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~キャンペーンを始めた理由~

先日の日曜日に東部日本学生競技ダンス選手権大会(通称、春東部)が獨協大学で開催されました。


3週間に渡りこの春東部に出場する選手を対象に値引きキャンペーンを行いました。当初の予定では2週間で、しかも対象選手を4年生(と組んでいる下級生)に絞る予定でした。それと同時に当初2週間後に開催される皐月杯に対して2,3年生対象の皐月杯応援キャンペーンをすることを考えていました。

 

ところが日本インターの大会と春東部が重なるということで1週間春東部の日程が遅れました。4月に収録していたダンスウェーブ(社交ダンス情報提供ラジオ)ではその計画で5月末に春東部応援キャンペーンをすると発言していたので1週間前倒しで3週間に変更。加えて皐月杯ではシニア枠の競技が中止になる、すなわち2年生しか出場しないという情報が入り、皐月杯応援キャンペーンは止めて春東部に出場する全選手を対象としたものに変更するに至りました。
(土壇場で1週間限定で皐月杯に出場する2年生対象のキャンペーンをする変更をしました。これはある学生から問い合わせがあって、皐月杯に出る2年生も割引しようと決めたしだい。)

 

これらのキャンペーンを行う主な理由は、全日本戦出場を目指す選手のサポートにあります
学生競技ダンス連盟(学連)の全国大会(全日本戦)は夏と冬に年2回あります。関東地方がある東部ブロックでは全日本戦に出場するにはハードルがあります。

夏の全日本(通称、夏全)は個人の学生日本一を決める選抜大会であり、東部ブロックで団体18位以内に入った大学もしくは春東部で決勝に残った個人カップルに出場権が与えられます。
そして他大学同士のカップルであるシャドーカップルは個人で決勝に残らなければ夏全に出場することはできません。つまり学生日本一の舞台に立つこと、挑戦することができません。
シャドーカップルは春東部には4年生にならないと出場することは許されませんから、どれだけ優秀な選手でも夏全に挑戦できる機会は1度だけ。正規カップルならば団体が強くて枠が空いて入れば3年生、もしくは2年生だって出ることもできるのに。シャドー選手には不利にできています

 

冬の全日本(通称、冬全)は4年生にとって最後でかつ最大の大会。この冬全には、東部ブロックでは正規カップルならば誰でも出場することができますが、シャドーカップルは11月に行われる東部Ⅰ部戦で準決勝以上に残らないといけません。これも結構難しい。毎年多くのシャドー選手が出てきた理科大ではⅠ部戦で引退という例が多く、昨年の無念から応援キャンペーンを始めた経緯があります。

 

今回の春東部応援キャンペーンをでもシャドー選手が何人か来ており、夏全目指して大会に臨みました。結果は出場を叶えた選手もいたし、そうでなかった選手もいました。
個人的な感想は、もっと夏全に出場させてあげたかった、です。期待や希望に添えるように全力を尽くすのがプロフェッショナルですから、出場の可能性を少しでも上げられる大会動画を見て研究中です。

 

そして次の東部Ⅰ部戦では、依頼してくれた選手は一人でも多く最後の全日本に出場させてあげたいのです。昨年、とても優秀な選手が出場することが叶いませんでした。学生最後の大舞台に立たせること。それがキャンペーンを始めた理由です。


前倒しで早い段階から手を打たないと冬全に出ることが叶いません。それならば前期の大会から、やってみようという試み。当初は対象が4年生にしていましたが、段々と下級生も対象になってきました。

 

身体機能面を変えることで技術や表現が変わる。

 

それを学連選手の頭に入れてもらいたい。かつては一握りの優秀な選手が気づいて、指摘されて取り組んでいたことを、時間とお金をかけて取り組むことで成績を上げる手助けになる。

学連に入ったのであれば学生日本一に挑戦したいではないですか。人生で日本一に挑める機会はそうないはず。シャドーになることを余儀なくされた選手にもその舞台に立ってもらいたい。
ゆくゆくは全日本の舞台に数多くのシャドー選手が立てるようになってもらう。それが理想です。

 

甲野 功

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