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~鍼の話 (大師流)三稜鍼~

小児鍼において、歴史がある流派といえば大師流小児鍼があります。


この流派の特徴は、もともと刺すもしくは皮膚を破る用途の三稜鍼を、擦る用途で使ったことです。

私が使用する三稜鍼は大師流小児鍼の勉強会で購入した大師流三稜鍼といえるものです。

三稜鍼と表記していますが、今から約二千年前に中国で用いられていた九鍼のひとつ、鋒鍼のことです。


刃の形状が三隅にある三ツ目錐のようであるから三稜鍼の別名があります。ステンレス鍉鍼と比較した画像を載せましたが鍼尖が鋭いのが分かると思います。


大師流では三稜鍼の名称を使うので私も三稜鍼と記載しています。


※鋒鍼(三稜鍼)は本来皮膚を破るための鍼ということで、血を出す瀉血という手法に用いられます。単回使用のディスポーザルタイプもあります。


小児鍼で使用する(大師流)三稜鍼も先が鋭く尖っておりますが、擦って使用するので痛みも出血もありません。
手で覆うように持つので鍼自体がほとんど見えず、手のひらで撫でているように見えます。


小児鍼のデモをすると、それが鍼なのですか?と疑問に思われる理由です。しっかり持って子どもの目に触れさせず、鋭い鍼先で皮膚を傷つけないように扱います。


ほぼ、子どもにしか使用しないものなので、細心の注意を払って扱う鍼です。


甲野 功