開院時間

平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)

: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)

 

休み:日曜祝日

電話:070-6529-3668

mail:[email protected]

住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202

~2026年春ミニ東部戦観戦~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 2026年春ミニ東部戦
2026年 春ミニ東部戦

 

 

学連の大会である春ミニ東部戦を少し観戦してきました。観戦というより視察といったところです。春ミニ東部戦は正式名称が『第11回東部日本学生競技ダンスミニ選手権大会』といいます。現在当院は春東部応援キャンペーンを開催中で6月20日、21日が(春の)東部日本学生競技ダンス選手権大会(東部戦)です。前期期間中の東部日本ブロックで最も大きな大会。その前哨戦に近いのがミニ東部戦です。なおミニ東部戦は前期(春)と後期(秋)の2回開催されるので、今回視察した大会は春ミニ東部戦と区別しています。

 

学生競技ダンス連盟、通称“学連”。社交ダンスを競技として行う競技ダンス、それを行う大学の組織です。学連は全国組織(全日本学生競技ダンス連盟)があり、その下に各地区ブロックがあります。その中で最大なのが東部日本ブロック。他には北海道、全東北、中部日本、関西、中四国、全九州とあります。東部戦は東部日本ブロックの全大学が参加します。ミニ東部戦も同様ですが、東部戦が参加選手の部歴制限がない4年生が出場する大会であるのに対し、ミニ東部戦の方は2、3年生がエントリーするシニア部門と1年生が出場するジュニア部門に分かれています。また1年生のジュニア部門に東京六大学(慶應、東大、早稲田、立教、明治、法政)はエントリーしていませんでした。その前のミニ六大学に出場しているためです。数年、あるいは毎年競技会ルールが変わるので整理する上で会場に行き状況を把握するようにしています。

 

まずこのミニ東部戦。選手権大会と銘打っていますが源流は理工戦にあります。学連OBOG歴10年以上だと理工戦の方が馴染みがありミニ東部戦とは?という感じでしょう。理工戦とは前期、後期と年に2回開催されていた理工科系大学の競技会です。理工科系といっても実際は当時弱小だった大学の集まり。そこに東京理科大学がいたので便宜上、理工戦という名称になったそうです。ずいぶん前にそう聞きました。理工戦校という理工戦に出場する大学は東京理科大、獨協大筑波大武蔵野美術大成蹊大東京農大千葉大都立大青山学院大東京電機大(現廃部)の10校でした。どうでしょう、純粋な理工科系大学といえるのは理科大と電機大だけ。後に神奈川大(現廃部)が加わりますが。総合大学ならまだしも獨協大は文系ですし武蔵野美術大は美大です。東部日本ブロックには電気通信大、東京工業大(現東京科学大)、工学院大(現廃部)などがありましたが理工戦校ではありません。この特殊な大会は前期の春理工戦で1年生がデビューすることが特徴でした。筑波大を除く理工戦校は入部してすぐの5月に競技会デビュー。他の大学は後期の夏以降にデビューするのが一般的でした。そんな短期間で競技させるのはどうかという声がある中、伝統的に理工戦校は春にデビュー戦をしてしまいます。競技ダンスは10種目あるのですが、私が東京理科大学舞踏研究部に入部する前年までは春理工戦のジュニア戦はワルツのみでした。それが、私が入部した1996年からワルツ、ジルバの2種目になります。ジルバはパーティーステップで競技種目ではないのですがルンバを覚える暇がないからとジルバを競技に入れました。ジルバが競技種目にあるのは春理工戦くらいでした。

 

時代が経過します。増えすぎた競技会をまとめる動きが東部日本学連に起きます。ラテン新人戦、モダン新人戦、東部ジュニア、東都ジュニア、六大ジュニアは前期新人戦後期新人戦に統合されます。そして理工戦はミニ東部戦という名称になり参加大学は東部日本ブロック全般に変更します。背景には神奈川大学主催の神奈川大学戦、東海大学主催の松前杯、都立大学主催の皐月杯が消滅して大会が減っていきました。その前には日本大学主催の桜門杯、明治大学主催のレインボーカップ、ミッション系大学によるミッションカップなどもありましたが無くなっています。理工戦に東部全大学を出場させる方針に変わりました。その結果、1年生は春ミニ東部戦でデビューすることになります。近年は競技ダンス経験者も増えてきて競技会として成り立つようになっていますし。そしてミニ六大学戦(東京六大学新人戦)というものが5月末に行われ六大学の1年生はこちらでデビュー戦を行いました。ですから今回の春ミニ東部戦にはエントリーせずということになります。

 

ミニ東部戦は元が理工戦なので理工戦システムが残っています。衣装は男性(リーダー)がシャツ・ベスト、女性(パートナー)がレオタード・パニエ。出場する1~3年生全員この衣裳です。新人戦もこの衣裳なのですが、2年生以上はドレスで踊ることが一般的。誰もが(スタンダード、ラテンアメリカン問わず)同じ衣装で競技するというのは異例です。新人戦は全員が同じベーシックステップという決まりがあり、衣装にも左右されず純粋な基礎ダンス力で審査をする方針ですから衣装が統一されますが、春ミニ東部戦ではシニア(2、3年生)はバリエーションという個々のオリジナルステップを踊ります。シャツ・ベスト、レオタード・パニエの姿でバリエーションをするのは昔でも春理工戦と東部ジュニアくらいでした。経験者なら分かるのですがドレス衣裳とシャツ・ベストの衣装では見え方がかなり変わります。踊りも若干変わります。選手は戦い方に影響を受けます。

