんが色々と教えてくれます。この道の先に大宮高校がある、自治医科大学付属さいたま医療センターがある、大宮駅に出るなど。土地を観察しつつその土地にある施設を紹介してもらいます。

 

長い参道を歩き三の鳥居をくぐり大宮氷川神社の境内へ。案内図を眺めつつ拝殿に向かいます。案内してくれる学生さんはとても神社について詳しいので話が合います。きちんとした参拝作法を知っています。まず拝殿でお参りをしてから境内を散策しました。格式高い神社であるので境内にある摂社・末社、施設に興味深いものが多いです。テレビ番組でみたものをこの目で確かめました。神社の先には大宮公園という広い公園があるとのことでした。埼玉県は子どもが増えている県です。子ども連れの憩いの場として大宮公園の役割が大きいのだとか。今回は行きませんでしたがまた別の機会にこちらも散策してみたいものです。

 

大宮氷川神社を後にして大宮駅へ歩いていきます。大宮駅は埼玉県最大のターミナル駅。大宮は埼玉県で最も栄えているエリア。県庁所在地があり高級住宅街がある浦和との意地の張り合いは非常に有名です。浦和で働いているときはその噂が真実だとよく分かりました。大宮駅周辺を歩くとその線路の数に圧倒されます。車両点検区間もあり鉄道マニアにはたまらない光景です。モノレールまであります。有名な鉄道博物館があり鉄道の聖地といえます。線路を挟んで大宮氷川神社側と逆側で雰囲気が大きく異なることが分かりました。住宅街と繁華街と言いますか。複数の新幹線が停車する大宮駅は仙台駅に似た雰囲気を持っています。駅前には高層ビルが立ち並び整然とした繁華街がありました。新宿駅前と違って雑多な感じがなく空間に余白があります。その繁華街を通り過ぎて呉竹医療専門学校校舎に向かいます。

 

先ほどまで授業をしていた校舎に戻る形の学生さん。私は関係があるとはいえ部外者です。呉竹医学会という学校法人呉竹学園全体の学術大会に参加するときに何度か訪問していますが。学生さんの計らいで教員養成科時代の同期と鍼灸マッサージ科時代の恩師と話をする機会を作ってくれました。教員養成科を卒業して今年で10年。2年間同じクラスで学んだ同級生は呉竹医療専門学校の教員をしています。昨年11月に教員養成科同窓旅行のことや同級生の近況について話しました。続いて職員室で鍼灸マッサージ科時代の恩師に会いました。私が東京医療専門学校鍼灸マッサージ科に入学したのが2004年の4月。もう20年前。そのとき1年生の担任だった先生が呉竹医療専門学校に居ます。学生さんとともに話をすることになりました。ややインタビューのような形となり、私の卒業してからのこと、現状、学校について、学生について、鍼灸師の仕事について、など様々な意見を求められました。ヒアリングでもあり情報交換でもありました。

私は同級生や恩師と話をする考えはなかったのですが(突然学校に訪問しても仕事時間内で迷惑だろうし)学生さんがそのような場を作ってくれました。教員側と開業した側での交流は非常に有意義なものでした。少なくとも私にとって学校環境の一端を知る機会に。教員側からの貴重な生の声。収穫です。

 

学校を後にして学生さんの地元を更に紹介してもらい、帰途につきました。帰りは大宮駅からだったので湘南新宿ラインで新宿まで停車駅が少なく早く帰ることができました。過去に湘南新宿ラインで自治医大駅から帰宅するときに使っていたルート。懐かしさがありました。忙しかった年末が終わり、新しい年となりました。新年早々色々な災害、事故、事件があります。心機一転、大宮氷川神社を参拝する予定でしたがそれ以外にも貴重な交流がありました。アテンドしてくれた学生さんに感謝です。

 

甲野 功

 

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