開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
6月になりました。近所では紫陽花が色づいて見頃になっています。毎年この時期に紫陽花の名所を紹介しています。今年も2ヵ所紹介していきます。今回、次回と神奈川県鎌倉の2スポットです。
今回は通玄橋です。
かまくららいふ 通玄橋あじさいの道に感動!瑞泉寺まで続く、紫陽花の穴場スポット
鎌倉は関東屈指の紫陽花名所が多数あります。紫陽花と寺は関係が深く、古都鎌倉は歴史あるお寺がたくさんあります。お寺の名称は○○山△△寺とするように山と関りが深いです。鎌倉という土地は三方を山、一方を海に囲まれた天然の要塞。その立地から源頼朝が我が国初の幕府を開いたわけです。鎌倉では山の斜面を利用してお寺が多く、歴史もあるので数もあります。がけ崩れを防ぐために根が地中深くに張る紫陽花を植えてきた歴史がお寺にあるのです。鎌倉で紫陽花が有名なお寺というと明月院と長谷寺が2トップではないでしょうか。他にも成就院、円覚寺、浄妙寺、報国寺なども紫陽花が美しいと言われます。
そんな鎌倉エリアですがお寺ではない紫陽花が美しい場所。神社でも植物園でもありません。道です。一般道路です。それが通玄橋から瑞泉寺に向かう道です。
紅葉で有名な鎌倉宮。鎌倉の北東側で観光客も多くない方です。そこから更に奥に歩くと小川があり架かる橋は通玄橋です。その先に瑞泉寺があります。その道端に紫陽花が多数咲いているのです。紫陽花は定着するとほとんど手入れが要りません。そのためそこら辺にあります。民家の軒先、公園、道路の脇。この時期は当院のように鉢で飾る店舗も多いです。ですから道端の紫陽花では、もちろん綺麗だと思いますが、そこまで驚くことはありません。ところが通玄橋からの道はかなりの数の紫陽花が咲いていてちょっと驚きます。繰り返しますが普通の車道です。お寺や神社で手入れされているものでも商業施設に飾られているわけでもなく。道の脇に紫陽花が咲いている。それも種類が豊富。紫陽花時代、品種がとても多く、毎年新しい品種が発表されています。色や模様もたくさんあります。そこが私が好きな理由の一つなのですが。通玄橋からの道には色とりどり、形も様々な紫陽花が自然に咲いています。また石垣の上、視線よりも高い位置に咲いているところがあります。東京都北区王子の飛鳥の小径も同じような光景です。こちらの方が山がすぐそばなので自然の中に咲いているという印象を受けます。下から紫陽花を見上げながらその下を歩く。なかなかの光景と体験です。
日常に溶け込んだ紫陽花。道にたくさん咲いているだけ。それも紫陽花の良いところです。手入れが難しい花ではこのようにはいきません。超有名観光地である鎌倉でも中心から離れた静かなエリアにある一般道路。そこがこの時期は目を楽しませてくれる場所になります。
甲野 功
コメントをお書きください