治療時間

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~写真撮影を娘に教えた~

先月末に家族旅行で行った石垣島に一眼レフカメラを持って行きました。
幼い娘二人が一緒の家族旅行では、荷物になるのでカメラはまず持って行くことがありません。とてもかさ張りますから。それでも初めての沖縄、そう簡単に来られる場所ではありません。きっと絶景が見られるだろうと思い、荷物になるのを承知で持って行きました。

 

私は写真撮影が趣味の一つと言えるくらい好きで、それなりにこだわりがあります。
ネットにあげる写真は原則自分のところで撮影したものだけにしており、フリー素材を使うことはしません。よくある<問診から治療までのイメージ>みたいなプロカメラマンがモデルを使った画像素材を使うことはしません。極力自ら撮影し、本当の自分や治療院でも写真を使うようにしています。
こだわる理由の一つに母親がアマチュアカメラマンということがあります。仕事をリタイアする時期に始めて、今では写真展に入賞するくらいになっています。頻繁に撮影旅行に出かけています。

 

石垣島に着き、素晴らしい風景にカメラを構えました。すると父がカメラを構える姿を初めて目にした長女5歳が「やってみたい!」と言い出しました。私の一眼レフは母のお古で、今のカメラにしてはとても重たく、かつ被写体がモニターに映らないのでファインダー越し覗いて構えないと写真を撮ることができません。5歳の娘には重たく、シャッターボタンまで指が届きません。それでも娘は「やるの!」と言い張り拙い撮影をしていました。

 

重たいうえにボタンが固いので、シャッターボタンを押すとカメラが動いて写真がぶれてしまいます。精密機械なので絶対に床に落とさないように注意しながら行いました。すると、それなりに写真が写せるのが気に入ったようで何枚か撮影していました。怪我の功名と言いますか、何とも味わいのある写真が偶然撮れてしまいました。

 

妹の後ろ姿を撮った写真

 

頭の先がフレームから外れ、手前には余計なハンガーが映っています。それがまた何とも言えない雰囲気を出しており、私は感心しました。撮影に慣れてくると、こんな構図はあり得ないという固定観念が出てくるのですが、自由な子供の発想と技術と知識の無さが面白い写真を生みました。

 

教える際に、この向きで撮ってみよう、あれを中心にしてみよう、少し逸れて光を逃してみよう、などと話してみました。すると娘には、それまでただ見ていた風景が違ったものに見えてきたようです。こうすると良いのかな?と自分でも考えだしました。
写真撮影を意識すると今まで漠然と見ていたものが新しい見方ができるようになる。ちょっとした収穫でした。褒められてその気になった長女は写真撮影が上手だとうきうきしていました。

 

 

石垣島から帰ってきた同じ週の新潟旅行には、私は一眼レフを持って行きませんでしたが、母が持参していました。
娘は石垣島でカメラ撮影に気を良くしたので、新潟旅行ではおばあちゃんのカメラを借りて、もうできるよ!と撮影しました。
小千谷愛宕山の山頂で、娘は太陽とお堂を撮ったのですが逆光のため、右半分が真っ黒、左半分が強い太陽光に晒られた山肌、という奇妙な写真が写りました。それを見たときに私も母も、二人とも絶対にこのような写真を撮らないので、とても面白い発想だと感心しました。母はその着想を参考に自分なりにアレンジして撮影しなおしていました。ここでも子供の自由な発想と偶然が新しい視点を生みました。また、おばあちゃんと孫が撮影という共通項で仲良くしているのが父として微笑ましいと思いました。

 

娘を見ていると写真撮影をすることでそれまでなかったモノの見方ができるようになるのだなと感じます。そして世代を離れても共通の楽しみができるツールだと思います。

 

甲野 功