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~学連OBOG同好会飲み会だけの参加~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 学連OBOG同好会懇親会
学連OBOG同好会懇親会

 

 

日曜日に「学連OBOG同好会親睦会」に参加しました。懇親会とありますが、いわゆる「飲み会」です。

 

学生競技ダンス連盟、略して「学連」。大学時代に学連という競技ダンスの世界に出会い、人生が大きく決まりました。東京理科大学に入学し、そこで舞踏研究部に勧誘されて入部しなかったら今とは全く違う人生を送っていたことでしょう。もちろんあん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、柔道整復師になっていなかっただろうし、開業もしていなかった。結婚もしていなかったかもしれません。

学連を経験した者が集う学連OBOGイベントが多数あります。その一つが「学連OBOG同好会」。2ヵ月に一度のペースで新井健伊稚由紀子先生(東京農業大学OBOG)のお二人が主催するパーティー形式が主体のもの。他にも「学連OBOG練習会」、「学連OBOGミドルな会」といった練習会やサークル活動もあります。なお競技会も存在し、全日本もありますしもっと小さい規模のものもあります。

「学連OBOG同好会」には毎回参加しているのですが今月8月の回は年に2回ある仕事と重なってしまい欠席。昨年も欠席しました。ところが今年は同好会本番のあとに親睦会をやるという連絡がありました。仕事が終わる時刻が親睦会開始時刻。四ツ谷と原宿。遅刻しますが参加できると踏んで参加申し込みをしていました。

 

学連現役時代。飲み会が多数あり、それは文化でした。20世紀の話なので今と環境が大きく異なります。練習会、大会、合宿。それらの後に飲み会が行われていました。新型コロナなど塵もない時代。アルハラという言葉も飲みにケーションという言葉も存在しない頃。学連には飲み会という文化が根付いていました。

 

当日。仕事を終えて原宿の居酒屋に到着した私。普段はすることのないネクタイを着用。サラリーマンを辞めた私が前回ネクタイを締めたのは父の納骨。特別なときしかネクタイをしめません。それが日曜日のインバウンドひしめく原宿にワイシャツとネクタイで居酒屋に合流しました。違和感だらけなのですが、出席者から出た言葉が「学連ぽい」。そういえば。

学連の競技会はスーツ着用が義務です。正装でないといけません。ですから日曜日に開催される公式競技会では現役生は全員スーツ着用で参加するのです。私の頃は学ランという大学も1、2校あり、そこは男子が学ランを着ていました。大学生が学ランを着て外を歩いている。20世紀とはいえ平成とは思えない光景がありました。そして競技会後の飲み会は当然スーツで参加します。サラリーマンの飲み会同様。酔ってネクタイを無くさないようにしらふのうちにしまっておくことが重要でした。それが当たり前だった経験がみんなあるので、日曜日にネクタイをして登場した私の姿が、学連ぽい、のでした。

また本番に参加せず飲み会から参加する。これも、学連ぽい。個人差がありますが当時の学連経験者は飲み会がだいたい好き。好きというより義務。練習会、競技会、合宿、そして飲み会は参加義務がある。そのような考えでした。東京理科大学舞踏研究部には当時、「飲みファイナリスト」という言葉(概念あるいは信仰)があり、飲み会に最後までいる者は競技会でも決勝に残る(ファイナリスト)というもの。飲み会に参加することを正当化するゴリ押しの一面もありますが、やや合理性もありました。どんちゃん騒ぎをしているようで後半は腹を割った本音の語り合いになり。そこで先輩、後輩、同期と本音・本心で言葉をぶつけ合い高める、反省するといったコミュニケーションをとる場になる。特に成績優秀者は孤独なところがあり、他から嫉妬を受けるもの。弱音や本音をこぼせるのが飲み会の最後しかなかったりします。

 

なお私はお酒を飲みません、飲めません。体質的にアルコールを受け付けないので酒を飲むと顔が真っ赤になり気分が悪くなり眠くなります。お酒を飲んで楽しく酔ったという経験は人生に一度しかありません。酔うというのは気分が悪くなることと同義なのです。学連時代も最初はビール半杯、一杯を飲みます。すると顔が真っ赤になりあからさまに気分が悪くなっている姿になるので誰も飲ませようとしません。結婚式を神前式にしたのですが、その時の御神酒ですら気分が悪くなると判断して口をつけるのを一度だけにしたくらい(儀式として何度か飲む)。あんな少量で?と思うかもしれませんがそれくらい体質が合わないのです。そうは言っても本当はいけるのでしょう?という酒飲みの勝手な決めつけから酒を飲ませてきても、みんな止めればよかったと後悔するのです。そして懇親会は自転車で行ったので帰りが飲酒運転になるので飲めません。道路交通法が厳しく取り締まりますし、自転車は法律上は乗用車と同じ扱いです。

酒が飲めませんが酒の席は平気です。文字通り懇親する場としてとらえているので。そのときの懇親会の場には4人も学連同期がいました。この年齢になると同世代と会う機会は減りますし、完全に同期というのは貴重です。部歴が絶対の縦社会だった学連。大学は違っても同期というのは本当に重要です。

学年が異なっても出身大学も重要。だいたいどの時代の人か分かるので共通に知る人物がいて。何人かたどるとその人にたどり着くものです。このときも現在と過去を、他大学同士を、結びつける繋がりが発覚して盛り上がりました。私の場合、今の仕事が学連現役選手と関りがあるので情報収集、顔を売るという意味でも大切なことなのです。

 

飲み会の作法を徹底的に叩き込まれた世代。各大学で飲み会ローカルルールがありました。今ならアルハラ、パワハラの問題行為ばかり。それを経験しているメンバーだから現在はとても紳士的です。変な強要がなく。余計なお節介もなく。気を遣えるけれど敢えて過剰にしない。そういうスマートさがあります。若い頃に無茶をしたからこその。当時のエピソードは今の価値観なら大問題になることばかり。そのノリを持ち込むような人がいなかったです。

 

学連OBOG同好会に参加せず飲み会だけの出席。猛暑の午後、帰宅した方が楽でしたが敢えてネクタイ着用で参加しました。実りあるものでした。

 

甲野 功

 

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