そして経験者が語りますが、シャツ・ベストのバリエーションを審査するのは大変なのです。衣装がみんな同じなのに運動量が大きく動き回るわけです。更に理工戦からの流れなのか、ミニ東部戦は共通OBOGジャッジなのです。共通というのはスタンダードとラテンで審査員を分けず、両部門を同じ審査員が行います。学連は片方に専念する世界で10ダンサーというのはいません。個人的に踊れる人はいるでしょうが、少なくとも東部日本ブロックでは2年生以降は専攻部門にしか競技に出ません。スタンダード選手がラテンを審査するのは大変で、その逆もそう。1年生のジュニアはまだしも3年生が入るシニアの審査はきつい。ましてドレスではないので選手の区別が大変。ミニ東部戦はジュニア、シニアの両部門でスタンダード、ラテン全部を審査員が続けてみます。通常の大会は裏の種目は休めるのですが。私は20年以上前に春理工戦で審査員を経験していて本当に大変だった記憶があります。今回の7名の審査員は1日大変だったと思います。

そうOBOGジャッジというのは学連を卒部した先輩が審査員をすること。母校の後輩を審査するのです。そうなるとやはり贔屓というのが出てきます。普通の神経なら相当ひどくなければ後輩にチェックを与えてしまうもの。そうなるとOBOGジャッジがいる大学の選手が有利になるので複数名審査員を用意するのです。ところが。春ミニ東部戦は7名。共通ジャッジは9名というのが暗黙のルールだったのですが新型コロナ以降OBOGジャッジを集めるのが大変なのでしょう、7名です。そうなると審査員一人の影響が大きくなります。どういうことになるかというと、いわゆる荒れる結果になります。番狂わせがおきやすい。去年みた秋ミニ東部戦もそうでした。最上位のメンバーは変わらないのですがそれより下は下馬評通りにいかないことが増えてきます。

 

そのような事情を考慮して、来院している選手のチェックを含めて、会場に行きました。

 

会場は春東都戦と同じ電気通信大学。4月と違って会場が暑い。まだ涼しい気候のはずが、アリーナに入ると立っているだけで汗が出てきます。とてつもない運動量で競技ダンスをフロアー内でしているわけです。周囲には選手が大勢います。暑いのは当然です。そうなると懸念されるのが熱中症。空調がない会場もあり、夏場の暑さは尋常ではありません。今のような猛暑ではなかった20年以上前でも6月の大会で、大会中に熱中症で倒れた例はありました。かく言う私も危なかったことがあります。6月末に東部ジュニアという大会があり、審査員長をしました。正装が絶対で審査員長という肩書も得たこともありネクタイを締めてジャケット着用で閉会式に臨みました。閉会式に総括をしますし。本部席で立っているだけで汗が止まらなくなり頭がくらくらしてきました。選手がフロアーに並び会場の選手が起立している。風の流れが止まり人が密集する。あんなに暑くなるとは想像だにせず。危うく倒れそうになりました。審査員だけでこれですから競技者はもっと大変です。

スタンダードの方はむしろ涼しい方かもしれませんが、ラテンの方はドレスはもっと肌を露出していて涼しい衣装なのです。ワイシャツにネクタイをしめてラテンのバリエーションを踊ることはまずありません。長袖で。ミニ東部戦はシニアは5種目戦(予選2種目、準決勝戦から5種目)です。予選まで2種目でヒート毎のインターバルがあったものが、準決勝戦から5種目一気に踊ります。3種目目のあとに水分補給タイムがありますが消耗度が跳ね上がります。決勝に残るメンバーはそれを二度繰り返します。暑さ対策をどうするのか、仕事がら考えてしまいました

 

ダンスそのものでみると、ヴィニーズワルツの成長が見られました。今年の東都戦、六大学戦から完全に10種目となり、予選からヴィニーズワルツが入ります。準決勝戦でヴィニーズワルツで内側に入りステップをする選手が登場しました。基本のナチュラルターン、リバースターンで外側を周るとぶつかります。フロアー中央に入って踊った方が有利なのですがそれをするにはかなり技術が必要になります。今年の春東都戦、春六大学戦ともに中央に切り込んだ選手がいなかったのですがミニ東部戦では登場。オーバースウェーが出ました。同じステップを延々と繰り返すより一息つけるのでできるなら有利になります。ヴィニーズワルツ対策が進んだことがみえました。もう一方のジャイブはよりこなれた感じが出てきました。完成度が上がっています。3年生まででもかなり見劣りしなくなります。

 

全体の結果をみると大きな変化がありました。これまで部員数が減って廃部寸前だった大学が盛り返してきています。特に団体3位に入った東海大学。諸々の条件が重なった結果ですがここ数年では考えられない団体成績です。

全体的にエントリー数がかなり増えています。今回の出場大学数は28校。コロナ前よりは少ないですが随分と戻ってきました。各出場するもジュニアの1年生は各種100組を超え、シニアも80組以上。4年生が出ない中でこれだけの数があります。ジュニアは4次予選、シニアは3次予選までありました。

こうなると今週末の春東部戦の団体成績が混沌としそうです。今年からⅠ部校、Ⅱ部校制度が復活するため東部戦の団体成績がよりシビアになります。完全10種目になり出場枠が増えました。学連の基本原則にある“学校を背景とする団体競技”そのもので総力戦になるでしょう。

 

春東部戦で全日本選抜出場できるかが決まります。そして東部Ⅰ部校か否かも。フォーメーション出場校はコロナ以降最高数。春ミニ東部戦の結果をみると予測が難しいところですが楽しみです。

 

甲野 功

 

★ご予約はこちらへ

電話   :070-6529-3668

メール  :[email protected]

LINE :@qee9465q

 

ご連絡お待ちしております。

 

こちらもあわせて読みたい

学連について書いたブログはこちら→詳しくはこちらへ