開院時間

平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)

: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)

 

休み:日曜祝日

電話:070-6529-3668

mail:kouno.teate@gmail.com

住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202

~大西兄妹の快挙~

日本テレビホームページ THE DANCE DAY より
日本テレビホームページ THE DANCE DAY より

 

 

5月27日の夜、社交ダンス業界はあるテレビ番組に注目していました。それは日本テレビ系列で放送された「THE DANCE DAY 第3回大会決勝大会」。第1回大会に続いて決勝に社交ダンスから大西兄妹がエントリーしていたからです。

 

日テレ>THE DNACE DAYホームページ

 

THE DNACE DAY(以下、ダンスデイ)の謳い文句は「優勝賞金1000万円 プロ・アマ不問 年齢制限なし! ただ、楽しませた人の勝ち ダンスNo.1決定戦 日本中の“踊れるヤツ”が集まるダンスの祭典。」です。ジャンルと問わないダンスパフォーマンス対決です。今年で3回目を迎えた年に一度、日本テレビが主催しています。シード、予選などを経て今大会は14組が決勝大会に残りました。前回までは生放送でしたが今大会は収録に。実際の大会は5月25日に行われました。ジャンルレスのこの大会。毎年テレビ視聴しております。

 

第1回大会には当時組んでいた藤井創太・中村安里組が出場。高評価を得てファイナルラウンドに進出しました。もちろん日本で社交ダンスに関わっていれば知っている二人。他ジャンルのダンスと比較してこれだけ高評価を得たことは偉業です。その反面、社交ダンスに長年携わっている私は馴染みがある分、過剰な高評価を受けていないか?、という疑念もありました。主催する日本テレビは昔から社交ダンスが好きな放送局という印象です。過去には映画「Shall we ダンス?」が大ヒット。日本テレビが関わる本作は、やはり日本テレビが放送する日本アカデミー賞を最多部門最優秀賞を受賞します。それを受けて「ウリナリ芸能人社交ダンス部」というバラエティ番組の企画がはじまります。それ以降日本テレビの番組内で多くのタレントが社交ダンスに挑戦してきました。社交ダンス経験者のアナウンサーもいます。社交ダンス畑からすると日本テレビはすごくこちら寄りという印象があるのです。

第1回大会ファイナリストである藤井創太・中村安里組は翌第2回大会もシード枠があり無条件で決勝大会出場権があったのですが海外競技会出場を理由に辞退。そして今年は社交ダンス界から大西兄妹が出場でした。大西兄妹はその名の通り兄大晶さんと妹咲菜さんのペア。社交ダンス界では超有名な兄妹ペアです。アマチュア部門の選手で数々の大会で優勝をする日本トップ選手であります。私は一度三笠宮杯という競技会で生観戦したことがありますが遠目でもとてつもない踊りをしていました。そして直接大西兄妹と関係はないのですが強烈な印象があります。

 

時は平成8年(1996年)。私は東京理科大学入学とともに舞踏研究部に入りました。社交ダンスを競技として行う学生競技ダンスの世界です。ここから今に繋がります。まだまだ学生競技ダンス連盟(通称、学連)のことがよく分かっていない頃。母校は団体としては強くないが、主将が圧倒的に強いという当時の現状を理解していました。後に学生日本一になりプロとなる田中佑汰先輩が春東都戦という大会で2種目優勝。その後の春東部戦で何とか全日本選抜(通称、夏全)の団体出場権を取りました。夏全は東部ブロックで団体成績18位までが出場可能な大会で夏全出場できるかギリギリのところに当時の母校はいました。その年の夏全は神戸で行われ、1年生だった私は神戸まで応援に行くこともなく上級生たちが遠征に行ったらしいくらいの感覚でした。そして主将が予選落ちして落ち込んで帰ってきたと別の先輩伝に聞きました。あの主将カップルでも準決勝にも残れないなんてそんなレベルなのか全日本は、と実感のわかないもの感じていました。そして季節は冬に。夏は団体で選抜されますが冬は全国の学連加盟校が出場する全日本戦(通称、冬全)が12月頭に行われます。学連最大にして最重要な競技会。この大会がほとんどの大学において4年生の実質引退競技会となります。東京で行われ、全国から選手が集まります。初めてみる冬全はそれまでの大会とは別世界でした。ここまで混雑した会場は経験が無く、席は足りないので1年生は後ろの方で立ち見。文字通り北は北海道、南は九州まで。地方の有名大学から初めて目にする大学まで参加しています。北海道・東北・東部・中部・西部・中四国・九州と各ブロックのプラカードがある開会式の選手入場。曲が終わっても入場が完了しないほどの人数。これが全日本なのかと超満員の会場を眺めていました。この冬全で我が主将カップルはサンバの部で優勝。東京理科大学舞踏研究部史上初の学生日本一の称号を得るのでした。このときクイックステップの優勝者が名古屋大学の選手でした。優勝者が一組だけで踊ることができるオナーダンス。初めてみる名古屋大学の選手がフロアーに出てきたとき。隣にいた先輩が「夏全のラテンチャンプだよ」と教えてくれました。最初は言っていることが理解できませんでした。夏全はラテン4種目総合で競われます。そのラテンチャンピオンが冬全ではスタンダード種目のクイックステップに出場して優勝?学連では2年生からスタンダードとラテンの片方を専攻としどちらか一方を専念して練習します。当時既にスタンダードに行くことを決めていて、かつ最もクイックステップが好きだった私にはラテン専攻選手が優勝するなど考えられません。というより4年生の途中で専攻を変えることがシステム上できるのかと思いました。少なくとも東部ブロックでは聞いたことがなかったのです。また夏までラテン専攻でやってきてスタンダード専攻に変えて集大成たる冬全で優勝するなど。おそらくそれ以前もそして今後も達成できない記録だと思います。現在でいうと野球の大谷翔平並みの異次元選手です。それが名古屋大学の大西組。現大西兄妹のご両親でした。

