開院時間
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週末に上野恩賜公園の東京都美術館に行ってきました。写真展を観ました。
第38回日本写真家連盟展 第14回公募作品展 四季の彩り
後援 環境省 東京都 (公社)日本写真協会
この展示は東京都美術館の1階第3展示室で行われていて、期間は2026年2月12日~19日の間。1週間。母の写真作品が展示しているのです。
アマチュアカメラマンといっていい母。フィルム時代から主に自然風景を撮影し続けています。カメラ歴は数十年になるでしょう。
元々カメラに興味がなかった母。きっかけは亡くなった父でした。大学ではワンダーフォーゲル部に所属し、若い頃はヨーロッパの本場アルプスにも挑戦、晩年に日本百名山を全て踏破した父。アマチュア山岳家でした。本人はそのように名乗っていませんでしたが。先月の一周忌で知りましたが山岳部は縦、垂直方向に動くといいます。より高い山を登る。頂上を目指す。ワンダーフォーゲル部は横、水平方向に動く。山々を縦走していく。そのため父はどれだけ高い山を登ったのかよりも、どれだけの山を渡り歩いたかも主目的にしていたようです。私も物心つく前から山登りをさせられていました。最初は家族4人、父母姉と出かけていましたが、母が来なくなり、姉も行かなくなり、小学生の後半は父と二人で山に入ることが多かったです。段々と登山レベルが上がっていき、何泊もしていくつもの山を越えていくように。小学校までで父との登山は終わり。父は自分のレベルで単独、あるいは旧知の仲間と山に行くようになります。
父は記録として山の風景写真を撮影しています。昭和ですからもちろんフィルム。36枚撮りや24枚撮りのフィルムを何本か持って。荷物の量には制限があるのでたくさんは持てません。今のデジタルと違って1枚1枚が重要。現像しないと何が映っているか分かりませんから、その場で見直しもできません。おのずと風景写真が上手になったのでしょう。
詳しいやり取りは知りませんが父が母に写真撮影を教えたとのこと。今となっては感慨深いものがあります。母はどんどん写真撮影にのめり込み写真教室に通い、山に入り、風景写真を撮影し続けました。
撮影していくとおのずと写真が増えていきます。写真コンテストに応募するようになっていきます。すると入賞することもあり。これまでに幾度と入選したことで作品が展示されるようになりました。何回か数えきれないくらい。場所で多いのが東京都美術館。入場無料で会期が1週間程度。過去に何度も展示された母の写真を観に行きました。
今回も足を運びました。
おそらくもう何度も展示されることはないだろうなと思っています。ここ数年は足腰が衰えて写真撮影に出向いていません。今回の展示作は過去に撮影したものを応募したもの。かつて好きだったことができなくなっている現実があります。
父が亡くなり1年。いつまでもいると思うな、親と金。そんな標語がありますが実感しています。今を大事にしようと思います。
甲野 功
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