開院時間
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住所:東京都新宿区市谷甲良町2-6エクセル市ヶ谷B202
今年の紫陽花の名所紹介、2回目。今回は東京都北区の飛鳥山公園です。
JR、東京メトロ、東京さくらトラム(都電荒川線)王子駅からすぐにある飛鳥山公園。桜の名所としてとても有名です。桜の時期の美しさは都内屈指と言えるでしょう。
なお桜だけではなく紫陽花も有名です。ただし紫陽花が有名なのは厳密にいうと「飛鳥の小径」。飛鳥山の麓、JR各線の線路沿いの道です。飛鳥の小径については過去に紹介しました。今回は敢えて飛鳥山公園。つまり山の上に注目します。
飛鳥山公園と言えば渋沢栄一。渋沢栄一と言えば実業家として有名です。昨年の大河ドラマ「青天を衝け」で大いに注目されました。飛鳥山公園には渋沢栄一の旧邸が遺されています。旧邸「曖依村荘」跡の庭園である旧渋沢庭園。また現存する2棟が「旧渋沢家飛鳥山邸」の名称で国の重要文化財に指定されています。そして渋沢栄一に関する資料を展示する「渋沢史料館」。都内では特に渋沢栄一に関わる施設があるのが飛鳥山公園です。
飛鳥山公園には渋沢資料館の他に、2つ博物館があります。一つは東京都北区の郷土資料を展示する「北区飛鳥山博物館」。もう一つが「紙の博物館」。日本初の洋紙工場であった旧王子製紙の資料を引き継いた世界でも有数の紙専門の博物館。昭和25年(1950年)に製紙記念館として設立し平成10年(1998年)に飛鳥山公園内に移転しました。
これらの建物の前に紫陽花が咲いています。
飛鳥山公園は江戸時代の徳川吉宗から始まります。桜とはもちろん東京23区の都心部にありながら(JRの駅の目の前にある)豊かな自然と高低差のある景色を楽しめます。そこに近代の旧邸と知財の集積である博物館という比較的新しい建物があります。その建物の前を紫陽花が彩ります。飛鳥山の麓、線路沿いには飛鳥の小径があり、多くの紫陽花が咲いています。そこが注目されがちですが公園の一角にある紫陽花も綺麗です。
甲野 功
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