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~地域散策 フルオンザヒル~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 フルオンザヒル
フル オン ザ ヒル 目黒五十番姉妹店

 

 

神楽坂には、どこの肉まんが好きか?という静かな競争があります。

神楽坂には五十番という肉まん専門店があります。大久保通りを挟んで飯田橋よりの神楽坂下にありました。そこが色々な事情により二つに分かれます。神楽坂下に元々あった店舗のすぐそばにある「神楽坂五〇番総本店」。大久保通りを挟んで東西線神楽坂駅よりの神楽坂上にある「元祖五十番神楽坂本店」。互いにすぐ近くにあります。どちらが上とか本家とかいう気はなく、今は神楽坂下と神楽坂上に2つの五十番(五〇番)があるということです。

そして実は神楽坂の目抜き通りから外れた住宅街にもう一つ肉まん専門店がありここも五十番の系譜なのです。それが「フル オン ザ ヒル」(以下、フルオンザヒルと表記)です。

 

大きい手作り肉まん専門店 フル オン ザ ヒル 神楽坂・新宿(目黒五十番姉妹店)

 

場所は都営大江戸線牛込神楽坂駅A2出口から徒歩3分ほどの住宅街にあります。住所でいうと東京都新宿区中町37番地。すぐ近くに宮城道雄記念館や中町公園、中町図書館があります。宮城道雄とは視覚障害者でありながら箏奏者として有名な音楽家。既に亡くなられていますが記念館が建つほどの人物です。中町公園や中町図書館は私が小学生の時によく利用しました。中町図書館は自宅から一番近い図書館となります。神楽坂という、よくテレビで特集される観光地ではなく、地元住民が暮らして過ごす場所にフルオンザヒルはあります。

3代で神楽坂に住む知人によると肉まんは二つになった五十番よりフルオンザヒルがいいという意見があります。地元民に愛されるお店です。

 

フルオンザヒルという名称はビートルズの『フールオンザヒル』という曲からとりました。平成23年(2011年)2月にオープン。小さな肉まんを販売していたのですが令和4年(2022年)4月以降は目黒五十番の肉まんを販売しています。そこら辺の都合が分からないのですがコロナ禍以降大きい肉まんが増えました。小さいのはプチ肉まんとプチあんまんだけが売っています。現在は「目黒五十番」の肉まんを販売しています。目黒五十番姉妹店とホームのタイトルにあり、看板にも「目黒五十番」の文字。では目黒五十番とは何なのでしょうでしょうか。

皆川吉之助という人物が実弟である田中ト天氏の養子先に依頼されて、田中ト天氏と一緒に始めたお店が神楽坂五十番なのです。昭和32年(1957年)のことでした。皆川吉之助氏は料亭の多い神楽坂でお土産品としての肉まんに着目します。各種肉まんを考案しました。なお当時の神楽坂五十番の店舗を私は覚えていますが、肉まんを前面に出していましたが他の料理も出していました。路面店には行列が肉まんを買うお客が並んでいて、その上の階では食事ができました。

昭和61年(1987年)に皆川吉之助氏は実家のある目黒に移り住み、お店も昭和62年(1988年)に開店します。これが「目黒五十番」の始まりとなります。「目黒五十番」も今も続いています。

 

よって「神楽坂五十番」も「目黒五十番」も同じ創業者であるのです。フルオンザヒルは「目黒五十番」の肉まんを販売しているのです。神楽坂エリアにある3つある五十番系統の肉まん。その歴史と背景を知ると興味深いです。フルオンザヒルの肉まんはどれも大きく立地もあり、食べ歩きよりも自宅で食べる用の肉まんと言えるでしょう。目抜き通りの神楽坂通りに面した2つの五十番・五〇番とはまた違った趣。地元利用のお店という雰囲気です。

 

神楽坂は肉まんも面白い。そこを知ってもらいたいです。

 

甲野 功

 

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