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~大山阿夫利神社本社~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 大山阿夫利神社本社
大山阿夫利神社本社

 

 

神奈川県伊勢原に関東総鎮護、大山阿夫利神社があります。社伝によれば今から2200年以上前の崇神天皇(第10代)の頃に創建されたと伝えられているという歴史です。崇神天皇となると神話に近いほどの年代です。その頃から鎮座する大山阿夫利神社はパワースポットとしても非常に有名です。

 

大山阿夫利神社

 

その道のりは容易ではありません。新宿からですと小田急線に乗って小田原方面へ。ロマンスカーも停まりますが数十分新宿からかかる伊勢原駅で下車。伊勢原駅からバスに乗り約25分。参道を登りながら歩くこと15分。更に大山ケーブルに乗って終点の阿夫利神社(下社)で降ります。ケーブルカーを降りて階段を上っていくと立派な社殿が見えてきます。ここが大山阿夫利神社なのですが実は下社なのです。その先に本社があるのです。ほとんどの観光客はこの下社をお参りして下山するでしょう。何故なら本社は下社から更に険しい山を登らないとたどり着かないのです。今回はその本社について紹介します。

 

大山阿夫利神社。下社だけでも素晴らしい眺めです。紅葉の名所として知られ大山ケーブルは紅葉シーズンになると非常に賑わうといいます。立派な社殿を構えています。私は7年前に訪れました。幼少期に親に連れきてもらったらしいのですがそのときの記憶はありません。その時が初めて来たという感じでした。少しハイキングコースに入り山道を進みましたが想像以上に険しかったです。私は高校時代に山岳部に所属していました。また物心つく前から父親に登山に連れていかれており、山登りに強いのです。そんな私でもこれはかなり厳しいぞと思う道でした。色々なところに警告する看板があり

「熊出没注意」

「落石注意」

「滑落注意」

「軽装で山に入るのは危険」

「引き返す勇気をもちましょう」

「午後三時を過ぎたら入山は避けてください」

「体調は万全ですか?体力は残っていますか?装備は十分ですか?」

といった文字が目に入ります。引き返す勇気をもちましょう、などと書かれるとはどれだけ危険なのだろう。そのような気持ちになりました。

 

本社は下社から徒歩90~120分と案内にあります。1時間半から2時間は山道を歩くということです。舗装された道路ではありません。そして30分も幅があるということにも警戒心が芽生えます。それくらい人によって時間が変わるということです。初めての大山は慎重を期して深く山に入らず帰宅しました。

 

それから数年後。運動不足解消を考えて登山をしようと決意。ある日大山阿夫利神社本社を目指して一人向かいました。下社の脇から登山道に入ります。その時点で急な石階段が目の前に。スピードを上げて登っていきました。高校時代山岳部部長だった私。徒歩90分ならば60分で本社に到達しようと考えて山道を歩きました。山に慣れている私でもこれは険しいと感じるものでした。だいたいの山は平坦な道を挟むものですが大山はほぼ上に登り続けます。これは相当だぞと思いながら山頂付近に到着しました。標高1251.7m。富士山が3776mで日本アルプスは3000m級があります。それに比べれば低いと思われるかもしれませんが1000mを超える山を登るのはなかなか大変でした。

 

山道に本社の銅鳥居が現れます。そこを抜けると前社本社奥社(奥の院)があります。山頂という状況であるため社殿は大きく立派とは言えませんが山の頂上にあれだけ建物があることが凄いです。ヘリコプターを使ったとしても建築するのは容易なことではないでしょう。本社の御祭神は大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)。富士山の御祭神である木花咲耶姫の父であり、山の神や水の神として信仰されています。奥社の御祭神は大雷神。火災や盗難除けの神として信仰されています。また、山頂には雨降木があります。この木に常に露が滴っていたことからここが雨降り山といわれるようになったそう。あめふり→あふり→阿夫利神社というわけです。

 

本社らある大山山頂は「かながわの景勝50選」に選ばれています。そのため景色は圧倒的に素晴らしいです。ケーブルで上がれる下社からの景色も絶景ですが山頂は比較にならないくらい広い景色が見られます。そこに鎮座する大山阿夫利神社本社は必死に歩いてたどり着く場所にあります。

 

甲野 功

 

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