開院時間

平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)

: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)

 

休み:日曜祝日

電話:070-6529-3668

mail:[email protected]

住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202

~サムエル・コッキング苑~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 サムエル・コッキング苑
サムエル・コッキング苑

 

 

鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師にとって非常に重要な存在である杉山和一。江戸時代初期にいた盲目の鍼師、按摩師でした。当時は目が見えなくなると演奏、唄などの音楽家か按摩や鍼の療術師になるしか生活できませんでした。特殊技能があれば別なのでしょうが。杉山和一も鍼の技術を修得しようとするもとても下手だったそう。彼が現在の神奈川県藤沢市にある江の島にある岩屋で修業し、福石という石に躓いた際に管鍼法という技術を閃いたといいます。この管鍼法は日本の鍼技術における革新となり、現在でも日本人鍼灸師はほぼ管鍼法を用います。後に江戸幕府5代将軍徳川綱吉に鍼技術が認められて現在の墨田区に領地をもらった後も江の島まで参拝を続けたといいます。自動車のない江戸時代に東京都墨田区から神奈川県藤沢市の江の島まで往復していたと考えると行動力が凄まじいです。もちろん目が見えていない状態です。

 

江の島には杉山和一のお墓があります。躓いた福石も史跡として残っていますし、杉山和一検校の銅像もあります。検校というのは江戸時代の盲人社会の階級において最高位です。

このように江の島は現在も鍼灸専門学校学生にとって聖地に近い場所。今月あん摩マッサージ指圧師国家試験、はり師国家試験・きゅう師国家試験が行われますが、受験生は江の島の杉山和一関連のところに願掛けに行くことがあります。私も当時は出向きました。

 

江の島を遠目に眺めると印象的な鉄塔が遠くからも見えます。これは展望灯台でシーキャンドルといいます。日が暮れると光がともり、文字通りキャンドル(蝋燭)のようです。シーキャンドルがあるので写真を見たらすぐに江の島だと分かります。その展望灯台シーキャンドルがあるのが江の島島内にあるサムエル・コッキング苑なのです。

 

江の島サムエル・コッキング苑

 

江の島は結構広いです。おそらく歩くと思ったよりも広いなと皆さん感じることでしょう。入り口の商店が固まったエリア。青銅の鳥居をくぐり参道を進むと大きな門。江の島神社は3つの宮があります。丘を登っていきます。途中エスカーという有料エスカレーターもあるほど、登るのは少々大変。最後のエスカー出口を出ると島の頂上部へ。そこにあるのがサムエル・コッキング苑です。

 

条件によっては入園料がかかる公園施設。夜にライトアップがあり、その場合は入園料がかかります。また中にあるシーキャンドルに入って展望台を利用する場合も入場料がかかります。植物園でもあり、四季折々の植物が楽しめます。また眺望が抜群で相模湾を一望できて、晴れていれば富士山も拝めます。シーキャンドルに登ればなお一層壮大な景色を楽しめます。

 

余談ですがこれまで何度もサムエル・コッキング苑に行ったことがありますが、高所恐怖症であるためシーキャンドルは好きではありません。子どもが生まれて家族で江の島に行った際に、長女とシーキャンドルを登って展望台に行ったのですが、私は怖くて機嫌が悪くなってしまいました。コイン式の望遠鏡をやりたいと子どもに言われたのですが小銭がその時ありません。降りて持ってきてと頼まれたのですが断固拒否。子どもが泣いてしまいました。よってあまりシーキャンドルにいい思い出がありません

 

サムエル・コッキング苑の名称は、明治時代の英国人貿易商サムエル・コッキング氏に由来します。サムエル・コッキング(Samuel Cocking)はイギリス領アイルランドで生まれました。明治元年(1868年)に横浜へやってきて、横浜居留地にコッキング商会を開設します。翌年に日本人女性の宮田リキと結婚し、妻名義で江の島に土地を購入します。江の島に住居用別荘と大規模な植物園を開設するのです。これがサムエル・コッキング苑となります。明治時代に本格的な植物園は珍しいものでした。なお日本で3番目に古い植物園です

サムエル・コッキング氏は大正3年(1914年)に日本で亡くなります。その後大正12年(1923年)に起きた関東地震も影響し荒廃してしまいます。戦後に跡地を藤沢市が買収し、昭和24年(1949年)に藤沢市立江ノ島熱帯植物園が誕生。昭和26年(1951年)に読売遊園(後の二子玉川園)にあった落下傘塔を園内に移築し、読売平和塔という展望台を兼ねた民間灯台を建設します。後に江の島灯台と呼ばれるようになります。平成に入り21世紀となった平成14年(2002年)に改修工事のため閉園します。このとき縄文土器類1万点が出土し、さらにサムエル・コッキング氏が建設した温室設備を発見されます。翌平成15年(2003年)には新たに展望灯台(シーキャンドル)が完成、江の島灯台は後に解体。同年「江の島サムエル・コッキング苑」としてオープンするのです。

 

現在のサムエル・コッキング苑は様々な要素が詰まっています。マイアミビーチ広場があります。なぜマイアミビーチなのかというと江の島がある藤沢市と姉妹都市提携をしているからです。長野県松本市とも海の観光都市と山の観光都市という関係で姉妹都市提携をしており松本市から贈られた象った記念碑があります。他にも韓国保寧市から寄贈された石塔。中国昆明市から職人が来日して建てた本格的な中国伝統建築様式の四阿騁碧亭昆明碑記、孔雀のブロンズ像。カナダのウィンザー市から贈られたバラ園

また日本初のフレンチトースト専門店「LON CAFE」やテラス、グッズショップも園内にあります。平日営業は17時で終わりますが土日祝日は20時まで開いていてライトアップが行われています。

 

江の島全体が有名な観光地ですが、その島内は色々な種類の見どころがあり、その一つがサムエル・コッキング苑。和洋折衷、各都市のモニュメント。象徴的なシーキャンドル。景色。とても面白いところです。

 

甲野 功

 

★ご予約はこちらへ

電話   :070-6529-3668

メール  :[email protected]

LINE :@qee9465q

 

ご連絡お待ちしております。

 

こちらもあわせて読みたい

諸々、院長が紹介するものについて書いたブログはこちら→詳しくはこちらへ