～第２回小児向け按摩講習会～

先日の日曜日に、２回目となる小児向け按摩講習会を行いました。

前回同様治療院を開放して、友人夫婦とその子ども、私の長女が参加しました。

当日の様子はプライバシーのこともあり今回も公開しませんが、やはり赤ちゃん、幼児が遊びまわる混乱状態の中で行われました。

それでも、２回目となると少し余裕が出てきて、実技を多めにすることができました。

内容は、

”按摩とは”、”マッサージとは”ということ、そして資格の範囲について。

「あん摩マッサージ指圧師」免許の話も。

次に
東洋医学の”陰陽”と”経絡”について。案の定、プリントは子どもたちの取り上げられてしまったので詳しく説明できませんでしたが。

技術については、按摩の基本手技から軽擦（さすること）、圧迫（押すこと）、柔捏（揉むこと）を取りだして、まずお父さんお母さんに対して私が行いました。

前回は親に体験することができませんでしたが、今回はその時間が取ることができたのは良かったです。

お父さんお母さんは、自ら手技を体験してもらった上で、子どもに行う様子を見ることで、実感がわいたようでした。

そして、熱を捌くという観点から、ステンレス鍉鍼と大師流で使う三稜鍼を用いた小児鍼をデモンストレーションしました。

今回は割と子ども同士で遊んでくれたので余裕があり、参加したお子さんの症状について東洋医学の見地から対処法を説明することができました。

具体的な経穴（ツボ）、経絡（気の流れるライン）などを、教科書を見せて紹介。

次回も別の家族を招いて開催する予定です。今まで勉強してきた知識と実学をすり合わせていく作業をしています。

甲野　功