開院時間

平日: 10:00 - 20:00(最終受付19:00)

: 9:00 - 18:00(最終受付17:00)

 

休み:日曜祝日

電話:070-6529-3668

mail:kouno.teate@gmail.com

住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202

~経歴 幹部編~

あじさい鍼灸マッサージ治療院院 箱根芦ノ湖
退職直前にスタッフと行った旅行先。箱根芦ノ湖。

 

 

鍼灸マッサージ師として就職した鍼灸整骨院。働き始めてから、新人時代を経て、働きながら柔道整復師になるため専門学校に通い、プライベートでは結婚しました。個人としていろいろな事が変化するなか、職場も変わっていきました。就職当時は一院しかなかったのが、職員を増やし、分院二つを構えるまで成長していきます。その中で先輩社員が抜けていくこともあり、私は本院の副院長を任されるようになっていました。資格を取って3年目のことでした。本院の院長はオーナーであり、各院を回りながら全体をみる立場になるため、実質本院の現場責任者に。患者さんへの治療だけでなく、職員のタイムカード管理、経営方針の作成、社内規則作成、社員育成など管理職としての業務が増えてきました。それ以前から行っている保険請求業務に追加しているわけですから仕事量がどんどん増えます。

副院長職がつく前から、職場に経営コンサルタントがつくようになり、同時に院長は経営者セミナーに足を運ぶようになっていました。そのため、それまで意識してこなかった「経営」に関する内容が高い割合を占めていくことになります。経営コンサルタントとの会合、それに伴う実績を数値化しデータにまとめる。経営に関する書籍を読む。経営に関する課題が与えられる。各月の経営目標や施策を考える。後輩社員のための試験問題作成や昇進試験の実施。マネージメント研修のためセミナーに参加する。ドラッガーやクレドといったものを知ったのがこの頃です。セミナーや書籍、経営会議などを通してことを覚えていきます。いち治療スタッフから新しいステージに移っていきました。

 (※ドラッガー:ピーター・ドラッガーのこと。経営分野の偉人。)

(※クレド:企業理念を書いたカード、小冊子のようなもの。従業員が常に携帯することが多い。)

 

このこと自体はとても成長できた経験でしたが、治療家としてまだまだやることがあるという思いから、職場への不満が出てきたのです当時の私は柔道整復師科に通っていました。国家試験に向けての勉強もしなければなりません。現場の最前線で患者さんに向き合っていたのが、診療時間内でもセミナーに参加するため職場を空けることが増えてきました。幹部会議が通常業務後に行われ、タクシーで帰宅することが増えていきます。休日も経営セミナーに参加することもありましたし、ホテルでの泊まりこみ研修もありました。疲労が抜けきれない日

プレイヤーからマネージャーに移行していく状況に、まだまだ勉強することがある、もっと治療家として成長したい!という思いは強くなってきましたそして、このときに初めて独立開業が頭によぎるようになってきました。今では考えられませんが、もともと私は就職して安定した環境にいたいと思っていました。自分で始めることは絶対ないと考える安定志向。それが、これだけ経営のことをやるのならば自分でした方がいいのでは、と考えるようになりました。

肉体的にも精神的にも追い詰められた状況になり、妻とも話した結果、退職を決意しました。国家資格を取ってから約4年、とてつもなく濃密で自己を成長させてくれた職場でしたが、去ることにしました。柔道整復師国家試験の2ヵ月前でした。ひとまず国家試験に専念し、試験後に身の振り方を真剣に考えることにしようと思いました。

 

幹部職を経験できたことはとても大きかったと、今ならいえます。自分の下で働いてくれたスタッフ、同じ立場だった幹部、そしてオーナーである院長(代表)に感謝しています。

 

~経歴 区内クリニック編~ へ続く

 

甲野 功

 

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