開院時間
平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)
土: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)
休み:日曜、祝日
電話:070-6529-3668
mail:kouno.teate@gmail.com
住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
今日は私の母校である東京呉竹医療専門学校鍼灸マッサージ教員養成科に行きました。1年生のあん摩マッサージ指圧臨床実習に患者役として参加するためです。私はあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師という国家資格を取得していますがそれらを取るために勉強したのが旧東京医療専門学校(現在の東京呉竹医療専門学校)です。3つの資格を取ってから5年後。それらの専門学校で教員になることができる、同校の鍼灸マッサージ教員養成科に進学します。そこを卒業した春にあじさい鍼灸マッサージ治療院を開業しました。
かつて渋谷区の代々木駅前にあった東京医療専門学校鍼灸マッサージ教員養成科は、現在新宿区四谷の東京呉竹医療専門学校鍼灸マッサージ教員養成科に校名変更と移転しました。校名変更は昨年の春に、校舎移転は昨年の秋でした。昨年校舎環境が大きく変化しました。また今年度から鍼灸マッサージ教員養成科の学科長が変わりました。私が在籍していた11年前からはもちろん、大きく変化があった教員養成科。新体制で入学したのが現在の1年生です。彼らのあん摩マッサージ指圧臨床実習。外部から患者役を集めて行います。私のときはこのようなカリキュラムがなく、今はこういう事をしているのだなと思いました。教員養成科1年生の茂木先生からオファーを受けて参加しました。
茂木先生は大宮呉竹医療専門学校鍼灸マッサージ科を卒業しているのですが、入学前に当院に来ていました。業界研究のため。それからの付き合いなのでかなりです。今年の春に国家試験に合格し、また教員養成科進学をしました。教員養成科のことについてもアドバイスをしてきました。大宮呉竹医療専門学校2年生のときに教員養成科学校見学をしています。このときはまだ代々木にあった頃。そんなに早い時期から見学するのかと私は驚きました。自分が進学したのは卒業して5年後。専門学校2年生の時点で進学を検討して見学するのかと。当日茂木先生に呼ばれて代々木校舎まで私は行きました。そのとき茂木先生と一緒に見学していたのが同級生の方々。結果、茂木先生と同級生が教員養成科に進学しました。今日のあん摩マッサージ指圧臨床実習では茂木先生と見学で話をした茂木先生同級生の2名の先生の施術を受けました。
予診表記入から問診、動作確認。術者の施術方針にそって受けます。
一人目の先生は下肢のオイルマッサージ、首肩の按摩を受けます。下肢のマッサージを受けている際に指導教員の先生が首肩の按摩と指圧をしてくれました。2名から同時に手技を受けることが初めてでした。練習ではなくきちんとして免許持ちの先生の。刺激が混同するところもありましたが面白い体験でした。
2コマ目は茂木先生です。下肢の疲労が取れたら上半身の疲れが目立ってきました。最初は下肢の疲れが一番気になっていたのですが。茂木先生は上半身の按摩と運動療法を選択しました。まだ大学生の時が最初の出会い。専門学校に来年から入学が決まっていると話した大学4年生でした。それから4年経過して手技を受ける。按摩も指圧も過去に指導したことがある相手から。感慨深いものがありました。また私が仰向けになって首や腕の施術を受けているときに再び指導教員の先生が来て脛の前面、前脛骨筋の按摩をしてくれました。
結果的に3名の先生の手技を受けました。全員が呉竹学園という同門の卒業生。個人差はありますが源流が同じだと思いました。それは私自身も呉竹学園出身でありますし。他の学校を卒業した先生の技術を受けてきたのですが同じ呉竹卒業生の手技はあまり受けてきていません。技術のベースが同じだからこそ気付くことがありました。また11年前に教員養成科で習った運動療法を受けて、記憶が蘇りました。これまで重要視していなかったのですが患者として受けてみると効果があると実感しました。忘れていた技術の振り返りになりました。技術を見直す良い機会になりました。ちょうど今年はあん摩マッサージ指圧を探求することをテーマに掲げていてちょうど良かったです。
母校に帰って患者役として実習に参加しました。茂木先生に依頼を受けたからでしたが、予想外に学びがありました。また現在の鍼灸マッサージ教員養成科の実態が感じられました。9月には今年も行う教員養成科2年生を対象にした特別授業があります。次に繋がる体験でした。
甲野 功
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