社交ダンス界に大西兄妹の名前が広まって時間が経ったあと親が名古屋大の大西さんだということを知りました。あの19歳当時みた異次元カップルのお子さんだったのか。もう大いに納得できました。それは凄いに決まっているよねと。

 

その大西兄妹。アマチュア競技ダンスチャンピオンとして社交ダンス界からダンスデイに出場。決勝第一ラウンドに挑みました。審査員(※敬称略)はYOSHIKIKATSU ONEshojiTAKAHIRO仲宗根梨乃ユンホ(東方神起)、RIEHATAの7名。プロのダンサー、振付師、アーティストらです。世界でも活躍してきたメンバー。その審査員を前に大西兄妹は14組中6位でファイナルラウンド出場を決めます。

大西兄妹はずっと目隠しをした状態で踊りました。この演出は何度か社交ダンスの舞台で見たことがあります。超一流になると目隠ししても踊りがほとんど変わりません。それは経験上知っていました。ただそれを体が離れるラテン種目、またテレビ番組で行うことが凄いわけです。目が隠れるということは視界がないだけなく、目の表情が外に見えないため圧倒的に不利になります。ダンスでは表情管理という言葉があり表情も重要な要素になります。またこれも競技会ではよく見られるのですがダンス中にドレスがヒールに引っかかるアクシデントがありました。それも冷静にドレスの裾を外して続けます。その所作が反対に評価されての高得点でした。

他の13組の出場者は1回、2回大会の優勝者はもちろん、各ジャンルで成果を残している者ばかり。画面越しからも、素人目からも、高いレベルであることは分かりました。出番が始めの方の4番目。後の方が有利とされる中、よく7位以内に残ったものだと私は思いました。

 

決勝は順位が第一ラウンドが下のものから順にダンスを披露します。大西兄妹は7組中2番目の出場。二人とも白いドレスです。途中男性の羽織っていた衣装が取れて赤いシャツが出ます。その後女性の衣装も白から赤に変化します。これは社交ダンスのショーでよく見られる演出です。社交ダンスを見てきた人には真新しいものではないのですが、画面越しから会場がどよめいているのが分かりました。

7組のダンスが終了します。ファイナルラウンドは7名の審査員がそれぞれ1位とする選手に票を入れる審査システムです。最初の2名が大西兄妹に入れました。その後票が割れてあと一人大西兄妹に入れれば優勝という状況に。最後は3票入った韓国のチームが優勝することになりますが、単独準優勝という結果になりました

 

最後は審査員の好みになると思いますが、まさか準優勝するとは驚きました。どうしても経験者なのでそんなに高い評価になるのかな?という気持ちが入ります。できない他ジャンルのダンスの方が凄く映ってしまいます。また最初に書いたように日本テレビはずっと社交ダンスを推してきた放送局ということもあります。そのような気持ちを持っていたところ、今大会は配信限定の解説編がありました。Tverで期間限定で視聴できます。

 

TVerオリジナルコンテンツ THE DANCE DAYをみんなでプレイバック! -TAKAHIRO&shoji&世界によるスペシャル解説!Kのコメントも!-【1st ROUND】大西兄妹編

 

TVerオリジナルコンテンツ THE DANCE DAYをみんなでプレイバック!-TAKAHIRO&shoji&世界によるスペシャル解説!Kのコメントも!-【FINAL ROUND】大西兄妹編

 

これらを見ると審査員が大西兄妹のダンスをどう感じたのか一部ですが分かりました。熱量のあるコメントを聞くと台本や忖度して審査したのではないと感じました。同じパフォーマーとして素直に感嘆していると。中にはそれは考えすぎだろうという深読みもある気がしましたが。

この解説動画を含めてダンスデイでの大西兄妹が残した快挙は社交ダンスがエンターテインメントとして通用するのではないかと思いました。全国放送地上波ゴールデンタイム放送されました。影響力は非常に大きいと思われます。学連で残したご両親の偉業を超えるものかもしれません。明るい未来を感じました。

 

甲野 功

 

★ご予約はこちらへ

電話   :070-6529-3668

メール  :kouno.teate@gmail.com

LINE :@qee9465q

 

ご連絡お待ちしております。

 

こちらもあわせて読みたい

競技ダンスについて書いたブログはこちら→詳しくはこちらへ