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~地域の人と会食をする~

あじさい鍼灸マッサージ治療院 ラ・タルタルギーナ 前菜
シェフのおまかせランチコース 前菜

 

先週、奥神楽坂のイタリアンレストラン、ラ・タルタルギーナにて、そこで働くスタッフの高野翼さんと会食をしました。

 

高野さんはこの新型コロナウィルスで、職場であるタルタルギーナの存続が危ぶまれるためクラウドファンディングを行いました。

裏神楽坂で愛されるイタリアンレストランを応援したい!

私は高野さんと同じオンラインコミュニティに入っています。このクラウドファンディングをきっかけに連絡を受けて、高野さんとタルタルギーナの存在を知ることになりました。場所は赤城神社のそばで地元。クラウドファンディングをするよりも実際に足を運んだ方が支援になると考え、緊急事態宣言が解除されたあとに訪れて料理を頂きました。またお店の紹介も以前の投稿でさせてもらいました。

 

その後、高野さんからコミュニティメンバーでランチ会をしないかという提案があり、密を避けるため少数で行うランチオフ会が開かれました。そのときはメンバーの都合で高野さんと私の二人での開催。結果的に一対一で色々な話をすることができました。
今後何をしていこうという話では無かったのですが、二人とも「地域(神楽坂)をアピールしていきたい」という気持ちは共通していました。

 

私は生まれてからずっと新宿区牛込地区に住んで仕事も地元で行っています。タルタルギーナにほど近い赤城神社は、子どもの頃から慣れ親しんだ場所。他にもよく知るお店や施設がたくさんあります。高野さんは、出身は別ですが縁があって神楽坂のイタリアンレストラン・タルタルギーナで修業しており、神楽坂に愛着があるといいます。ゆくゆくは自分のお店を持ちたいということだそう。

 

 

以前から地元地域を外にアピールする活動を細々としてきました。希望を言えば牛込柳町駅周辺にもっと人が集まってくれることですが、徒歩圏内に神楽坂という都内屈指の有名エリアがあるので、神楽坂をフックにしてこちらのエリアも知ってもらいたいという思惑があります。


それがこの新型コロナウィルス流行により、前にも増して地元への愛着が強くなりました。これまでのように人が移動することが困難になった状況。地域全体で生き残るための取り組みが必要になると考えています。

 

報道されていますが全国でコロナ禍による企業倒産が増加しており、内訳で最多となるのが飲食店関連です。このタルタルギーナも存続危機でクラウドファンディングを行ったわけです。観光客が激減する状況に陥ったときに売上が減少するのは仕方がないことです。

 

自分だけが、自分のところだけが繁盛してもしょうがないわけで、地域全体が潤って経済が回っていかないと共倒れになってしまいます。かつてほど人の往来ができなくなっている状況ですから、その土地の住民やそこで働いている人で経済を回していく比重が高くなっています。
いつまでこの状況が続くのか読めません。例え昨年のように戻るにしても、それまで持ちこたえることができなければ仕方がないのです。

 

レストランも鍼灸マッサージ院も人が来てもらうことが基本です。テイクアウト、出張という業態・形態もありますが補助的なもの。物販やITサービスのように地球の裏側の人々までターゲットというわけにはいかないのです。そうなると人と人との結びつきが大切だと切に感じます

 

ラ・タルタルギーナで食事をしながら高野さんと話をしてたくさんの実りがありました。

 

一つはお店の料理を堪能できたこと
ランチですがシェフのお任せコースを頼みました。これまで食べたランチメニューよりも値が張る分、たくさんの種類の料理を食べることができました。前菜の良さは分かっていましたが、肉や魚料理にウニのパスタ、デザートのドルチェとこれまで知らなかった料理を楽しめました。特にデザートは予想以上の美味しさで驚きました。
実際に食べることで説得力が増します。地域の患者さん、あるいは神楽坂で食事をしようという遠方からの患者さんに責任を持って勧められるお店、料理を持つことが今後に活きることでしょう。

 

 

あじさい鍼灸マッサージ治療院 ラ・タルタルギーナ ランチ 肉・魚料理
あじさい鍼灸マッサージ治療院 ラ・タルタルギーナ ランチ ウニのパスタ
あじさい鍼灸マッサージ治療院 ラ・タルタルギーナ ランチ デザート
ラ・タルタルギーナ シェフのおまかせランチ

 

 

次に料理の知識を得ることができたこと。
高野さんは将来自分のお店を持つことを考えているだけあって、料理の知識が豊富です。当たり前のことですが私には知らないことばかり。結晶の状態で塩が出てきたことに驚きましたし、イタリアの地方にはグルメで売るエリアがあるといいます。私はお酒を飲まないのでその分食べることが好きで料理に興味がある方だと思います。それでもプロにはかなうはずもなく、高野さんが話す内容に心の奥でため息をしながら聞いていました。

 

鍼灸に対する世間の声を聞くことができた
高野さんに鍼を(他人に)打てるようになるまでどれくらいかかるのですか(期間についてのこと)と聞かれて、専門学校などで最低3年間勉強して年に1回の国家試験に合格したらできるようになりますよ、と答えました。すると「え?そんなにかかるのですか?」と驚かれました。「みんな知らないですよね、そういうこと。」と続きました。


私はもう当たり前になり過ぎて気が付きませんでしたが、人に鍼を打つのに3年の学習期間がいることとか国家試験に合格しないといけないということが知られていなかった。そして知られていない状況が普通であるということ
それがたまたま高野さんがそうだったからとは言えず、これが現実なのかという軽い驚きがありました。マッサージをするのに国家資格が必要であることが知られていないことはよく認識していましたが鍼灸も同じとは。大きな気づきでした。


普段、私のことを知る人や興味がある人とばかり接しているので関係が疎遠な人と話をすることがいかに大切か分かります。当院に予約する人は当然ある程度調べて連絡をくれるわけです。鍼灸師の認知度という意味で貴重な意見でした。

 

 

地域に根付く。地域密着

 

使い古された言葉ですがとても重要なことだと再認識しています、今この状況だからこそ。異業種、他業種の人々と実際に会って話をして互いのことを知ること。その積み重ねが後々助けてもらう、助けてあげられるという予感がしています。アフターコロナの時代はおそらく世界が狭くなり、もしかしたら江戸時代くらいの状況になるのではないと考えることがあります。外国に出ることが困難で県外(都外)に出るのもはばかられる。情報は入ってきても人の往来はごく狭い範囲に限定されていく。考えすぎなのかもしれませんが地域における人の繋がりを昨年以上に大切にしていこうと思います。

 

甲野 功

 

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