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~奈良の長谷寺~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 奈良の長谷寺
奈良の長谷寺

 

関東に住む私の場合、「長谷寺」と聞くと鎌倉の長谷寺を想像します。鎌倉の長谷寺は紫陽花がとても有名な花寺で、十一面観音菩薩があります。私にとって聖地と言える場所で随分前から事あるごとに訪れているパワースポットです。数年前に栃木県在住の患者さんと話をしたときに、その方も「長谷寺が好きでよく行く」と話すので一緒ですねと意気投合したのですが、よくよく聞いてみると奈良にある長谷寺というのです


奈良県にも長谷寺があるのか?しかも有名という。


本尊は同じ十一面観音菩薩と言いますから、途中までお互いかみ合わない話をしていたわけです。写真が趣味というところでも私と話が合った患者さん。奈良の長谷寺を撮影した写真を見せていただきました。するとどこかで見た覚えのある景色が映っていました。改めてパソコンに保存してある過去に撮影した写真を見返すと、なんと私も奈良の長谷寺を訪れていました写真撮影していたのです。神社、お寺が好きな私が忘れているとは。このことに我がことながら驚きました。記憶に残っていなかったのは、自ら望んで足を運んだ場所ではなかったからです。今回は奈良県の名刹、長谷寺を思い出とともに紹介しましょう。

 

大和國長谷寺

私がこの長谷寺に行ったのは今から10年以上前のことです。結婚する前に妻と旅行に行ったときでした。職場の夏休みを使い、高校生の頃から好きな土地、京都に行きたいと願っていました。旅行の計画をするにあたり、妻は奈良も行きたいと言いました。目立つ京都に対して地味な奈良という印象が私にはあり(奈良県の方には申し訳ないのですが)、あまり奈良には情熱がわかなかったのです。妻の希望も尊重して奈良も行くことに。そこで春日大社や鹿がたくさんいる奈良公園などを巡り、長谷寺も参拝したようです。”したようです”という表現は、当時はここがどこかも認識せずに妻の希望についていく感じ。修学旅行に来て色々と神社、お寺を見て回ったけれど何も記憶に残らない高校生のようなものでした。今思い返すと本当にもったいない。事前に調べておけばもっと楽しめたのに、と後悔します。そうすれば10年後に患者さんと話したとき、即座に私も行きましたよと言えたはず。

 

そのような状態だったのでほとんど語ることは無いのですが、見事な登廊(のぼりろう)本殿は記憶に残っています。 登廊は重要文化財に指定され、長い立派なものでした。当時から一眼レフカメラを肩にかけて撮影していた私には、感動する被写体でした。これまでにどこかで見た風景。数多のカメラマンが撮影してきたのでしょう。記憶の片隅にこの光景が残っていました。ああ、ここなのかという感動。遠近法と陰影を使った写真を撮りたいとカメラを向けました。

 

本殿は国宝に指定されています。真夏の暑い季節に下からせっせと上った最終地点。遠くまで景色をみることができました。汗だくになり登山をしたような気分で写真撮影をしたことを思い出します。もう一度あの場所に立ったら違った撮影ができるのだろうと夢想します。

新型コロナウィルス流行の影響で今月行く予定だった京都訪問が中止になりました。経済が停滞している今、なるべく観光でお金を使った方が良いと考えていますが、まだまだその時期ではありません。自粛の日々にふと奈良の長谷寺を思い出しました。


東日本大震災直後の3月末に願掛けで鎌倉の長谷寺を訪れました。観光客が激減した鎌倉をみて、これからどうなるのだろうと不安になりつつも長谷寺の十一面観音像にお参りして勇気をもらったものです。東日本大震災を超える日本、そして世界全体が危機にさらされている状況で、京都にお参りしたいと思っていました。それに連動して奈良の長谷寺が頭に浮かびました。

 

あのときは結婚する前の妻と二人で訪れた奈良の長谷寺。次は子ども達も加えて家族一緒に訪れてみたいと思いました。

 

甲野 功

 

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