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~新ユニフォーム~

今回、開院4周年を前に白衣(ユニフォーム)を一新しました

 

見る人が見ればすぐに気づくことでしたが、それまでは専門学校の鍼灸マッサージ教員養成科で着ていた白衣を着ていました。
袖には東京医療専門学校の校章が縫われていたのです。この校章は一見何を描いているのか分からないデザインで(アルファベットを変形させている)、一般患者さんにはそういう白衣なのだろうと思われていたでしょう。
そもそも患者さんはそのようなところまで気にしないでしょうが。

 

治療院のイメージカラーが青でちょうど白衣の色も薄い青色だったので、そのまま仕事着にしてしまいました。開業当初はなるべくコストを掛けたくなかったので新しく買うのを控えたという事情もあります。とにかくもったいないから使えるものはそのまま使ってしまえ、の精神でした。

それとあまり格好にこだわりがありませんでした。


最近は医療従事者のユニフォームは多様になっており、深い緑や黒、紫、ピンクなど、多彩です。形もケーシーと言われるものから外科医の執刀着のようなものまで種類が豊富です。
昔ながらの上下真っ白というスタイルはむしろ珍しくなっています。白衣高血圧という言葉があり、白衣を着たひとを前にすると緊張してしまうケースがあるのでこのような変化があったのかもしれません。それと白は汚れが目立ちますからね。

 

今年に入り、色々治療院の設備を新しくしようと考えていました。その一環として白衣、すなわちユニフォームを変えようと決めました。白衣に多様性が出てきた現在ですから、他と違うものを着たいという欲求と、見た目をもっと格好よくしたいという願望がありました。
そこで同じ新宿区に構える三光白衣さんで選ぶことにしました。三光白衣さんは名前の通り白衣販売の専門店です。今回初めて店内をきちんと見て回りましたが、白衣以外の品でもなかなか掘り出し物があります。

 

私の希望は、イメージカラーの青を基調としており、スクラブタイプでデザイン性が高いもの。そして体のシルエットが綺麗に出るもの。このようなものでした。普段服に執着がないため、選ぶのはちょっと面倒でしたね。それまでは何を着ても職業が治療家と分かればいいでしょ、という気持ちでしたから。

 

ネット上のカタログを隅々まで確認して、これは!というものにたどり着きました。少し濃い青に黒のポイントが入っている。デザインがあまり目にしないものでシルエットもよい。しかし、その分値段も他に比べて割高。少々迷いましたがひとまず店舗で現物を見て決めることにしました。


三光白衣さんに行くと、その白衣は取り寄せになるので少々お時間をいただきます、との回答でした。それならばと店頭に置いてある白衣を何着か試着してみました。やはりしくりこない。これは最初に目を付けた白衣を取り寄せて実際に試着してみて決定しようと思いました。少し待って取り寄せた白衣を試着してみると、これ以外に考えられない、という答え。
実際に行動したほうが納得できるものですね。

 

白衣が決まると、そこに治療院のロゴマークと屋号を入れたくなります。そうすることで既製品がオリジナルになるわけです。
屋号を入れるのは別の業者になるかと思いつつ、三光白衣さんに相談すると「うちでできますよ」の返答。ただ、うちのロゴマークは色が多いし結構複雑なので可能なのかやや心配でした。
メールでデータを送ると、かなり色が多いため制作料がかかりますよ、と返ってきましたが、それもやむなしと思いお願いしました。結局、刺繍を手縫いで入れてもらいました。


うちのロゴマークはこれから産まれてくる次女のイメージで、私が要望した内容を、次女がお腹の中にいるときの妻に手描きで描いてもらったもらったもの。パソコンで作画していないので非対称ですし、色も絵具でつけているので濃淡が不均等。それを刺繍で再現するのはかなり大変だったようです。
2着刺繍の作成費用で普通の白衣1着購入できる金額がかかりましたが、既製品が一点ものになると、必要経費と割り切りました。

 

上が納得できたのでついでに下も、という気持ちになります。ズボン(スラックス)も新調しようと決めました。
ちょうどこの頃、洗濯の際に単純なミスでズボンを一着ダメにしていたところでした。
色は敢えて白にしました。どうしても白は汚れが目立つのですが、治療院の、医療従事者のイメージでここは白にこだわりました。上が色を濃くしたので下は白の方が明るくなると判断しました。


またこれまで大きめのサイズにしていたのでダボダボした印象に見た目がなっていました。そこで敢えてサイズをひとつ小さいものにして、足のシルエットが綺麗に見えるように。これだと、太るととたんに動き辛くなりますから、普段から節制しないといけません。

 

このような感じで仕事上のユニフォームを一新しました。


きっかけは見た目をもっと変えたいという気持ちが芽生えたからです。学連選手限定で美容鍼モニターを募集したときに、選手の美容かけるこだわりを感じました。細かいところまで気にしているパートナー(女性)の皆さん。そういった選手と接していたら私自身の意識も変わります。もっと容姿に気を付けないと人にとやかく言えないな、と思うようになりました。
ちょうどラジオ収録もあったので見た目を一新するきっかけにもなりました。

 

そして自己満足度は高いのですが、常連の患者さんに誰にも気づいてもらえないという悲しさが残りました。こちらの格好など気にしていないということがよく分かりました。

 

甲野 功

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